2018年冬アニメの中で間違いなく最高の評価を下すことが出来る作品「宇宙よりも遠い場所」がついに最終回を向かえました。
南極チャレンジに同行した女子校生達の物語は、一体どのように終止符が打たれたのか。
まだ見ていない人は、是非この記事で旅の最後を確認し、もう見た人は、是非この記事で最終回を振り返ってください。
アニメ「宇宙よりも遠い場所」とは?
オリジナルTVアニメーション『宇宙よりも遠い場所』PV
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
このタイトルは世界的にも有名な宇宙飛行士、毛利衛氏が2007年に南極へ招待された際に
「宇宙には数分で行けるけど、南極に行くには何日もかかる・・・南極は宇宙よりも遠いですね。」
という主旨のコメントをしたのが由来。
それだけで壮大な物語だと言うことが伺えますが・・・実は「宇宙よりも遠い場所」というアニマは女子校生が南極へ行くという物語。
しかし、「壮大な南極への旅」と「ちっぽけな女子校生」という組み合わせが生み出すコントラストが感動を呼びまくり、作品を見たら涙する人が続出・・・。
制作にはいしづかあつこ監督、シリーズ構成は花田十輝さん、アニメーション制作はマッドハウス。
「ノーゲームノーライフ」を制作したスタッフ陣が集結して作り出したド青春のアニメ作品が「宇宙よりも遠い場所」。
制作には国立極地研究所の職員の方々が協力したり、声優陣は豪華すぎる面々が揃えられたり・・・とにかく超絶気合いの入りまくった作品です。
そんな作品がついに最終回。
まずはサクッと最終回のレビューをしていきましょう。
アニメ「宇宙よりも遠い場所」第13話(最終回)レビュー
まだ第12話を見ていないという方はこちらをご覧下さい。
第12話で壮絶な終わり方をしましたからね。
最終回ではどんな始まり方をするのか・・・と思いきや、目覚まし時計を止めて起きた寝ぼけ眼のキマリのシーンでした。笑
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
ただ、このシーンを見ただけでも、キマリは目覚まし時計でちゃんと朝起きれるようになったのね・・・とちょっとしみじみとしてしまう僕がいました。笑
キマリが眠そうな中、なぜ6時という「早朝」に起きたのか。
それは日向と一緒に当直だったから。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
早朝なのにチャキチャキ働くキマリ・・・いやあ本当に成長したなあ・・・と思いきやどうやら鮫島料理長や日向に一歩で遅れたよう。
キマリは日向に「本日のメニュー」のボードを書くように頼まれますが・・・メニュー名に何を書けば良いのか迷います。
というのも、余り物ご飯だから。笑
結局こうなりました。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
どうやらコレが鮫島料理長の手口らしい。笑
当直としての仕事も着々とこなす様子が見られ、すっかり南極の生活に慣れた事が伺えます。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
なぜなら、キマリ達女子校生組を含む「夏隊」が帰るまであと3日だから。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
いやあ、時間がかなり経過したんですね。
13話ではその時間経過を感じさせる描写が至る所にちりばめられていました。
ダラダラ喋るのが特徴的な安本保奈美さんには「来たときは可愛かったのに、女子校生・・・」と言われたり、
報瀬はポッキーをくわえたまま麻雀をしていたり・・・。笑
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
その後は夏隊が帰還するに当たり「アイスオペレーション」へ向かいます。
世界的な財産である南極の氷は持ち出し禁止ですが、唯一お土産として持って帰って良いエリアがあり、そこの氷を切り出す作業をします。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
南極に存在する何万年も前の空気を閉じ込めた氷で作ったかき氷を食べていると、急に報瀬の「助けて!」という声が聞こえます。
3人はそちらに目を向けると・・・ペンギンに囲まれた報瀬が。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
「助けて!でも幸せ。でも臭ーい。
でも幸せ。臭すぎても幸せー。」
無類のペンギン好きな報瀬ですが、やっぱり野生のペンギンは臭いみたい。笑
かなえ副隊長には「ゆっくりしていきなさいね。氷塊も今日が最後でしょ。」と声をかけられます。
そこでキマリは南極で過ごす日々がわずかである現実を思い出します。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
キマリ「例えばだけどさ。部屋も空いてるわけだし、ココからなら動画もずっと送れるわけでしょ。今絶対帰らなきゃ行けないわけじゃないでしょ。」
日向「今帰らなきゃ来年まで帰れないんだぞ。」
キマリ「わかってるよ大丈夫!わたし、空が暗かったらずっと寝てられる自信あるから。」
報瀬「学校はどうするのよ。戻ったときには皆卒業よ。」
キマリ「それは・・・」
