アニメの女性キャラクターは星の数ほど存在しますが、今回はその中でも私が魅力を感じる女性キャラクターを5名紹介したいと思います。
ちなみに僕は性別は男性。
年齢はアラサー。
なので、アラサー男性から見た魅力的な女性のキャラクターをご紹介します。
目次
魅力的なアニメのヒロイン5選
「うる星やつら」ラム
さて、まず1人目です。「うる星やつら」のラムちゃん。
このキャラを嫌いな人っているんですかね?というくらい魅力的だと思います。
容姿は可愛くナイスバディ。
トラ柄のビキニを見事に着こなし、ピュルルルルという軽快な効果音とともに自由に空を飛ぶ。
元気で愛嬌があって、笑顔が可愛く、一途で頭脳明晰。
そしてちょっと天然。
嫉妬深さとセットで繰り出される電撃攻撃はご愛嬌。
何より僕はその声に魅力を感じてやみません。
漫画の作者は高橋留美子さん。
最初はセクシーなお姉さん、といった風で、一度限りの脇役として登場したそうですが、諸星あたるの主役を奪うほどの存在感ですっかりレギュラーヒロインとしてなくてはならないキャラクターとなり、アニメではもはや主役と呼んで良い活躍ぶりでした。
オープニングテーマもラムちゃん一色でしたしね。
決して男運が良いとは言えないラムちゃん。
アホで女たらしのあたるを夫と決めてからはいじらしいほどに彼一筋。
男性にしてみれば嫉妬で電撃を放つなど迷惑極まりないかもしれませんし、執着気質であると言われてしまえばそれまでなのですが、同性の私にはその姿がとても好ましく思えるのです。
また、それなりに情も深く、自分を敵対視しているランでさえ困った時には助け舟を出しています。
どちらかといえば飄々とした風で、物怖じせず、周囲があたふたしている中でもケロっとしている描写が多いですね。それは宇宙人という設定故かもしれません。
とにかくラムちゃんは可愛い、の一言に尽きます。
同性でもこんな女の子、いたらいいなと思えるヒロインです。
「らんま1/2」シャンプー
高橋留美子/小学館・スタジオディーン・フジテレビ、キティ・フィルム
アニメ「らんま1/2」より引用
さて、2人目です。「らんま1/2」のシャンプー。
彼女はラムちゃんと非常によく似た性格の持ち主です。
と、原作者の高橋留美子が語っていたということをどこかの記事で読みました。
私もそうだと感じます。
空を飛んで電撃を放つか否か。それくらいの違いです。
美人で非常に恵まれたスタイルの持ち主。中国人の彼女は登場当時、殆ど日本語が出来ませんでしたが、少しの間で日本語をほぼ完璧に操り中華料理店の看板娘としてらんまの近所で生活ができてしまう頭脳と順応性の持ち主です。
恋敵以外には友好的で愛嬌がある、非常にチャーミングな女の子です。
しかも、拳法の達人で強い。極め付けがその可愛すぎる声と中国人特有の口調がたまりません。
大好きです。
「らんま1/2」天道かすみ
3人目です。これも「らんま1/2」のキャラクターなのですが、シャンプーとはまたタイプの違うキャラクター。天道かすみ。
彼女は一言で表すと菩薩。
物静かで騒がず、常に微笑んでいるような女性。料理が上手で家事全般をこなし、若いながらも皆んなのお母さん的存在です。
しかも美人。
でも、こういった人が怒らすと一番怖いんです。
包容力で言えば右に出るものはいない。
恋愛では追うより追われるタイプでしょうか。
高橋留美子/小学館・スタジオディーン・フジテレビ、キティ・フィルム
アニメ「らんま1/2」より引用
実際、彼女に想いを寄せている素敵な男性が1人います。
妹の初恋の人で、整体の達人。東風先生です。
風貌は素朴で飾り気がありませんが、非常にいい男だと私は思います。
先に書いたラムちゃんやシャンプーが駄目男を捕まえやすい女の子とするなら、かすみさんは確実にいい男を捕まえ、幸せな結婚をするタイプですね。
恋愛経験は少ないけれど、女性として鼻がきくので、駄目男は捕まえないでしょう。
学生時代は前に立って何かを仕切るタイプではないけれど、クラスの信頼はきっちり得ている。そんな女の子だったんじゃないか思います。
歳をとったらサザエさんの舟さんみたいになるのかな。いや、もうちょっとおっとりしているから、ちびまるこちゃんのおばあちゃん、でしょうか。
「三月のライオン」川本あかり
四人目です。「三月のライオン」のあかりお姉さん。
このキャラクターもかすみさんとよく似たタイプですです。
美人で若いながらに大きな包容力を持っているお母さんのような女性。
彼女も、素敵な男性から想いを寄せられています。
しかも2人。
彼女は聖母のようなかすみさんに比べて人間味が強く、キュートさが強いです。
美味しいものが大好きで、ついつい食べすぎ太ってしまう。
そういったところは憧れというよりとても共感できます。
これまで上げてきた女性キャラクターの中では、一番等身大の女の子に近く、現実の女の子でも目指しやすいヒロインなのかな、と思います。
「風の谷のナウシカ」ナウシカ
最後の五人目。風の谷のナウシカ。
僕の中でヒロインといえば一番最初に出てくるのが彼女です。
でも、何故一番にならないのか。
それは、彼女が神がかりすぎていて、もはや女の子だとか男の子だとかどうでもよくなってしまうほどに性別を超えてしまっているキャラクターだからだと思います。
なにせ、伝説の人、ですから。
勇気も思慮深さも慈悲も五感も身体能力も全て人並みはずれていますしね。
王女の頃からすでに女王の風格を持ち、戦士であり、魔女のようでもあり、女神のようでもある。こんな罪なヒロイン、彼女しかいません。
いかがでしたでしょうか。
自分で書いてみて、結構タイプが偏っているなあとは思いますが、彼女たちに共通するのは芯の強い女性であり、媚びない性格の持ち主といった点でしょうか。
それでいて自分の信念とかモラルを他人に押し付けない。器も広いのだと思います。
本当、こんな女性に憧れます。