アニメのテーマソングには中毒性のある「電波ソング」がたくさんあります。
とは言え、ガチ過ぎる電波ソングはなかなか聞くのがしんどいと思いますので、今回は初心者でも入門しやすい電波ソングを集めました。
これを機に、是非ともアニソンにハマり、たくさんの楽曲を聴いてもらえると嬉しいです。
※動画を多数掲載していますので、少々重たいかもしれませんがどうか最後までお付き合い下さい。
目次
- 1 アニメの中毒性ある電波ソング
- 1.1 「おどるポンポコリン」 ちびまる子ちゃん
- 1.2 「太陽曰く燃えよカオス」這い寄れ!ニャル子さん
- 1.3 「回レ!雪月花」機巧少女は傷つかない
- 1.4 「ニッポン笑顔百景」じょしらく
- 1.5 「ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C」日常
- 1.6 「とまどい→レシピ」未確認で進行形
- 1.7 「God Only Knows」神のみぞ知るセカイ
- 1.8 「もってけ!セーラーふく 」らき☆すた
- 1.9 「ルル 」青春男と電波女
- 1.10 「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」干物妹!うまるちゃん
- 1.11 「お手上げサイキクス」斉木楠雄のΦ難
- 1.12 「フィクション」ヲタクに恋は難しい
- 1.13 「流星ダンスフロア」魔方陣グルグル
- 1.14 「Clover」鹿楓堂よついろ日和
- 1.15 「Let’s Pop Together」ポプテピピック
- 1.16 「Cagayake! GIRLS」けいおん
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アニメの中毒性ある電波ソング
昨今のアニメ業界では楽曲の質の高さも売りの1つです。
なぜなら、動画投稿サイトにアップしている「歌ってみた」シリーズの実力者がアニメの音楽製作に携わっているからです。
いわゆる「引き抜き」のような感じですね。
それに最近では一般的なJ-POPを歌っているようなアーティストでもアニメ好きを公言しており、楽曲提供が盛んにおこなわれています。
その結果、アニソンはものすごいクオリティを秘めた音楽がたくさん制作されている業界となりました。
その中でも、アニソンを象徴としているのが「電波ソング」です。
ただ、「電波ソング」の定義はなかなかにあいまいです。
Wikipediaには
「過度に誇張された声色」、「意味不明、支離滅裂だが印象的な歌詞」、「一般常識からの乖離」、「奇異ではあるが耳に残る効果音や合いの手、掛け声」、「一度聞いたらなかなか頭から離れない」
と言った楽曲を指すと書かれています。
一般的には中毒性が高く、印象に残る曲ということが、なんとなくの定義になりつつもあります。
ちょっとわかりやすい例を出すと、アニメ「ちびまる子ちゃん」のエンディングである「おどるポンポコリン」。
歴史は古いですが、この楽曲は電波ソングの先駆けだった様に感じます。
「おどるポンポコリン」 ちびまる子ちゃん
この動画に歌詞が出てきますが、その羅列は意味が分かりませんよね。笑
「ぴーひゃらぴーひゃらぱっぱぱらぱー」
聞き入ってしまうような素晴らしい歌詞だったり、うっとりと聞き入ってしまうような曲調ではないのに、なぜだか何回も聞きたくなってしまいます。
そして聞きやすい。
これが「電波ソング」の先駆けであり、最たる代表的な曲かなあと思います。
こういった楽曲がアニメの曲には多いんです。
聞いていたら思わず踊りだしたくなるような曲や、何となく何回もかけてしまいそうになる曲を用意しましたのでご覧下さい。
なお、電波ソングは奥へ行けばいくほどレベルの高いものが存在します。笑
今回紹介するのは、聞きやすい方の楽曲です。
また、「電波ソング」の定義はあいまいなため、今回紹介する楽曲を「電波ソングではない」という人もいます。
人それぞれで若干異なってくることもご了承ください。
「太陽曰く燃えよカオス」這い寄れ!ニャル子さん
「這い寄れ!ニャル子さん」は、地球人である真尋が宇宙人から狙われてしまい、クトゥルフ神話にでてくるニャルラトホテプがその護衛のために地球にやってくるという作品。
ニャル子以外にも、炎の神クー子、風の神ハス汰くんなど神話に登場する神様たちがでてきます。
アニメでは非常に可愛い「人間の姿」として描かれていますが、実際はただの化け物みたいなフォルムらしいです。
