物語における、悪役。

それはどんな物語にも必要不可欠な存在で、物語をより深く、魅力的なものにしてくれます。

今回はそんな名悪役達を集めランキングとしました。

あなたが思い浮かべるヒールはいるか!?

 

 
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アニメ名悪役ランキング

どんな物語にも、たいてい登場するもの……それは「悪役」です。

ものすっごく憎たらしい悪役や、逆に、敵だけど憎めない悪役など、そのタイプも様々。

中には悪人の登場しない、ほのぼのした作品もありますが・・・。

嫌な悪役がいることで、一層ヒーローが輝く……今回は、そんな「悪役」についてお話させて頂きます。

なお、各作品のネタバレがございますので、ご注意ください。

 

 

第1位:「ジョジョの奇妙な冒険」ディオ


荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」より引用

 

世の中には、星の数ほど敵キャラクターが存在しますが・・・その中で、僕がまず思い浮かぶ大悪人と言えば「ジョジョの奇妙な冒険」のディオです。

第1部にて吸血鬼となり永遠の命を手にし、たくさんの人の生き血によって快楽をむさぼる悪中の悪。

しかし、多大なカリスマ性を備えており、ヒール役としても非常に魅力が大きいキャラクターでもあります。

 

ジョジョシリーズは非常に息の長い作品で・・・

第6部までの物語ではジョースター家6代にわたる壮大な物語を描いていますが、その全ての悪役にディオが絡んでいるというものすごい悪役です。笑

一体どこまでジョースター家を苦しめれば良いんだ・・・というほどジョースター家と因縁が深く、彼がやることはいつも世界を危機にさらすほどの出来事に関わっていきます。

 

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズが長く大人気作品として愛されている要因として、ディオの魅力も関わっています。

ヒール役に魅力があるからこそ主人公が際立ち、物語が魅力的に映ります。

 

ジョジョシリーズ第7部からは物語の世界観が多少変わってきますが、ディオは色んな形で登場します。笑

まさに「ジョジョシリーズ」の代表的キャラクター。

日本アニメ・漫画界の名悪役です。

 

 

第2位:「ドラゴンボール」フリーザ


鳥山明/集英社・フジテレビ、東映
アニメ「ドラゴンボール」より引用

 

世界中で大人気の作品、「ドラゴンボール」シリーズ。

主人公の悟空が戦った敵は数多く、印象的な悪役も大勢いますが……。

 

中でも、ナメック星編で登場したフリーザ様は、強力なインパクトを残しました。

「様」付けせずにいられない強さ、恐ろしさ、不気味さ……。

 

独特なデザインも含めて、ドラゴンボール史上でも屈指の悪役と言えます。

純粋な強さで言えば、彼より後に登場したセルや、魔人ブウの方が上なんですが……。

 

まずフリーザ様と言えば、白と紫を基調にした、トカゲのようなデザイン。

ツルッとした体毛の無い肌、赤い目に、紫色の爪と唇……。

 

また登場時からデザインが3回変わったのも、大きな特徴。

最初は二本の角があるデザインで、空飛ぶポッド(?)に乗っていました。

 

鳥山明/集英社・フジテレビ、東映
アニメ「ドラゴンボール」より引用

 

しかし、戦闘中に変身をし、段階的にパワーアップしていきます。

 

鳥山明/集英社・フジテレビ、東映
アニメ「ドラゴンボール」より引用

 

そして後頭部が異様に長い、恐竜のような姿に。

 

鳥山明/集英社・フジテレビ、東映
アニメ「ドラゴンボール」より引用

少しだけ、某洋画の宇宙人を思い出します。

身体つきも大きくなり、いかにも強そうな姿です。

 

そして、最終形態・・・最強のお姿へ。

 

鳥山明/集英社・フジテレビ、東映
アニメ「ドラゴンボール」より引用

 

身体は小柄になり、装飾の少ない、全体的にシンプルなデザインです。

しかし、外見に騙されてはいけません。

 

強さが飛躍的にアップしたこの姿で、次々と主人公チームを追い詰め、殺していきます。

特に主人公の親友であり、初期からの重要人物であるクリリン。

彼の身体を破裂させ、粉々にした場面は、今も語り草です。

 

