色んな題材をテーマに扱ったアニメ作品がありますが、その中でも異彩を放つ駄菓子アニメ「だがしかし」。

数ある作品を見てきましたが、料理する描写もないのにここまで食欲を刺激される作品は他にはありません。

今回はその「だがしかし」に登場した数ある駄菓子の中から、僕が食べたい・・・と思わず唸ってしまった駄菓子をランキング形式にしてお届けします。

 

 

「だがしかし」を見て、駄菓子が食べたくなって買いにいった・・・という2ちゃんやブログへの書き込みが多数見られるほど、確実に視聴者に影響を与えている作品・・・それが「だがしかし」。

ちなみに「駄菓子、菓子」をモジって「だがしかし」。

 

なにやら円盤の売り上げは振るわなかったらしいですが、「ブタメン」や「生いきビール」など有名な駄菓子とコラボした商品を発売するなど・・・正確な数字は出ていませんが、おそらく駄菓子業界にはそれなりに売上げ向上の影響を与えたと考えられています。

だって美味そうだもの・・・。

駄菓子と言えば、遠足や修学旅行の際に必ずと言っていいほど登場する学生時代を彷彿とさせるアイテム。

 

イベントがおこなわれる際には「お菓子は300円までよ」が定番の言葉として定着し、「そこにバナナは含まれるの?」が定番のお返しとなっています。

そんな「誰もが確実に思い出に残っているアイテム」をテーマにしている作品なので、懐かしさが蘇り食欲が刺激されるのも頷けます。

1期だけでも30商品以上の駄菓子が登場していましたが、今回はその中から選りすぐりの駄菓子をランキング形式で紹介。

 

物語のエピソードと共に紹介しますので、是非ともまた作品を見返してみて下さい。

 

 

「だがしかし」で食べたくなった駄菓子ランキング

  1. 第9位:生いきビール

    価格 3.0
    よだれ 3.5
    エピソード 4.0
    価格:
    30円
    容量:
    1袋2錠入り
    登場シーン:
    2話前半パート

    第9位は「生いきビール」。

    キンッキンに冷えてやがる・・・。

    僕はこの作品を見るまでは「生いきビール」の存在を知りませんでしたが、どうやら「水に溶かすとやけにリアルなビールになると評判」の駄菓子。

    生いきだけどノンアルコールだから安心、安全。大人の仲間入りしたいほたるがココノツを誘って、初めての飲み会を開くシーンに登場しました。

    ちなみにまだ食べることは出来ていない僕ですが・・・味はりんごかパイナップル味のジュースのようらしいです。暑い夏にキンキンに冷えた水で溶かしたらかなり美味そう。

     

    ちなみに作中では・・・

    ●キャベツ太郎1袋
    ●ポテトフライ2袋
    ●うまい棒チーズ味1本
    ●うまい棒なっとう味1本
    ●うまい棒コーンポタージュ味1本

    を肴に飲んでいました。

 

  1. 第8位:プチプチうらないチョコ

    価格 4.0
    よだれ 3.0
    エピソード 4.5
    価格:
    20円
    容量:
    18粒入り
    登場シーン:
    8話後半パート

    第8位は「プチプチ占いチョコ」。

    女の心を分からなければモテることは出来ない・・・という遠藤 豆の提案の元、占いにハマる女子の心理を知ろうと「プチプチ占いチョコ」に手を出す豆とココノツ。

     

     

     

    結果・・・

    健康 → ◎ → すんごく体調いい気がしてきたかも!(その前のシーンでけん玉で指を痛めていた。笑) → 力業で当たる

    勉強 → ✕ → 宿題をやっていない → 当たる

    願い事 → ◎ → 「パンちらが見たい」と願う → ほたるが土手にやってきてジャンプ・・・パンツが見えたのかは2人にしか分からない・・・。笑

     

    最後の占いに関してはおそらく見えたのかな・・・しかし、「見えたとか見えなかったとか関係なしにプチプチ占いチョコすげえ・・・」とその凄さに驚いていた2人。

     

    ちなみに18欄ある占いは以下。

    メール・人気・ならいごと・
    あそび・ダイエット・スポーツ・
    ともだち・べんきょう・おこづかい・
    恋愛・チャレンジ・おかいもの・
    デート・ねがいごと・ぼうけん・
    けっこん・なやみごと・みらい

    子供用なのにもかかわらず、ダイエットとか冒険なんかもある粋な占いチョコ。あなたも自分の力以外の何かに頼りたくなったら、20円で未来を予想してみるのも良いかもしれませんよ。

 

  1. 第7位:セブンネオン

    価格 3.5
    よだれ 3.5
    エピソード 4.5
    価格:
    30円
    容量:
    7本入り
    登場シーン:
    3話後半パート

