「北斗の拳」と言えばカッコいい生き様を示した男達が次々と出てきますが・・・その中でも死に様として印象深いのがラオウの「我が生涯に 一片の悔いなし!!!」。

この名言は、「北斗の拳」を名作にした程インパクトの強いものでしたが、「北斗の拳」にはまだまだ死に様がカッコいい男達が存在します。

今回は、熱い名作「北斗の拳」の最後の生き様に焦点を当てて、「最後の死に様までカッコいい男たち3選」を紹介したいと思います。

 

 

最後の死に様までカッコいい男たち3選

第3位:南斗六聖拳「義星」のレイ


武論尊・ 原哲夫/集英社
漫画「北斗の拳」より引用

 

両親を殺され妹をさらわれたレイは犯人の手がかりである「胸に七つの傷がある男」を探して旅をしていました。

妹であるアイリを見つけるも、牙一族により人質に取られておりケンシロウとの戦いを強制されます。

戦いの中で意思疎通をして一芝居うち、見事に妹を取り戻したレイはその後ケンシロウ達としばらく行動を共にします。

 

やがてマミヤという愛する女性に出会ったレイでしたが、そのマミヤ達の暮らす村にラオウが現れます。

マミヤ達の村を守るため、そしてケンシロウから受けた恩を返す為にラオウへと戦いを挑むレイ。

しかし力の差は歴然で近づく事すらままなりません。

リンの制止を振り切るように相打ちを覚悟で奥義を放つものの、逆にラオウから秘孔を突かれ

3日後に全身から血を噴き出して死ぬという恐ろしい秘孔を突かれてしまいました。

 

その後、トキの手によってわずかに延命できる秘孔を突いてもらうレイでしたが、その代償は情人なら発狂して死ぬほどの激痛を伴いました。

叫び、暴れまわるレイが激痛を耐えたレイでしたが、その苦しみは美しかった水色の髪が白髪になるほどでした。

 

トキの秘孔によって延命したレイは同門で技を磨きあったユダと対決します。

レイの動きを封じるために要された濁流の中で不利な戦いを強いられるレイでしたが、

ケンシロウが巨大な岩石でその濁流をせき止め、レイは空高く舞い奥義でユダを倒しました。

 

しかしその時すでにレイの身体は限界を迎えており、苦しむ姿を見せない為一人建物の中へ入っていきます。

最後は羽が散るようにマミヤに見えていた死兆星を道ずれに絶命、

ケンシロウはレイの無残な姿をさらすことなくそのまま建物に火をつけ火葬しました。

 

 

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第2位:南斗六聖拳「殉星」のシン


武論尊・ 原哲夫/集英社
漫画「北斗の拳」より引用

 

北斗の拳において最初に現れる宿敵であり、同じ女を愛した強敵(とも)です。

かつて圧倒的な力でケンシロウを倒してケンシロウからユリアを奪い、

ケンシロウの代名詞でもある胸に七つの傷をつけた張本人でもあります。

もし彼があの時うまい具合に北斗七星の形を胸につけていなければどうなっていたのかと考えた人も多いはずですね。(笑)

 

そんなシンとの最後の戦いはサザンクロスにあるシンの居城。

椅子には二人が愛するユリアが座っており、駆け寄ろうとしたケンシロウを遮るようにシンが立ちはばかります。

以前の様にシンが有利に戦いを進めるかと思われましたがケンシロウはここへ来るまでの戦い、

そして執念により強さが以前とは比べ物にならないほどでシンを圧倒します。

 

窮地に陥ったシンはケンシロウから強さの源でもある「執念」を奪うためにケンシロウの目の前でユリアを殺害、

しかしそれが逆効果となりケンシロウの逆鱗に触れ経絡秘孔を突かれ、「お前の命は後3分だ」と死の宣告をされます。

ケンシロウが殺害されたかと思われたユリアに駆け寄ると、そこにいたのはユリアではなくユリアの形に作られた人形でした。

ユリアはケンシロウの事を想い続け、シンの思いを受け入れず自殺したと知らされたケンシロウ(後にユリアは生存が確認される)

そうしている間に3分が近づきシンは吐血し死を悟ります。その時シンは立ち上がり

 

「おれはお前の拳法では死なん! さらばだケンシロウ!」

そう叫んでユリアと同じように居城の最上階から飛び降り自ら死を選んだのでした。

その後、遺体はケンシロウに抱きかかえられ、同じ女を愛した男として丁重に葬られました。

 

 

第1位:元斗皇拳「金色」のファルコ


武論尊・ 原哲夫/集英社・フジテレビ、東映
漫画「北斗の拳」より引用

 

天帝の元に使えるファルコは圧倒的な強さを誇りながらも天帝であるルイ(リンの姉)を幽閉し、天帝軍の総督となった小悪党であるジャコウに使えていた。

以前にラオウの進軍を食い止めるため、右足は義足になっている物のそれをものともしない実力の持ち主です。

侵攻されそうになった際、自分の右足を切断して差出た時にはラオウからも「その片足は一国に値する」と言わせ、一目置かれる存在なのがわかります。

 

ジャコウの命によりケンシロウと戦う事になったファルコは光(熱)を主とする拳法を使い、ケンシロウに秘孔を突かれた際も、自分の細胞を焼き食い止める等荒業を繰り出します。

やがてアインやバットたちの手によって天帝が救出されたのを機にケンシロウと共闘しジャコウを倒しました。

 

しかし今度は妹であるリンがタイガに連れ去られ「修羅の国」へ行くことに。

ファルコは手負いの状態で天帝の妹でもあるリンを助けに旅立ちました。

後から追ってきたケンシロウが修羅の国で目にしたものは義足を折られボロボロになったファルコでした。

ケンシロウから一瞬のみ生を得ると言われる秘孔を突かれ、敵である名も無き将に辛勝するも秘孔の影響もあり命は尽きる寸前でした。

 

自分の代で元斗皇拳が途絶えてしまう事を悲しむファルコでしたが、ケンシロウに抱きかかえられ海を眺めていると一羽の伝書鳩が飛んできます。

胸の印で元斗の伝書鳩だと気づいた二人は脚に括り付けられた手紙を読みました。

その内容は恋人であるミュウがファルコの子を授かったという知らせであり、ファルコは元斗皇拳が途絶えなかった事を喜び涙を流します。

そして自らの服についていたボタンを伝書鳩に持たせ、まだ見ぬ子へ送り静かに息を引き取ったのでした。

 

 

以上が「北斗の拳」で名シーンとも言える男達の最後。

この記事を読んだらもう一度「北斗の拳」を見返したくなるのではないでしょうか。

男の生き様を感じたいならば、是非見るべき名作。

後世にも語り継ぎたい名作ですね。

 
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