後に、その時の様子を面白おかしく語り、クリリンの死に様を嘲笑したフリーザ様は悟空を激怒させました。

その時の悟空の「クリリンのことかーっ!」という台詞は、あまりにも有名です。

今も、あちこちでパロディに使われるほど。

 

最後は悟空と死闘を演じ、自らが放った攻撃で最後を迎えました。

かと思いきや、続編で全身サイボーグになり、父親と共にしっかり再登場するフリーザ様。

すぐに、トランクスに倒されてしまいましたが……。

 

テレビシリーズの続編や、映画「復活のF」など、何度も再登場するフリーザ様。

しぶとさも、宇宙最強クラスですね。

 

そしてフリーザ様と言えば、悪役なのに丁寧な口調なのも印象的。

普段の彼は冷静で、部下や敵に対しても、敬語で話します。

「ザーボンさん」など、部下をさん付けで呼ぶ悪役は珍しく、当時は新鮮に感じました。

 

また、部下である「ギニュー特戦隊」の独特なパフォーマンスに閉口しながらも、咎めず黙認していたり……。

意外と部下のやり方を尊重する姿から、時に「理想の上司」と言われることもある、フリーザ様。

無能な者には容赦ない一方で、有能な者には敵であろうとも拘らず、スカウトする柔軟な一面もあります。

だからこそ多数の部下を統率し、トップでいられるのでしょう。

 

悟空の故郷を滅ぼし、サイヤ人をほぼ全滅させたり、非道な行いを繰り返してきたフリーザ様。

ドラゴンボールを集め、不老不死になる野望を叶えようと、沢山のナメック星人を手にかけました。

 

そんな恐ろしい存在なのに、なぜか憎めないフリーザ様。

声を担当した声優さん・中尾隆聖さんの存在も大きいかもしれませんね。

最近は「ポプテピピック」で女子中学生・ポプ子を演じて「フリーザ様だ!」と、話題になっていました(笑)。

 


ⓒ大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード
アニメ「ポプテピピック」より引用

「今日も一日、頑張るぞい!」

 

↑「NEW GAME」というアニメ作品の主人公が放った台詞として有名な「今日も一日、頑張るぞい!」を、

フリーザー様の声優を務めた中尾さんが「ポプテピピック」の中で言う・・・という複雑な図。笑

 

 

第3位:「カイジ」兵藤和尊


福本伸行/講談社・逆境無頼カイジ製作委員会
アニメ「逆境無頼カイジ」より引用

 

フリーザ様が強さのカリスマならば、残忍さのカリスマは、「カイジ」に登場する兵藤和尊。

巨大財閥「帝愛」の会長でありながら、その富と権力をフル活用して、次々と恐ろしい「余興」を実行していきます。

 

見た目は醜悪な老人ですが、その発想は恐ろしく残忍であり、性質は実に悪魔的。

自分の楽しみの為ならば、他人を犠牲にすることに何の躊躇もしません。

人の善意より、醜い本音や恨み、欲望こそ「本物」だと考える会長。

 

金貸しという立場から、過去にさんざん人間の卑しい姿を見てきたようです。

借金をカタに債権者達を使って、命がけのゲームを繰り広げます。

 

例えば、体一つで高所の鉄骨を渡らせ、恐怖に錯乱する様子を眺めて楽しむ。

また、負ければ身体の一部を取られる博打を強制して、泣きながら許しを乞う様を見物する。

仲間同士で争わせ、足の引っ張り合いを見て喜ぶ……。

人間の苦しむ様子が何より楽しいと言える感性が、異質で恐ろしいのです。

 

また兵藤会長と言えば、嗜虐的な行いを好むことも大きな特徴。

他人が死んでも傷ついても、気にしないどころか、それを見せ物として堪能出来るのが彼の怖いところ。

それは債権者だけではなく、自分の部下に対しても同様です。

 

帝愛には、会長の手足となって働く黒服の男達が、大勢います。

そんな彼らも失態を犯したり、会長の機嫌を損ねたら、とたんに粛正の対象になります。

ある時など、「気の無い相槌を打った」というだけの理由で激怒し、部下の一人を「焼き土下座」の刑に処しました。

 