    第7位は「セブンネオン」。

    この駄菓子を食べた際に「食べにくい・・・」と評価をしたさや師匠。

    その理由をほたるはこう解説をします。

    「そもそも駄菓子の魅力は安くて手に取りやすいところにある。しかしそうなると、必然的にその量は少なくなる。限りある子供のお小遣いでせっかく買って一瞬で食べ終わってしまっては味気ない。そのため、いかに少ない量で長時間楽しめるか、それが駄菓子の重要なテーマの1つになっている」。

     

    これを聞いた時に、初めて「だがしかし」という作品の素晴らしさを理解しました。笑

    このエピソードを知らなかったら「セブンネオン」をただの食べにくい駄菓子認定してしまいますが、エピソードを知ってしまうと「セブンネオン」が愛おしくてたまらなくなってしまいます。

     

    ちなみにさや師匠に「ほたるちゃんは何でも知ってるねえ!」と言われたほたるは・・・

    「わたしは何でも知っているわよぉ!」と臥煙さんの返しでした。

 

 

  1. 第6位:ポテトフライ

    価格 3.0
    よだれ 4.5
    エピソード 3.5
    価格:
    35円
    容量:
    4枚入り
    登場シーン:
    1話前半パート

    第6位は「ポテトフライ」・・・作中では「ポテフ」と呼ばれています。

    初めてヨウとほたるが出会い、いきなりの戦闘態勢になりますが何かを悟った2人はいきなり手をくみ交わし

    ヨウ:「ポテフでいいかい・・・?」

    ほたる:「ええ、いただくわ。」

    という謎のコミュニケーションが成立。

     

    その後2人で美味そうにポテフを食っているのですが、それが何とも美味そう・・・。

    ほたるはポテフをこう解説・・・「こんなに薄いのに味は濃厚!そして、この油っぽさがまたジャンクで良い!」。

    1番贅沢な食べ方として、「重ね一気食い」を披露するのですが、マジで4枚重ねて食べるのが美味しそうなんですよね。(^_^;)

    今度ポテフ見つけたら絶対やっちゃう・・・。

 

  1. 第5位:ベビースターラーメン

    価格 3.5
    よだれ 4.0
    エピソード 5.0
    価格:
    30円
    容量:
    不明
    登場シーン:
    5話前半パート

    第5位は「ベビースターラーメン」。

    この回はココノツの父であるヨウがYouTuberであることが発覚。笑
    ※作中ではYouTubeをユーチューベと呼称。

    「ヨウ!ヨウ!デスヨウヨウ!」という何処かで聴いたことがあるかけ声のもと「駄菓子のヨウチャンネル」で、駄菓子を実際に食べてレビューする動画を作成しているヨウ。

    合計13再生しかまだ稼げていない・・・。

     

    その中で5話で紹介したのが「ベビースターラーメン」。

    1950年からある駄菓子であることや、キャラクターの「ベイ」「ビー」のことについて知れたり、

    天日干し中のラーメンからこぼれた崩れメンに味を付けて従業員に提供したことによって誕生した・・・など豆知識を知ることができます。

     

    その中でココノツが叫んだこのセリフ。

    「周りのライバル達にはない、一番大事なことを言わなきゃ。ベビースターの『スター』は子供向けスナックの中で1番になりたい、1番星になろうという思いの表れなんだって!」

    これはマジでバクマン。の最高かと思いましたね。笑

     

    誰もが知っている駄菓子の中の駄菓子。

    その商品についての熱いエピソードが聞けます。

 

  1. 第4位:グリコ

    価格 3.0
    よだれ 4.5
    エピソード 4.5
    価格:
    100円
    容量:
    4粒入り
    登場シーン:
    4話後半パート

    第4位は「グリコ」。

    日本人ならば誰もが知っている駄菓子ですが、グリコの1粒が16Kcalで、それが300m走ることが出来るエネルギーだって知っていましたか?

    16kcalは・・・165cm、55kgの人間が、風速160m/分で走ると、1.95分で消費するエネルギー。

     

    作中ではどうしても15000m先に走って向かわなければいけない状態に陥ります。

    つまりグリコ5粒分。

    そこでほたるとココノツは1粒口に含んだ瞬間から走り出し、ちょうどグリコが無くなったら300m進んだとして次のグリコを口に入れます。

     

    しかしココノツは5個目のグリコを口に入れようとした時に気付きます・・・グリコは1箱4粒入りだと。

    そこでほたるが1粒差し出します。

    そう・・・ほたるはココノツが1粒足りなくなることを事前に知っていたため、1粒食べずに残しておいたのです。

    つまりほたるは16kcal余計にエネルギーを消費していることに・・・。

    エネルギー切れになったほたるは残り300mを残し戦線離脱。

    全てをたくされたココノツは涙でゴール・・・。

     

