世界屈指のアニメ大国日本。
今回はそんな日本が誇る数々の名作アニメの中でも、今改めて注目すべき名キャラクターについて紹介したいと思います。
目次
アニメの名脇役のキャラクターまとめ
めいけんチーズ(アンパンマン)
やなせたかし/日本テレビ、トムス・エンタテインメント
アニメ「アンパンマン」より引用
彼以上のリア充、もといリア獣は日本アニメ史上、いないのではないでしょうか?
彼は「彼女持ち(作中で合法的にイチャつきまくる事もあり)」「様々な乗り物を乗りこなせる、D-LIVE!の斑鳩ばりな運転技術」など。
単なる犬にしてはハイスペックすぎる。
そして担当する声優は日本声優界の頂点に立つ山寺宏一!
エヴァンゲリオンの加持さんですよ?
その辺にいる日本人男性じゃ敵うワケないじゃん!!
アンパンマンが常勝なのは、バックにチーズがいるからだとしか思えない。
そもそもチーズは敵設定だったという話を聞いた事あるけど、もしチーズが敵だったらアンパンマン勝てなかったのでは・・・
まさにアニメ界のキングオブアニマルにしてアンパンマンの真のフィクサー。
今後はアンパンチではなく、アンアンと泣くチーズに注視し、視聴して下さい。
タケシ(ポケットモンスターシリーズ)
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
アニメ「ポケットモンスター」より引用
彼がポケモン史上類を見ない名キャラクターである事は、アニポケファンにとって塩はしょっぱいぐらいの常識ですが、敢えて挙げたのには理由があります。
それは、長らく降板し続けていた彼が昨年アニポケに再登場、カントー地方でサトシとバトルしたのだ!
昨年はアニポケ20周年というアニバーサリーイヤーだったのも特別に登場したと解釈する方も多いでしょうが、現在放送中のサン&ムーンの舞台であるアローラ地方にはポケモンリーグが存在せず、ポケモン博士であるククイが一からポケモンリーグを設営する為にカントー地方を頼るという設定があります。
つまり、ポケモンリーグにタケシが招待されサトシと優勝を掛けてバトルするという可能性が!
以前から再登板を望む声が多かったタケシ、ワンチャンあると考えれば再注目する事は必至。
というか、タケシでスピンオフとか頼む。
映画にも出してくれ。笑
ケルベロス(カードキャプターさくらシリーズ)
©CLAMP・ST・講談社/NHK・NEP
アニメ「カードキャプターさくら」より引用
カードキャプターさくらのケロちゃんことケルベロスといえば、魔法少女モノにおけるマスコットキャラクターの金字塔。
今年からクリアカード編のアニメ放送がはじまった事もあり再度注目の的となっている・・・が、改めて注目して頂きたいのは「ケロちゃんにお任せ」のコーナー。
個人的にはカードキャプターさくらの真の本編と言っても過言ではない、ケロちゃんがさくらの設定や世界観に独自の視点で切り込む名コーナー。
実はこのコーナー、一度まさかの打ち切りにあっています。
NHKが血迷った瞬間としか思えなかった・・・その為、クリアカード編がスタートするにあたって、心配をしていたのだが、そんなものは一切不要でした。
華麗なる復活、衰えを知らないどころか成長し続ける彼からは目が離せません。
勿論、桜のサポートキャラとして活躍を続けるケロちゃんだが、そんなのは余興に過ぎなわけですが。
ほなな~
キュアブラック/美墨なぎさ(ふたりはプリキュア)
©東映アニメーション
アニメ「ふたりはプリキュア」より引用
最新作「Hugっとプリキュア」も中々気合が入っていて面白いが、やはり全てのプリキュアの原点はキュアブラックにおいて他なりません。
彼女の何が凄いかというと、その拳。
従来の女児向けバトルアニメといえば、ベースとなるのは魔法だが、彼女は基本的に己の拳と鉄の信念で悪と戦う・・・その姿は正に漢。
最近のプリキュアも拳を使って戦うバトルシーンが見所の1つだが、そんな熱いバトルシーンの原点にして産みの親は彼女です。
相方であるキュアホワイトも捨てがたいが、やはり拳の重さにおいてはブラック。
そもそも女児向けアニメでメインカラーに黒を選んだ彼女は、まさしく唯一無二の存在と言えます。
恒例のオールスターズでも現役プリキュアに負けないドスの利いた拳を振るう彼女も要チェック。
そして、キュアブラックの功績を踏まえて最新作を見ていただきたい。
鉄の拳はプリキュアがプリキュアである為の証、バックグラウンドに流れる熱き戦闘の血筋と人間賛歌が日曜日の朝から大人の心を癒してくれるに違いありません。
ノリスケ(サザエさん)
長谷川町子/TCJ動画センター→エイケン・フジテレビ
アニメ「サザエさん」より引用
サザエさんにおけるサイコパスキャラと言えば堀川君と答える人が多いが、ここ最近では真のサイコパスはノリスケだとする説が有力になってきています。
確かに、堀川君の常軌を逸した行動の数々は近年のサザエさんにとってスパイスとも言える狂気だが、ノリスケはその上を行きます。
彼の真に恐ろしいところは、磯野家に完全に馴染んでいるところ。
誰も彼を疑わない。
彼は当たり前のようにすき焼きを察知し、当たり前のように特別なお茶菓子を掻っ攫って行きます。
しかし冷静に考えていただきたい。
上手そうな食い物があるタイミングだけを見計らって当然のようにそこにいる。
明らかに不自然。
彼は何らかのルートで磯野家の食生活を把握しています。
そして、当たり前のように訪れ馴染む。呆れはするものの、いつの間にか彼の不自然すぎる嗅覚を誰も疑わなくなったのです。
それは視聴者も同じです。
すき焼きが出たらノリスケのフラグ、それが日曜日の夕方の当たり前な光景だと、いつから皆、そう思い込んでいた。
堀川君の表立った狂気など極論すれば「異常な行動をすれば目立つ」という承認欲求で片付けられるかもしれませんが、日常生活に溶け込んだノリスケの普通じゃない行動の数々の方が本当の狂気をはらんでいると言えます。
如何だっただでしょうか。
今回紹介した由緒あるアニメに於ける名キャラクター達に再度注目する事で、新しいアニメがグっと面白くなる事は間違いないでしょう。