焼き土下座とは、燃え盛る鉄板の上で、十秒間土下座をさせるという、恐ろしいもの。

もちろん熱いので逃げようとしますが、十秒に満たないと何度でもやり直しをさせられます。

 

掌や額は焼け爛れ、膝も焼け焦げ……。

まさに地獄もかくや、という恐ろしい光景です。

 

しかし会長は、この刑罰を見るのが大好き。

そして会長、心の狭さも折り紙つきです。

容貌にコンプレックスがあるのか、若い美男が大嫌いな会長は、男前な部下を執拗に苛めます。

 

トイレの床に額を押し付けたり、自分の足を浸けたワインを一気飲みさせたり……。

それでも逆らえば破滅が待っているので、やられたほうは耐えるしかありません。

気紛れで残酷、気分で周りを振り回す……一番権力を握ってはいけないタイプですが、困ったことに握っているんですよね……富と権力。

 

戦闘能力ではフリーザ様の足元にも及びませんが、性質の悪辣さ、残忍さ、タチの悪さで言えば、会長はフリーザ様をも凌ぐかもしれません。

フリーザ様でさえドン引きしかねない、悪魔的存在……それが帝王・兵藤会長です。

 

 

第4位:「ふしぎの海のナディア」ガーゴイル

そしてもう1人。

悪役の代表的尊大として思い浮かぶのは「ふしぎの海のナディア」に登場する、悪の首領ガーゴイル。

 


ジュール・ヴェルヌ/海底二万マイル・東宝・KORAD・NHK
アニメ「ふしぎの海のナディア」より引用

 

不気味なマスクと手袋を装着し、決して素顔を見せない、悪の組織のリーダー。

ヒロインの父親であるネモ船長と対立し、あの手この手で、主人公グループを苦しめようとします。

反抗する者は容赦なく殺し、自分の目的の為に利用し……。死にかけた敵の息子を大手術で助けたまでは良いけれど、体の殆どを機械化し、傀儡の皇帝にする……。

あまつさえ、洗脳した敵の息子と娘の手で、父親を殺させようとする。

 

最後は、ヒロインを脅迫する為に、彼女の目の前で恋人(?)の命を奪うという、文句のつけようが無い悪行の数々。

最後は「塩の柱」と化して崩れていく、という斬新な幕切れを見せてくれました。

人間味がある主人公グループに対して、最後まで不気味な怪物であり続けた・・・まさに名前の通り「ガーゴイル=怪物」と呼ぶべき人物です。

 

しかし、ガーゴイル一派がいたからこそ、ネモ船長率いる「ノーチラス号」クルーの、人間味が強調されたとも言えます。

まさに悪役の役目を大いに果たしていますね。

 

 

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第5位:「バジリスク~甲賀忍法帖~」天膳


(C)山田風太郎・せがわまさき・講談社/GONZO
「バジリスク~甲賀忍法帖~」より引用

 

次に思い浮かぶ「とことん嫌なヤツ」は、「バジリスク ~甲賀忍法帖~」に登場する、忍者の天膳(てんぜん)です。

彼はヒロインの朧が所属する忍一族・伊賀の重鎮。

しかし組織への忠誠や愛着は微塵もなく、いつも自分の我欲の為に行動しています。

 

例えば、女性関係。彼は欲望に忠実で、機会があれば敵だろうと味方だろうと、すぐに押し倒そうとします。

敵の陽炎はともかく、本来は主の血筋であるはずの、朧にまで。

「覚悟を決めさせるため」

「敵の目を欺くため」

等、もっともらしい理由をつけていますが・・・どう見ても、自分の楽しみの為としか思えません。

欲望に忠実で、好色。正直、忍者としてはどうなのか、という気もします。

 

実際、そのせいでピンチに陥ることもしばしば。しかし彼は不死身なので、殺されてもすぐに生き返るのですが・・・。

 

愛し合う朧と弦之介(主人公)を引き裂くことに喜びを感じ、事あるごとにネチネチと敵をいたぶります。

 

