「TIGER & BUNNY 」という作品は地上波で全25話。

劇場版で二作品公開されたアメコミをモデルにした男ならだれもが好きであろうヒーローアニメ。

NHKが行った視聴者投票で1位を獲得した作品。

腐女子層、男性の心を鷲掴みにしたタイバニの魅力とは。

 

 

アニメ「TIGER & BUNNY 」あらすじ

主なあらすじは「NEXT」(ネクスト)と呼ばれる特殊能力者がいる世界で、「シュテルンビルド」と呼ばれる大都市の平和を守るために「NEXT」たちがスポンサーと契約し、それぞれ固有の能力を使ってヒーローとして「シュテルンビルド」の平和を守るために働きます。

その中にいるヒーローのなかでもあまりぱっとしないベテランヒーローのワイルドタイガーこと「鏑木・T・虎徹」。

この「ワイルドタイガー」が期待のルーキーで性格も正反対の「バーナビーブルックスjr」とコンビヒーローを組み、町の平和を守りながら、町の陰謀に迫っていくという物語。

 

 

アニメ「TIGER & BUNNY 」の感想と魅力


©BNP/T&B PARTNERS
アニメ「TIGER & BUNNY 」より引用

 

まずこの作品を見た感想は「非常におもしろい」。

この作品の見どころはたくさんあるのですが私が個人的におもしろいと思った6つの見どころを紹介したいと思います。

 

それぞれの個性

1つ目は「それぞれの個性」。

この作品にはほんとにたくさんの個性と能力を持った「NEXT」であるヒーローが登場します。

 

また、それらのヒーローたちは自分の個性である能力にコンプレックスを持っており、ほかの誰かの能力や個性を羨ましがっています。

これはヒーローだけではなく、私たち自身にも通じるものがあり、共感できる話題でした。

 

作品内で自分の能力、個性に何らかのコンプレックスを持つヒーローたちは悩み、葛藤しつつも自分にしかできないことなどを見つけ、自分自身に自信がついていくというシーンが多かったです。

私はこれを見て感動しつつも、自分も現実世界で悩まず、自分にしかできないことを見つけようと非常に励まされました!

また、アニメが見終わるころにはヒーローたちの個性に惹かれ、アイドルグループのように推しのヒーローができていました。

 

 

仲間との絆

2つ目は「仲間との絆」。

コンビを組まされた虎徹とバーナビーはコンビを組んだ最初は喧嘩ばかりで言い分も合わず、最悪のコンビでした。

 

しかし虎徹はそれでもめげずに拒み続けるバーナビーに対し積極的にコミュニケーションをとり、バーナビーもそれに徐々に心を開いていくといき・・・

はじめは虎徹のことを「おじさん」呼ばわりしていたものの終盤では「虎徹さん」と呼んでいたことに人を第一印象で決めない、拒まない大切さを学び、感動させられました!

 

また、コンビとしての技術やきずなが深まっていくごとに非常に胸が熱くなりました。

 

 

社員として戦うヒーロー

3つ目は「ほかのヒーローアニメにはない社員として戦うヒーロー」。

TIGER & BUNNY のヒーローたちボランティアとしてヒーロー活動を行うのではなく、自分自身もお金を稼ぐためにスポンサーの会社の社員としてお給料をもらいながらヒーロー活動をしているため、自分の正義だけでなく、活躍してスポンサーの企業の名前を売らなければならないという斬新な設定がとても面白かったです。

 

また、スポンサーがついているにも関わらず、スポンサーの意見を全く取り入れず、自分の考える「正義」を突き通す虎徹の姿は面白くもあり、男を惚れさせるかっこよさがありました。

 

 

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アクションシーン


©BNP/T&B PARTNERS
アニメ「TIGER & BUNNY 」より引用

 

4つ目は「迫力のアクションシーンや、かっこいいキャラデザイン」。

このアニメはアメコミをモデルにしているため非常にアクションシーンがこだわられており、爆発やヒーローたちが必殺技のような能力を発動したときのエフェクトなどは面白いあらすじや、戦闘中のヒーローたちのセリフをより一層引き立たせています。

 

また、ヒーローたちはスポンサーの名前やロゴの入り、様々な機能の付いた「ヒーロースーツ」を着ながら戦うのですが、このヒーロースーツもロボットスーツのようなものや忍者のようなもの。

セクシーなものなどヒーローそれぞれの個性や野力をうまく表現しつつ、とてもかっこいいものばかりでより一層ヒーローたちが好きになり、フィギュアなどまで欲しくなるほどでした。

 

 

声優

5つ目は「声優さんの素晴らしい演技」。

どのキャラクターの声優さんもシーンごとでの演技がとてもうまく、素晴らしいのですが、中でも主人公である鏑木T虎徹の声優を務めた平田広明さんの演技はとても素晴らしかったです。

 

バーナビーにからかわれてしょんぼりした演技や気合を入れた時の叫び声、喜んでいるシーンでの笑い声などはキャラクターが本当に生きているかのようでした。

また、アニメの終盤の虎徹が死んでしまいそうになったシーンで私は感動して泣いてしまったのですが、平田さんが声優をやっていなければこのシーンに感動は生まれず私も泣いていなかったのではないかと思うほど。

 

 

6つ目は「オープニング曲、エンディング曲がとてもいい」。

どの曲もとてもいい曲なのですが中でも私は1クール目のオープニング曲の「オリオンをなぞる」が好きで、は世界観にあった歌詞、ポップなリズムでいかにもこれからTIGER&BUNNYが始まるぞという気分にさせてくれました。

 

 

 

以上が個人的に感じるタイバニの魅力。

ヒーロースーツにスポンサーを入れたり、映画館での同時上映など、斬新な試みをたくさん行なったことも話題でしたが・・・。

TIGER&BUNNYはこれから実写化、アニメ二期の制作が決まっているため、これからも注目の作品です。