特にニャルラトホテプは禍々しい見た目をしてるそうです。
とりあえずニャル子は可愛いなと思いました。アホ毛がその時に感情によって変わるのが見ていて愛らしいキャラクターです。
へにょっとなったり、ハートになったり、その時の心の状態を表しているみたいです。
そして時々変身します。仮面ライダーが好きなのか、そんな感じのポーズをとってるのがまた可愛らしいです。
炎の神、クー子はレズビアンであり、ニャル子に発情したりしています。
風の神、ハス汰は可愛い弟みたいなキャラクターです。
ちなみにこのアニメは「ハイテンション混沌コメディ」というカテゴリらしいです。笑
その作品の世界観を象徴としているのが、「這い寄れ!ニャル子さん」の第1期オープニングテーマを努める「太陽曰く燃えよカオス」
です。
アニメ放送時はめちゃくちゃ話題になりました。
特に印象的なのは
「 (」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」
ですね。笑
これはアニメが始まった当初は頭からこの曲が離れないからどうにかしてくれ・・・などのツイートや2chのスレッドが目立ちました。笑
SNSやネット上では非常に話題になり、多くの人が耳にしたことでしょう。
僕もしっかり洗脳されまして、暫く頭から離れませんでした。
「電波ソング」を上げる際にもよく耳にする曲ですね。
「ニャル子」に関しては2期も期待を裏切らない電波ソングです。
2期のOPも1期に劣らずインパクトの強い曲となっておりました。
「\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!」とまたまた頭に残るフレーズの曲をOPに起用し、世間を洗脳しました。笑
僕も勿論感染しました。
気になる方は、こちらのリンクからYouTubeへどうぞ。
ただ、2期の作品自体の内容ですが・・・ニャル子がウザくなって戻ってきただけの蛇足アニメという印象でした。笑
勿論可愛いさは変わってませんし、ニャル子のキャラは非常に好みです。
でも、正直2期いらなかったと思います。笑
まあ、今回は「電波ソング」に焦点を当てていますので・・・。(^_^;)
「回レ!雪月花」機巧少女は傷つかない
EDが非常に話題になったアニメです。
というかそれだけ、みたいなアニメでした。笑
はっきり言ってストーリーはつまらないと思っています。
僕個人としても、何故最後まで見たかは謎です・・・。笑
夜々という少女が可愛いからでしょうか。
この子が人形というのですがら正直びっくりです。
人形の割には可愛げがありすぎると思ったのです。
シャルもちょっと高飛車だけど可愛い印象を受けました。
その人形のシグムントが素敵で、一番のお気に入りのキャラクターです。
竜の描写は非常に良かったと思います。
リアリティもありつつ、かっこよさもありつつで、そこは評価できる点でしょうか。
さて、EDですが、「回レ!雪月花」という曲。
マジで一度聞くと耳に残って消えません。
早口言葉のように繰り広げられる歌詞と、「回レ」という単語が何回言われているのかも分からない程に繰り返されています。
テンポも良い曲なので、中毒性は非常に高い曲となっています。
テンションを上げたい時、何かに没頭したい時などにおすすめ。
まるで洋楽を聴いているかのような感覚になります。
「ニッポン笑顔百景」じょしらく
こちらは「じょしらく」というアニメ作品。
EDを「ももいろクローバーZ」が歌っています。
歌詞ですが、落語のお話の1つ、「寿限無」になっています。
このEDを聞くだけで自然と「寿限無」が楽しく覚えられるという素晴らしい曲です。
デフォルメされたキャラクターたちが可愛く踊り、アップテンポの曲と合わせて「寿限無」のお話が流れていきます。
また「笑顔百景」というタイトルだけあって、聞いたら元気をもらえるような楽曲ですね。
落語と聞くと難しいイメージが拭えませんが、これならばそんなイメージも払拭されること間違いなしです。
制作者はヒャダインさん。
この人は、もはや近代アニメ音楽の代表的なクリエイターとして名が上がるでしょうね。
アニメの内容はEDの世界観を聞いても分かるように・・・「落語家の女の子たち」のお話です。
ただ、アニメの中ではちゃんと落語やってるシーンはありませんでした。笑
キャッチコピーが
