作品の垣根を越えて共通する点、登場するキャラクターなど・・・そのような演出ってたまーにありますよね?

たいていの場合、テンション上がりません?笑

その共通点を感じさせる2作品「犬夜叉」と「人魚の森」を紹介します。

片方だけ知っている・・・と言う人は是非もう一方を見てみて下さいね!

 

 

 
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今回は、2つの大好きなアニメの類似点について、お話させて頂きます。

その作品とは、「人魚の森」と「犬夜叉」。

どちらも、原作は高橋留美子先生の漫画。

 

なら、似ているのは当然と思われるかもしれません。

確かに、「ソードアートオンライン」と「アクセスワールド」。

「烈火の炎」と「メルへヴン」。

などなど、製作が同じで、世界観も同様の作品は数多く存在しています。

このような類似点などがあり、他方の作品に登場する人物がもう一方の作品に登場していたらテンションが上がったりしますよね。

 

しかし、数ある高橋作品の中で、この2作には不思議と近いものを感じるのです。

他の「らんま」や「RINNE」のような明るいドタバタではなく、どこか暗く、おどろおどろしい、シリアスな世界観だからでしょうか。

その類似性について、ご紹介していきます。

 

 

「人魚の森」と「犬夜叉」の類似点

犬夜叉

まずは「犬夜叉」について。

無印シリーズに完結編と、長く放送された人気作品です。

海外での人気も高く、劇場映画にもなりましたので、知らない方は少ないかもしれません。

戦国時代を舞台に、不思議な宝玉を巡る冒険と戦いの物語です。

 

主人公の犬夜叉を始めとして、「妖怪」や「神」が登場します。(犬夜叉は、大妖怪と人間の間に生まれたハーフです)

作品の中で数多くの妖怪や仙人が登場し、時に味方として、時には敵として、物語に関わるのですが・・・時にそれは、悲劇のキッカケになります。

 

主人公の犬夜叉も、妖怪の血を引く「半妖」として、人間にも妖怪にも疎外されてきました。

今は素晴らしい仲間達と出会いましたが、辛い境遇のせいで、今も意地っぱりな性格です。

彼以外にも、紫織(しおり)や地念児(じねんじ)など、妖怪の血を引くばかりに理不尽な扱いを受けてきた者達が登場します。

そして、妖怪の子を産んだ母親達も・・・。

 

紫織の父親は人間の女性を愛した為に、実の父に処刑されました。

あやかしと関わった為に悲劇が起こる。彼らの場合は夫婦、母子の愛情があるので、辛いことばかりではありませんが・・・。

 

他にも妖怪同士の戦いに巻き込まれたり、利用されたり。

人間は、なかなか過酷な環境で生きています。

まして、戦国時代なので人間の戦に翻弄されることも。

 

人間とあやかしの距離が近い、そんな世界観なのです。

 

また、物語の核になるアイテム「四魂の玉」が、多くの人の人生を狂わせます。

持つ者に強力な力を与え、願いを叶える四魂の玉。

それを欲して、数多くの人間や妖怪が、群がり争いを繰り広げてきました。

犬夜叉の初恋の女性・桔梗は玉を守る巫女でしたが、そのせいで罠に嵌まり、犬夜叉と傷つけ合って命を落としました。

 

そして、黒幕の奈落も。

玉の欠片を集め、終盤で万能に近い力を手に入れた彼。

でも、それは奈落が望んだ本当の未来ではありませんでした。

たくさんの人や妖怪を不幸にした挙げ句、消滅した奈落。

玉を手に入れる為に、奈落が陥れた者達は数えきれません。

しかし本当は、奈落自身も玉に利用された者でした。

彼を利用して、永遠に存在しようとした四魂の玉。

彼(?)こそが、真の黒幕だったのだと思います。

 

そして、恐怖や目先の望みに負けず、玉の支配を絶ち切った犬夜叉と、ヒロインのかごめ。

弱さや欲望に打ち勝つ、心の戦いを描いた物語なのだと感じました。

 

 

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人魚の森

かたや、「人魚の森」。

こちらもまた、「欲に翻弄される者達」を描いた物語です。

舞台は現代の日本で、妖怪変化は登場しません。

その代わり、物語の中心になるのは伝説の存在「人魚」です。

その肉を食らえば、不老長寿になれるという人魚。

それに関わった為に、人生を狂わせる人々が大勢出て来ます。

 

主人公の湧太(ゆうた)も、その一人。

彼はごく普通の漁師でしたが、浜に流れ着いた人魚の肉を食べたことで、望まぬ不老不死を手に入れます。

それから五百年、彼は普通の人間に戻る方法を探しながら、一人きりで放浪を続けてきました。

出会う相手には、皆先立たれ、想いを通じ合わせた女性とも添えません。

 

そんな湧太が、五百年目に初めて出会った、自分以外の不老不死。

それがヒロインの少女・真魚(まな)でした。

普通の人間に戻る方法は無いと知らされ、二人は共に旅を続けます。

首を落とせば死ぬことは出来るけれど、飽きるまで生きてみようと。

 

彼らは行く先々で、人魚によって人生を狂わされた人々と関わります。

双子の姉妹でありながら、片方だけが人魚の生き血を飲み、若い姿のまま。そして姉妹は、深い憎しみを抱えたまま、何十年も生きてきました。

また、人魚を焼いた灰の力で生き返った、死んだ女性。

彼女は生前の記憶を失くし、魂の無い殺人鬼に成り果てていました。

かつて心を通じ合わせた彼女の姿に、胸を痛める湧太。

 

他にも人魚の肉を食べたものの、不老不死になるどころか、醜い化け物になった人達もたくさん登場します。

それでも人魚の肉を求める者は、後を絶ちません。

欲望に振り回され、人生を狂わせていく者達。

 

その姿は、「犬夜叉」の四魂の玉に群がる者達に重なります。

 

 

 

あやかしや欲望や、ドロドロした感情をストレートに描いている・・・それこそが、2つの作品の共通点だと思います。

余談ですが、人魚シリーズの「舎利姫」という話に出てくる少女・なつめちゃんは、犬夜叉に出てくる、りんちゃんと神楽を足して割ったようなキャラクターです。

デザインも、その境遇も。

2つの作品のうち、「犬夜叉」の方が知名度は高いと思います。

犬夜叉が好きな方には、ぜひ「人魚の森」も見て頂きたいです。

 
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