    っていう茶番劇をやっていたのですが、何か青春で良かった。笑

    見たらグリコを口に入れて走り出したくなりますよ。

 

 

  1. 第3位:ふがし

    価格 3.5
    よだれ 4.5
    エピソード 4.5
    価格:
    いろいろ
    容量:
    いろいろ
    登場シーン:
    4話前半パート

    第3位は「ふがし」。

    4話ではいきなり駄菓子やにアイマスクをしたほたるがいて、「利き麩菓子勝負」を挑んできます。

    ほたるは麩菓子についてこう解説・・・。

    『誰もが知っている、皆が一度は食べたことのある伝統的駄菓子。原材料はもちろん「ふ」と「黒糖」。ヘルシーなのでダイエット食として女性人気も急上昇中よ。今や駄菓子界において麩菓子のない店がないと言われる程の「麩菓子」というジャンル。いえ、「麩菓子」と言う文化。「麩菓子」「駄菓子」「御飯」。』

     

    触ったりしたら分かるため、お互いが口に麩菓子を突っ込まれるのですが、それが何とも美味そう・・・。

    しかもほたる、ココノツ共々袋を開ける音や味、形状からどんどんその麩菓子を当てていきます。

    単純そうな麩菓子にもそれぞれ違いがあるのか・・・と思うと、ついつい麩菓子が食べたくなってきます。

    あと、噛んだときのサクッサクッという音が何とも食欲を誘います。

 

  1. 第2位:ビンラムネ

    価格 3.5
    よだれ 5.0
    エピソード 4.5
    価格:
    40円
    容量:
    粉末入りのモナカ
    登場シーン:
    5話前半パート

    第2位は「ビンラムネ」。

    「ほらよ、約束の例の粉だ・・・。」というヨウの意味深な一言で始まる「ビンラムネ」の回。

     

    明らかに中毒性がありそうなヤバい粉を吸っているような描写で描いていて、ほたるは

    「大丈夫!中毒性とか依存性とか全然ないから!安心だから!」

    「最初はむせるけど、慣れてくると大丈夫。何度か使用しているうちに体が馴染むわ。」

    とココノツに勧めます。

     

    この回を見ると絶対に「ビンラムネ」を食べたくなります。

    僕はまだお目にかかったことが無いのですが、「涼しさを感じる味」と作中で評されているため、夏の夜にでも食べてみたいと思います。

     

    食べ方としては・・・

    ●オフィシャルスタイル:底に穴を開けてストローで吸う
    ●スタンダード:ビンの口から普通にストローで吸う
    ●ヤンチャ少年:ビンの底に穴を開け、そこから落ちてくる粉を口で受け止める
    ●漢:ビンごと粉をかっくらう

    の4スタイルが紹介されていました。

 

  1. 第1位:きなこ棒当

    価格 5.0
    よだれ 5.0
    エピソード 5.0
    価格:
    10円
    容量:
    1本
    登場シーン:
    2話前半パート

    第1位は「きなこ棒」。

    『駄菓子の世界は戦争なのよ。』というほたるの言葉から始まるきなこ棒回。

    この回はほたるの・・・っていうか作者の「きなこ棒」への愛がめっちゃ詰まった話でした。

     

    ほたるはこう言います。

    『オリジナルのアイディア、目を引くキャッチコピー、そして特徴的なイメージキャラクター達。
    それぞれの駄菓子が、自分たちの魅力を引き出す工夫を日々している・・・駄菓子の世界はまさに戦場なの。
    その中で箱も地味、イメージキャラクターもいない、己の力のみを信じ、戦い続けるきなこ棒。
    言うなれば「砂漠の戦士」。きなこ棒は今も息を潜め、粉にまみれてチャンスをうかがっている・・・私たちを仕留めるチャンスをね!』

     

    いやあ・・・このセリフを聞いちゃったら「きなこ棒」を作っている起業にチャリーンしちゃいたくなりますよ。

    多分、食べたことが無い人はほぼいないのでは・・・という有名な駄菓子の1つですが・・・なぜそこまで知れ渡り、子供達が食べ続けるのか。

    それこそが「きなこ」の魔力なのかもしれません。

    魅力的な宣伝など必要が無く、きなこ1本勝負。

    ただひたすらにきなこ。

    あー、食べたい・・・。

 

 

以上が「だがしかし」に登場する作品を見たら食べたくなる駄菓子ランキング。

多分「きなこ棒」は多くの人が1位に上げるんじゃないかと思います。

まだ見たことがない人はぜひ1度見てみて下さい!