「この漫画は女の子の可愛さをお楽しみ頂くため邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただく漫画です。」
です。
つまり、女子落語家5人の日常アニメというわけです。
印象的なのが、みんなの名前です。
ちゃんと落語家っぽい名前になってるのです。よく思いついたなと感心しました。個人的にはマリーとてとらが好きです。
特別見なくても良いアニメでしょうが、頭からっぽにしたい人にはお勧めかもしれません。
所々、え・・・コレ放送しちゃって大丈夫なの?と心配になるような世間を斬る話題も登場します。笑
「ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C」日常
さて、「笑顔百景」を制作したヒャダインさんが作った中で、僕個人が最も代表的だと感じている楽曲がコレです。
アニメ「日常」のオープニングテーマ。
作品自体が「電波」とも言えるようなはちゃめちゃな女子高生と、天才幼女博士の日常を描いた作品。笑
特筆すべきはキャラクターソングなども全てヒャダインさんが手がけており、その全てが電波的で、中毒性の高い楽曲ばかりです。
まさに、電波クリエイターとしてヒャダインさんを押し上げた作品と言えると思います。
アニメを見ていない人は、是非ともアニメを・・・キャラソンを聴いていない人は、是非ともキャラソンを聴いて下さい。
「とまどい→レシピ」未確認で進行形
「らったったらったったったふぅふぅ♪らったったらったったったいぇーいいぇーい♪」
というフレーズが頭に残る曲。
「未確認で進行形」というアニメのOPです。
そのOPの絵も非常に可愛くキャラクターが動くので、視覚的にも、聴覚的にも刺激抜群のOPとなっています。
ましろが夕日に向かってピースピースしていたり、紅緒とましろたんがいぇーいいぇーいしながら揺れていたり、小紅の下着姿が刺激的だったりと、とにかく素晴らしいです。
見たことない方には是非勧めたいOP映像。
このアニメはましろとにかく可愛いです。
小紅も可愛いけれど、ましろの可愛さには少し劣るでしょう。
小紅の姉、紅緒はキャラが濃すぎる気がします。
小紅と百夜の恋愛アニメなのに、なぜか嫌みがありません。
通常、可愛いヒロインが登場する恋愛アニメは、その相手の男キャラは少なからずバッシングを受けます。
相手が白夜という少し不思議なキャラだからでしょうか。
最後の方、白夜が助けるシーンでは幸せになってくれよと、つい思ってしまった程です。
恋愛アニメが好きな方にはお勧めです。
「God Only Knows」神のみぞ知るセカイ
これはアニメ「神のみぞ知るセカイ」第1期のオープニングテーマです。
英語の歌詞のため、何を言っているかわかりませんが、その壮大な感じや、軽快な感じが何度も聞きたくなる印象を強く与えます。
歌手は実は日本人。
ELISAという歌い手です。
一般的な「電波感」はありませんが、中毒性という意味ではかなり評価の高い楽曲だと思います。
って言うか、なによりこの曲聞いて欲しかったです。笑
イントロ聞いただけで「あ、この作品絶対面白いな・・・」と思わせるほどの威力。
まじで鳥肌モノの格好良さを備えています。
アニメ好きの中では聞いたことがある人が多い曲だとは思いますが、まだまだアニメを見始めたばかり・・・と言う人なら知らない人も多いはず。
3期が制作されてからかなりの時間が経過していますし、続編制作の話は出てきません。
そのため、今となっては知る人ぞ知る・・・的なアニメとなっているような気がします。
作品自体、なかなか楽しめるのでお勧めですよ。^^
ただ、3期あんな感じで終わっといて・・・続き無いのかよ・・・とちょっと絶望してしまいます。笑
「もってけ!セーラーふく 」らき☆すた
これはアニメ「らき☆すた」のオープニングテーマ。
オープニングが流れている最中にも、また劇中でもこの楽曲に合わせた踊りが展開されており、「踊ってみた」などの動画投稿も話題になっています。
出演している声優さんでも実際にライブで踊られたこともあります。
「電波ソング」というと必ず出てくるといっていい曲ですね。
「電波」の王道中の王道。
作曲は「物語シリーズ」などでも作曲している神前暁さん。
作詞は「涼宮ハルヒの憂鬱」の「ハレ晴レユカイ」なども担当している畑亜貴さん。
電波ソングを作り出す代表的なクリエイターさんです。
「もってけ!セーラーふく 」の歌詞など、特にすごいです。笑
「曖昧3センチ そりゃ無理ってコトかい?ちょっ!