遥か昔、「天正伊賀の乱」を引き起こした黒幕も、実は天膳でした。

部下を使って、敵の弾正に疑いが向くように工作して……結局、このせいで愛し合う弾正とお幻(主人公達の祖父母)は破局を迎えました。

そして、甲賀と伊賀には、いっそうの憎しみが。

歪んだ性格も、彼の出自を考えれば、仕方ない気もしますが。

 

他にも、敵の陽炎を捕らえて「伊賀責め」という凄惨な拷問をしたり、戦いに居合わせた一般人を躊躇なく斬り捨てたりと、本当に性格に問題があります。

他のメンバー十九名は皆、根は優しく人間味があるだけに・・・。

それにしても天膳、中身はとことん嫌なヤツなのに、声が無駄にカッコイイのが、悔しい気がします。

 

 

第6位:「ソードアート・オンライン」須郷伸之/オベイロン

第6位はソードアートオンラインの妖精王、オベイロン様。笑

 

これは僕の個人的な感情も入ってしまっての第6位。

しかし共感できる人は多いと思います。

コイツはまじで史上最悪なヒールっぷりでしたね・・・。

あのアスナたんをクンカクンカ、ペロペロし、私利私欲の全てをぶつけやがったこの男を許すことが出来ない人は多いでしょう。笑

 


©川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project
アニメ「ソードアートオンライン」より引用

 

全国のアニ豚たちを敵に回した瞬間です。

ちなみに僕もその一員です。

 

アニメ史上、けして許してはいけないキャラクター。

そのキャラクターをキリトがボロボロにしてくれた時は痛快でしたね。笑

メンタルが繊細すぎてまるで少女漫画に出てきそうな男であまり好きにはなれませんでしたが、オベイロンを制裁した時のキリトはマジで男でした。

まあ、ソードアートオンライン開発者の茅場晶彦がいなければそれもなしえなかった訳ですが。笑

 

 

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第7位:「バジリスク~甲賀忍法帖~」阿福

バジリスクから、もう一人の嫌なヤツ。

それは、終盤で登場する「阿福」(おふく)です。

彼女は、将軍の孫・竹千代の乳母。

そう、かの有名な「春日局」です。

 

本作での阿福は、まさに烈女と呼ぶべき存在。

竹千代を将軍家の跡継ぎにする為、忍者同士の戦いにも平気で首を突っ込んできます。

自分達の将来の為には、伊賀を勝たせる!忍者達の苦悩になど微塵も興味はなく、徳川の未来の為に戦わせます。

それが、愛し合う朧と弦之介を更に追い詰めることに。

 

しかし、もしそのことを知っても、阿福は少しも心を動かされないでしょう。

自分の都合の為には、他人の気持ちなど斟酌せず、強引に利用する。そんな肝の据わった、激しい烈女なのです。

首だけになった天膳を見ても、少しも動揺しないのは、流石といったところでしょうか……。

 

 

第8位:「犬夜叉」奈落


©高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2000
アニメ「犬夜叉」より引用

 

最後にもう一人の悪役を。

それは「犬夜叉」の黒幕である、奈落(ならく)です。

彼が犬夜叉と桔梗を罠に嵌めたことで、物語は始まりました。利用する為に珊瑚の仲間をほぼ皆殺しにし、弟の琥珀を盾に脅迫し……。

 

また、自分の身体から生み出した分身も、逆らえば容赦なく始末します。

彼にとって特別な存在は、恋焦がれる「桔梗」と、彼女に思われる「犬夜叉」だけなのです。

それを思うと哀れな面もあり。

でも、さんざん非道を働いたことを思うと、やっぱり憎らしくもあり……。

自分の行いのせいとはいえ、それほど執着した桔梗に最後まで憎まれ、嫌われ、徹底的に軽蔑された奈落。

しかし彼はなんだか、桔梗に蔑まれる度に嬉しそう……。

「好きな子ほどイジメちゃう」

を拗らせたキャラクターなのかもしれません。

 

 

以上が、僕が上げる名悪役達。

善キャラである主人公たちを際立たせるための存在として作品に色濃い存在感を放つキャラクターばかり。

あなたが好きなキャラクターはいましたか?

 
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