結月「家族はどうするんです?」
日向「ゆづのドラマは?」
結月「まあ・・・私も帰りたくなっている気持ちはありますけど。」
キマリ「じゃあ、また来てくれる?」
結月「え?良いですよ。」
キマリ「越冬だよ!?この4人でだよ!」
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
「分かってる。」
キマリ「絶対だからね!断るの無しだからね!」
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
「はいはい。」
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
「本気で聞いてる。」
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
「本気で答えてる。」
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
「なら良し!」
このやりとりは絆の深さを感じました。
シーンは飛び、4人は吟隊長から「最後に南極でしたいこと」を聞かれていたようで、4人はその問いに「全員で遊ぶ」と答えます。
そこでかき氷シロップで線を引いてソフトボール大会を開催。
バッターボックスに立った財前隊員は吟隊長に「打てたら告白の返事を考え直してくれるか」を問い、「良いよ!」と返事をもらいます。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
しかし、結果はデッドボール。笑
吟隊長は玉の威力が半端ない上に、ほぼすべての玉がバッターに飛んでくるため「南極の縦縞ナインティーン」の異名を持つらしい、。笑
それでも打ったのが報瀬の母、貴子。
ソレを聞いた報瀬はやる気満々で打席入り。
威力満点の隊長の球を見事に打ち返しました。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
ここで前半が終了。
後半へ。
後半の始まりは報瀬が髪を切るシーン。
理由は「何か切りたくなった」。
しかも長さはココ。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
髪をばっさりと切る時って、何かしら少なからず理由がありますよね。
失恋、気持ちの切り替え、邪魔だから。
おそらく報瀬はお母さんへの「想い」が切り替わったんでしょうね。
それが「髪を切る」という行動に繋がったのだと思います。
その後は夏隊帰還に際する壮行会。
切った後の報瀬を見て驚く吟隊長と前川副隊長。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
これが吹っ切れた報瀬嬢のお姿。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
「どう!?似合います?」
報瀬がここまでの満面の笑みって、実は作中で初めてだったりします。
女子校生らしく、そして自由な貴子さんの娘らしい素敵な笑顔ですね。
吟隊長からは「やっぱり親子ね!笑ったところがそっくり!」と言われていました。
全視聴者はうるっとしながら微笑ましく見ていたことでしょう。
夏隊帰還式典で吟隊長はこのような言葉を女子校生達にかけました。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
「今朝は天気も良く、旅立ちにふさわしい朝となりました。
特に今回は、日本で始めて女子校生の観測隊員が南極で過ごしました。
それは大きな試みでした。
きっと不安だったと思います。
私たちもたいへんたいへん不安でした。
でも、彼女たちは立派に観測隊員をやりきってくれました。
あらゆる男性隊員の帰らないで!という心の声がうるさいくらいに聞こえます。
でも、彼女断達は帰ります。
あきらめてください。
最後に・・・今日までありがとう。
向こうに戻っても、たまにで良いので、遠い空の向こう・・・真っ暗闇の中、黙々と越冬している私たちのことを思い出してください。
ここでまた、会いましょう。」
そして次に「夏隊代表」として報瀬が観測隊全員の前に出て話をします。
7話でオーストラリアから南極へ旅立つシーンを覚えているでしょうか。
あの壮行会では・・・もじもじしてしまい、日向に背中を叩かれて吹っ切れましたよね。
しかし、13話では1人で見事に話しきりました。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
「皆さん、おはようございます。
皆さんご存じのように、私の母は南極観測隊でした。
南極大好きで、夢中になって家を空けてしまう母を見て、実は私は南極に対して良いイメージを持てませんでした。
私はそんな自分の気持ちをどうにかしたいと思ってここに来たんだと思います。
宇宙(そら)よりも遠い場所。
おかあさ・・いえ、母はこの場所をそう言いました。
ココは全てがむき出しの場所です。
時間も、生き物も、心も。
守ってくれるもの、隠れる場所がない地です。
私たちはその中で、恥ずかしいことも隠したいことも、全部さらけ出して、泣きながら裸で自分自身に向き合いました。
一緒に1つ1つ乗り越えてきました。
そして分かった気がしました。
母がココを愛したのは、この景色と、この空と、この風と・・・同じくらいに仲間と一緒に乗り越えられるその時間を愛したのだと。