らっぴんぐが制服・・・だぁぁふりってこたないぷ。
がんばっちゃ やっちゃっちゃ
そんときゃーっち&Releaseぎョッ
汗(Fuu)々(Fuu)の谷間にDarlin’Darlin’FREEZE!」
もうね、日本語崩壊してるんですよ。
それをまじめに組み合わせて歌詞を構築しているんですから、スゴイ話です。笑
その全ての集大成がこの曲。
「ルル 」青春男と電波女
これは「青春男と電波女」のエンディングテーマです。
電波ソングと言うとこの作品のオープニングテーマを上げる人が多いのですが、あえてエンディングテーマを選んでみました。
と言うのも、この楽曲を歌っている「やくしまるえつこ」さんが電波ソングの歌い手として有名だからです。
電波ソングというとガチャガチャしている印象がある曲を思い浮かべると思いますが、このような静かな曲も存在します。
「風邪ひくのー」で始まる歌詞は電波臭を強く感じさせますね。
この何とも言えないけだるい感というかやる気の抜けた感じの声が癒されます。
「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」干物妹!うまるちゃん
近年のアニメの中で「ニャル子」ほど視聴者の耳を支配した電波ソングが「干物妹うまるちゃん」のオープニングテーマです。
この何を言っているか分からない感じに耳を犯されてしまう人が多いようですね。
オープニングテーマのインパクトの強さと、内容がそこまで無い・・・という共通点が「ニャル子さん」を彷彿とさせます。
ただ、作品的には「ニャルさん」よりも面白いです。笑
まあ、日常的なアニメであるのには変わりないですが、可愛さ、ストーリー性などなど、お勧めできるアニメの中の1つです。
「お手上げサイキクス」斉木楠雄のΦ難
Shiggy Jr. – お手上げサイキクス(Music Video Short ver.)
続いては「斉木楠雄のΦ難」のオープニング曲です。
登場人物達が曲に合わせてノリノリで踊っているのが印象的なオープニングシーンとなっていますが、曲は非情にセンスの良いミクスチャーロックとなっています。
ボーカルの可愛らしい声にユニークな歌詞、暴れまわるギターにダンサブル且つ野生的グルーヴを放つベース&ドラムと、アニメの曲というよりも普通にノリノリなロックチューンに仕上がっています。
個人的にはスピード感と荒々しさがあるギターがとても好き。
洗練された感じはありませんが、ジミ・ヘンドリックスやプリンス、元レッド・ホット・チリペッパーズのジョン・フルシアンテ等の名手達からの影響が感じ取れるキレがあります。
良い意味で日本のロックバンドっぽくないセンスに脱帽です。
「フィクション」ヲタクに恋は難しい
sumika / フィクション【MUSIC VIDEO】
続いて「ヲタクに恋は難しい」のオープニング曲。
この曲は知らない人が聴いたら、もしかすると地上波の割とゴールデンな時間帯のドラマの曲だと勘違いするかもしれませんね。
それほど、トレンディ感が強く、星野源なんかにも通ずるところがあります。
実際、そのキャッチなメロディとお洒落なラブソング感からか、テレビの女性向け情報番組でBGMとして使われたり、ラジオや有線を通して様々な場所でガンガン掛かっています。
つまり、女性ウケするアニソンというわけ。
女性が好むアニソンといえば、宮野真守氏が歌うキャラクターソングのようなニュアンスで女性がうっとりする曲という印象もあるかもしれませんが、この曲はもう少し違う、女性がファッションとして聴けるという意味でウケが良い曲です。
カラオケで丸の内OLの前でも歌ってもキモいと思われる事はないでしょう。
むしろ、「それ聴いた事あるけど、何の曲なの?」と話題が盛り上がるかもしれません。
アニソンとしては非情に珍しいセンスを持った良曲です。
「流星ダンスフロア」魔方陣グルグル
ORESAMA / 流星ダンスフロア -MUSIC VIDEO- (TVアニメ『魔法陣グルグル』2クール目OP主題歌)
こちらは「魔方陣グルグル」のオープニング曲。
一聴しただけでわかる、ハイセンスなディスコミュージックで、アニソンの感覚というよりはクラブで普通に流れているダンスチューン。
