「異世界もの」と「ゲーム世界」というありきたりなものを掛け合わせた話題作品「ノーゲームノーライフ」。

アニメ化された途端、その魅力にドはまりする人が続出し、大きな話題をかっさらいました。

アニメ公開がなされ、高い人気を獲得したものの、なかなか続編が制作されずにやきもきしたアニメファンも数多くいたでしょう。

そんなノーゲームノーライフという作品が人々を虜にした魅力と、作品の総評を紹介します。

 

 

 

 

ノーゲームノーラフというアニメ(ライトノベル)のアニメをご紹介いたします。

いわゆる異世界物ですが、よくありふれた異世界物ではなく、全てがゲームの勝敗で決まる世界を描いています。

武力などは不要という世界観。

16種族で構成された世界であり、そこには「魔法」「卓越した身体能力」を持つ種族など有名所ではエルフやドワーフといったまさに「異世界」というような種族がいる中・・・ただ唯一、頭脳だけで勝負をしないといけない「人類種族」が存在します。

ゲームといえど魔法などのチート能力で「人類種族」は劣勢にしかれ16種族の最下位に位置します。

 

現実世界でゲームで「無敗」を誇っていた主人公の【空白】。※空白とは空(兄)と白(妹)のコンビでゲーム名として【空白】という名前を使っています。

この【空白】という兄妹の元に一通のメールが届きます。

そのメールこそが、この異世界の神である存在からのものでした。

その神とのチェスの試合に勝ち「さぞ現実世界が生きにくくないか?」とメッセージが届き・・・ゲームで全てが決まる世界に赴きます。

 

ただ忘れてはなりません。

ゲームで全てが決まる異世界では、魔法を使う種族や次元を超える身体能力を使う種族とゲームを繰り広げることを。

このチート能力満載の世界で、頭脳だけを使って【空白】は16種族のてっぺんを目指します。

 

その頂点を目指していく過程でゲームによって他の種族と試合をしていくわけですが・・・その内容が何とも魅力的なんですよね。

一種のミステリーを読んでいるような、謎解き要素もあり、スポコン物のような痛快するシーンもあり・・・

そのゲームの中で僕が最も面白かったものベスト3と、この作品の魅力ベスト3を紹介していきます。

 

 

ノーゲームノーライフの魅力ベスト3

3位:キャラデザイン

とにかくキャラデザインが良い。

主人公である空白の2人はもちろんのこと、仲間になる空を飛べる天使の様な種族の1人や、元々王位継承されるはずがゲームに敗北したことで王位継承権をはく奪されたキャラクターなど、アホで間抜けな要素がある魅力的なキャラクターが多いです。

キャラデザインが可愛く、作画も安定して綺麗で非常に見やすいアニメですね。

 

2位:ストーリー

ストーリーが面白すぎる。

ゲームで全て決まる世界で魔法を使う相手にどういう手法を使って弱者である「人類種族」が立ち向かうのか。

これを聞いただけでも、かなり興味を引き付けられる設定ですよね。

次元を超える身体能力を持つ種族にどうやってFPS(ファーストパーソンシューターの略で銃などを使い戦ういアクションゲーム)で立ち向かうか・・・など弱者である「人類種族」が「弱者のまま」勝負を制する内容に鳥肌がたちます。

SFチックな要素とミステリーな要素を掛け合わせたような、不思議で頭を使う作品。

 

1位:勉強になる

「ノーゲームノーライフ」は勉強になるアニメ!

この一言につきます。

知識や情報があるか否かで勝敗が決まるなど、人が当たり前に思っていることが本当は当たり前ではない・・・と考えさせられます。

 

例えばジョーカーを抜いた状態でトランプの束からスペードのエースを抜く確率はどの位でしょうか?

52/1で1.92%。

普通の人はこう考えますが、【新品】のデッキであればジョーカーを抜いて一番下のカードを選べばほぼ100%の確率でスペードのエースを抜きれます。

いわば知っているか知っていないかで成功失敗や勝敗が決まると主人公の空が言っています。

 

非常に考えさせられます。

物事の本質を見極めて情報を得ることにより行動指針や何事かの目標の設定後の過程をどの様に定めるかなど、多種多様に渡りこの考え方や情報や知識の必要性を重視して行動しないといけないと実感します。

楽しめて勉強になるアニメ。

まさにノーゲームノーライフの魅力といえるでしょう。

 

 

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続いてはノーゲームノーライフのベストゲームをご紹介します。

※僕はアニメだけではなくライトノベルを読んでいますので、アニメだけを見ている人は分からない内容を含みます。

 

 

「ノーゲームノーライフ」のベストゲーム

 

3位:海棲属(セイレーン人魚)との恋愛ゲームバトル

勝敗条件はセイレーンの全権代理者(代表者)であるライラを惚れさせてキスして起こすという内容。

ただライラが惚れる条件は不明であり過去誰もが挑み、勝った者はいないというゲームです。

惚れる条件がない以上、空白が今ままで経験した恋愛ゲームの常識が通じず愉快な仲間達と右往左往しますが、ゲームの本質を空白が理解しそこを突き勝利します。

伏線が多々あり2回3回見ないと理解しずらい内容ですが、理解した時のスッキリした感覚が楽しいです。

 

2位:獣人族(ワ―ビースト)とのFPS勝負

アニメでの華麗なる戦いや胸が熱くなる程、緊迫したバトルシーン(ゲーム)は誰しもが夢中になって見ると思います。

ノーゲームノーライフという作品の中で、そのバトルシーンを担当するのがこの一戦です。

身体能力抜群であるワービーストの種族との1戦であるため、人類種族である空白達は圧倒的不利な条件でゲームで挑みます。

しかしCP達の動きや気配が遮断されるタイミングや相手が油断するタイミングを掴み、あくまでも頭脳を使うことでその身体能力の高さに勝利します。

 

1位:天翼族(フリューゲル)との具現化しりとり

具現化しりとりなので言ったものが具現化します。

相手であるフリューゲルは何十カ国語を話せる種族であり魔法を遣えるチート能力の持ち主。

敗北条件は「既出の解答をする」「30秒答えない」「継続不可能」というまたまた「人類種」の最弱の空白が圧倒的不利な不利な状況の元、勝負に挑みます。

 

ここでは空白が2人で挑むという利点と、「物知りで強者」であるが故のフリューゲルの弱点を突くことによって勝利します。

このゲームの内容も知識を応用し勝利する内容であくまでも弱者ではあるがフリューゲル相手に「継続不可能」にさせたという内容に作者の頭の良さに感服致します。

非常に面白い内容です。

 

 

ノーゲームノーライフの総評

ノーゲームノーライフはアニメ初心者でも見やすくグラフィックやキャラデザに加えストーリーや内容、世界観に引き込まれるアニメであり友達などのお勧めするアニメといえば「ノーゲームノーライフ」と断言できます。

僕の友人にはとにかくゲーム好きで、アニメはほぼ見ない人物がいるのですが、その友人を虜にしたのがこの「ノーゲームノーライフ」です。

ゲームという世界観、さらにそこで頭脳だけを駆使して異世界の能力たちを倒していくというまるでRPGのような世界観にゲーマーは興味津々になるのです。

可愛いキャラクターも多く、作画もキレイであるため「アニメ好き」も虜にされる作品。

推理ものの小説が好きな読書家なども楽しめる作品だとも言えます。

 

まさにいろんなジャンルの人々を引き付けることができる作品。

それがノーゲームノーライフ。

アニメは映画も公開され、続編に期待が持たれています。

是非とも16種族の頂点に立つまでアニメ化されて欲しいものです。