何にも邪魔されず、仲間だけで乗り越えていくしかないこの空間が大好きだったんだと。
私はココが大好きです。
越冬頑張ってください。必ずまた来ます、ココに。」
堂々としたものです。
「宇宙よりも遠い場所」の全てがこの言葉に凝縮されているような気がしますね。
報瀬は1人でも南極に向かっていたかもしれません。
しかし、1人だったらお母さんとしっかり向き合うことが出来なかったかもしれません。
南極に行ったけど、結局何も変わらなかった・・・と呆気なく興味をなくし、普通に社会人になって、普通に結婚していたのかもしれません。
もしかしたら、その普通の道の方が「幸せ」なのかも。
でも、彼女は南極の地で、南極を体一杯に感じ、仲間と同じ時間を共有し、仲間とでしか切り開く事が出来ない事をたくさん体験しました。
そして日本に帰っていく。
この報瀬の言葉を聞いて吟隊長も泣いていましたね。
その後は日本へ一気に帰還。
鮫島料理人からは餞別のケーキのプレゼント。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
轟 信恵さんからは「ユウ君」のために手編みしたセーターを渡されます。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
佐々木 夢さんからはペンギンの写真を渡されます。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
そして氷見 大さんは結月にファンだと言うことを告げ、CDにサインをしてもらい、「ドラマ楽しみにしています」と伝えます。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
前川副隊長とはこんな会話を・・・。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
「最初にバンで話をしたときのことを覚えてる?
あの時あなた達と話をしていて、実はスゴく勇気が出た。
あなた達の顔を見て、絶対に中止に出来ないぞって・・・。
大人はね、正直になっちゃ行けない瞬間があるの。」
報瀬「隊長のことをよろしくお願いします。」
吟隊長「言うようになったね。」
報瀬「それと・・・コレ。
一緒に越冬させないと母に怒られるような気がして。
私はもう、なくても平気ですから。」
そう言って、12話で見つけた報瀬の母親のパソコンが報瀬から吟隊長に手渡されました。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
コレが、報瀬が母親と決別をした瞬間。
報瀬が南極を受け入れた瞬間。
そして報瀬が吟隊長を心から信頼した瞬間。
船に乗り込んだ4人はこんな会話をします。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
報瀬「初めて来たときは、遠いなって思ったのに。」
日向「まあ、そんなもんだよな、旅って。」
結月「まだ終わりじゃないですよ。また60度、50度、40度って・・・。」
キマリ「叫ぶ~!」
結月「また吐いちゃいますね。」
キマリ「まあ、いいよ。また何回も吐いて、わー気分悪い・・・死にたいってなって。」
日向「まあ良いじゃん!それも旅だ!」
結月「何か、私たちちょっぴり強くなりました?!」
報瀬「もしくは雑になったっていうか。」
日向「大きいからね・・・ココは何もかも。」
たった2ヶ月の滞在でしたが彼女たちは少しだけ成長しました。
そしてすっかり日は落ち・・・最後のレポート撮影をしようとする4人。
すると「あ!」と声を上げるキマリ。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
夜空にはオーロラが広がっていたんです。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
すると報瀬の携帯に着信音が・・・。
画面を見ると「お母さん」からメールが。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
「本物はこの一万倍きれいだよ」
そのメールには昭和基地から見えるオーロラの写真が添付されていました。
これは貴子さんのパソコンから吟隊長が送ったもの。
そして・・・おそらく、過去に貴子さんが報瀬に送ったメールと同じ内容なんじゃないかな。
そのメールに対して報瀬は「知ってるよ!」と叫びます。
だって、まさに報瀬の頭上にオーロラが広がっているんですから。
報瀬はもう南極に行ったのですから。
南極へ行って少し成長した4人と。
そして場所は違って、会えなくなっても空は繋がっている事を比喩した素敵なシーンですね。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
ここでエンディングテーマが流れます。
おまけで視聴者にとって気になっていた2つの事が解決されます。
1つは1話から登場した、まさに「南極への冒険」の始まりの象徴・・・「しゃくまんえん」のありか。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
これはおそらく貴子さんのパソコンが埋まっていた場所。
報瀬らしい・・・ユーモアに富んだ「しゃくまんえん」の使い道ですね。笑