声やメロディラインこそ、可愛らしいアニソンをイメージさせますが、アレンジや聴かせ方はアメリカの伝説的ディスコファンクバンド・シックを彷彿とさせます。
ツボを押さえたギターのカッティングが心地よく、王道ながらも古臭さを感じさせないストリングスが曲に彩りを与えてくれます。
そうかと思えば随所にエレクトロニクスや新しい世代のクラブミュージックの手法も取り入れられている為、若手が古臭い手法を敢えて取っているというより、古典的なディスコミュージックを若手が新しい解釈で楽しくやっているといった感じでしょうか。
そういった意味でも非常に好感が持てる一曲です。
「Clover」鹿楓堂よついろ日和
©清水ユウ・新潮社/鹿楓堂よついろ日和製作委員会
アニメ「鹿楓堂よついろ日和」より引用
アニメ「鹿楓堂よついろ日和」のエンディングテーマです。アニメの世界観を尊重するかの如く、カフェで流れていそうなオシャレミュージックで、アニソンとしては珍しく歌のないインストゥルメンタルです。
こういったオシャレなカフェの音楽って、意外とアニメに合わせるのが難しいと個人的には思うのですが、アニメの内容がオシャレなカフェをテーマとしている事もあってか非常に上手くハマっています。
ハードなジャズだとコーヒー臭さが強くなりすぎ、和風カフェでボサノバ、というのも少し合わない気がするのですが、この曲は上手くオシャレどころの音楽のオイシイどころ取りに成功しています。
前述したSumikaの「フィクション」同様、知らない人が聴いたらアニソンだと気がつかないでしょう。
そうかと思いきや、最終回は登場人物のイケメン達が甘い声でささやくように歌う事で極上の腐女子昇天必至なアニソンと化します。
お洒落カフェミュージックとアニソンの二段構えというのは、中々ニクイ演出です。クリエイターの腕が光る作品と言えますね。
「Let’s Pop Together」ポプテピピック
Let’s Pop Together [ MIRROR ]
2018年最大の問題作「ポプテピピック」ですが、実はこのアニメの非情に秀逸なところは音楽センスにあります。
様々な曲をマルっとパクっているのですが、パクりだと解ってもクスリと笑って許せてしまう絶妙なラインを爆弾抱えて全力で突っ走っています。
本作の作風のお陰もあってかセンスの高いネタになっている、とも言えます。
こちらの曲もマルっとパクっているのですが、まさかアメリカの伝説的ファンクバンド、アース・ウィンド&ファイヤー(以下EW&F)を持ってくるとは誰が想像したでしょうか。
女声Verと男声Verと2種類ありますが、個人的には男声Verの方がオリジナルに忠実に寄せてきているので好きです。
あのファルセットは卑怯ですね。
歌詞も上手く空耳っぽい感じで寄せているのが面白いですし、何故かフェルト人形で踊るポプ子とピピ美のダンスもEW&Fそのものです。
この曲以外にも、何故かアメリカの超名作ミュージカル映画「天使にラブソングを」を彷彿とさせるゴスペルアレンジで「殺すぞ」と歌い上げる等、いい意味で「何馬鹿やってるんですか」と言いたくなります。
「Cagayake! GIRLS」けいおん
最後はやっぱりこの曲ですかね。笑
けいおんロスさえも引き起こしたほど、超絶的な人気を誇ったアニメ作品「けいおん」の第1期オープニングテーマです。
アニメファンならばご存じの方も多いでしょう。
電波ソングを上げるならば、この曲を紹介しておかないと・・・ってくらい有名な楽曲ですね。
さて 、以上が僕が紹介する「電波ソング入門編」です。
正直、「電波ソング」ガチ勢からしたら屁でも無いくらいのラインナップですが、今回はあくまで聞きやすい作品を揃えました。
ここで「あ・・・電波ソングも悪くない・・・」と思ったならば、以下のリンクをクリックして楽曲を聴いて下さい。
曲のつなぎ目がミックスしててめちゃくちゃカッコいいメドレーになっています。
メジャーな楽曲からマイナーな楽曲まで幅広く取りそろえていますので、誰でも楽しんで聞けると思います。
なにより耳から離れない曲ばっかり。笑
作業中のBGMにもお勧めです。