もう1つは第5話の神回で主役だっためぐっちゃんの居場所。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
ずーっと視聴者が気になっていためぐっちゃんは今、北極にいることが判明。
エンディングが流れて・・・あれ、めぐっちゃん出て来ない・・・と思っていたら最後の最後でこのシーンが登場しました。
てっきり日本で待っているのかと思っていましたが、既にめぐっちゃんは大きな大きな一歩を踏み出していました。
よりもいスタッフ・・・味な真似を・・・
13話はめぐっちゃんからきたLINEに対して「なんで-!!!!」と泣きながら、笑いながら、叫ぶところで終わります。
ただ、その直前に流れた4人の語りを紹介して、この記事のレビュー部分を終了したいと思います。
空港にて・・・
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
キマリ「ねえ、ココで別れよう。」
結月「もう一緒にいられないって事ですか?」
キマリ「逆だよ。一緒にいられなくても一緒にいられる。だって・・・私たちは私たちだもん。」
結月「なんですその名言・・・日向さんですか?」
日向「でも悪くない!」
キマリ「でしょ!」
報瀬「やらなきゃいけないこと、たくさんあるもんね。」
キマリ「うん、ソレが終わったらまた旅に出よう。この4人で。」
結月「この4人でですよ。」
4人解散。
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
キマリ「旅に出て、初めて知る事がある。」
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
報瀬「この景色が、かけがえのないものだということ。」
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
結月「自分が見ていなくても、人も世界も変わっていくこと。」
©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用
日向「何も無い一日なんて、存在しないということ」
キマリ「自分の家にニオイがあること。」
報瀬「ソレを知るためにも、足を動かそう。知らない景色が見えるまで、足を動かし続けよう。」
日向「何処まで行っても、世界は広くて・・・新しい何かは必ず見つかるから。」
結月「ちょっぴり怖いけど、きっと出来る。」
キマリ「だって・・・同じ思いの人はすぐ気付いてくれるから。」
アニメ「宇宙よりも遠い場所」第13話(最終回)感想
いやあ・・・終わりました。
僕は13話が放送されるやいなや涙が出てきました。笑
終わるのが寂しかったのか、成長した4人にうるっときていたのか・・・。
何が理由かは分かりませんが、こんな体験は初めて。
きっと、それほどまでに自分の中で「宇宙よりも遠い場所」という作品は大きな大きな存在だったのだと思います。
僕は第1話を見るまで作品についてあまり調査をしないタイプです。
いつも見る作品はフィーリングで決めています。
だから、「宇宙よりも遠い場所」なんて全くのノーマークでした。
何となく絵がきれいで、声優が豪華だから引きつけられ・・・そして1話を見ました。
冒頭を見ただけで「あ・・・この作品来るな」という予感があったため、その後も見続けました。
毎話放送が終わる度にその予感をどんどん超えていき、5話が終わった時点で2018年の冬クール覇権アニメが決定しました。
そして、12話が終わった時点で2018年の覇権アニメが決定しました。笑
その12話が終わった後の最終話。
特に山場などはありませんでしたが、終始優しい雰囲気に包まれた回でしたね。
印象的だったのはやっぱり報瀬。
12話で最高の山場を迎え、母親に対する思いがやっと一区切り着きました。
あの今まで見せなかったような笑顔が忘れられませんね。
そして、最後の最後で登場しためぐっちゃん。
ここで出す当たり、「宇宙よりも遠い場所」のスタッフはよく分かっていますよね。笑
もうめぐっちゃんは出てこないで終わるのかと思ってヒヤヒヤしました。(^_^;)
売れるためのあざとさ、感動をさせる王道的な演出、現実味が薄い描写など、視聴をした人の中で気になる点、引っかかる点がたくさんあった人もいたでしょう。
しかし、僕の中でこの作品が最高であることに変わりはありません。
本当に制作スタッフの方々には感謝でいっぱい。
最終回について気になって検索をして、この記事に辿り着いたあなた。
あなたに見ていって欲しい記事が2つあります。
1つは「宇宙よりも遠い場所」の名シーンランキング。
そしてもう1つは「宇宙よりも遠い場所」の評価が高い理由。
是非、もう少しだけ「よりもい」の世界に浸っていってください。
僕もよりもいの魅力に惹き込まれ、最終話を見終えて半泣きのまま感想サイト等を巡っている所です。
このブログは非常に分かりやすく纏められており、思い出しながらまた涙がこみ上げてきました。
ただ一点気になったのが、
そして場所は違って、会えなくなっても空は繋がっている事を揶揄した素敵なシーンですね。
という部分です。恐らく「比喩」のように使いたかったのでしょうが、「揶揄」はまったく別の言葉です。どうしても違和感を覚えてしまうので、修正していただければより読みやすくなるかと思われます。
当サイト管理人です。
コメント、並びにご指摘ありがとうございました!
修正させて頂きましたので、引き続きお楽しみください。^^