アニメの歴史は非常に長い。

数々の作品が世に出されてきましたが、その中には「名作」と呼ばれる類いの作品があります。

ガンダム、攻殻機動隊、CLANNAD、あの花・・・。

 

そこに僕は「宇宙よりも遠い場所」を上げたい。

2018年1月から放送が開始された「南極 × 女子校生」を描いたド青春アニメ。

今回は「宇宙よりも遠い場所」の名シーンを紹介します。

 
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アニメ「宇宙よりも遠い場所」名シーンランキング 15位~6位

名作のアニメには名シーンがつきもの。

CLANNADの個人的な名シーンは「プロポーズ」をするシーン。

あの花の個人的な名シーンは「もういいかい」と叫ぶシーン。

 

CLANNADとあの花を視聴した人は同じシーンを名シーンに上げるかもしれませんね。

 

CLANNADはかなり長い作品なので名シーンを上げればキリがありませんが、あの花あたりだとかなりすっきりしたストーリーが展開されるので名シーンも似通ってくると思います。

「宇宙よりも遠い場所」もあの花同様1クール構成。

しかも、めちゃくちゃ見やすくてストーリー展開も早い。

 

だから僕は何度も何度も見ていて・・・その結果、既に8周くらいしたかな・・・。

今回はそんな何度見まくっている僕が、「宇宙よりも遠い場所」の名シーンを紹介します。

 

第15位:報瀬がリーダー解任されたシーン(第2話)

最初に紹介したいのは第2話で報瀬がリーダーを下ろされたシーン。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

それまでキマリと二人で行動していた報瀬。

報瀬は南極に行きたい情熱は誰よりも強い。

そのため、何事も決められないキマリと一緒に行動をしていると自然と報瀬が計画の発案をし、行動を促す役割を担っていました。

 

いわゆるリーダー的存在。

 

しかし、3人の中で最も常識人である日向が仲間に加わった第2話。

報瀬は第2話にてある作戦を実行しましたね。

 

その作戦とは・・・

新宿で親睦会をしている南極観測隊員に突撃し、色仕掛けをすることによって砕氷船に乗船させてもらう

というもの。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

作戦実行前から既に「難しい」と判断を下していたキマリと日向。

案の定、失敗に終わるどころか報瀬は自分で作戦を決行しないでだだをコネ始める始末。笑

挙げ句、観測隊員のお姉様に見つかって全力で新宿を逃げ回ることになります。

 

その結果・・・

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

「緊急動議、小淵沢報瀬のリーダー解任を要求します!」

 

と日向に宣言され、賛成多数で可決されました。笑

 

日向が入ったからこそ出てきたリズム感でより賑やかになったな・・・と感じるお気に入りのシーンです。

日向に便乗するキマリもキマリらしい。笑

 

でも個人的には言いたいことを言うし、周りを振り回すし、報瀬は意外とリーダー向きだと思っています。

 

第14位:「しゃくまん・・・しゃくまん・・・えん・・・」(第1話)

このシーンは印象に残っている人も多いでしょう。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

第1話・・・何かしたいけど一人じゃ行動できないキマリと、周りなんて関係なくどんどん前に進んでいく報瀬をつないだのが

しゃくまんえん

です。

 

拾った百万円について話を聞こうとしたキマリが引いてしまうほどにトイレで落ち込んでいる報瀬にほっこりしますよね。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

「宇宙よりも遠い場所」という物語が動き出す瞬間・・・って気がしてスゴく好きです。

「よりもい」を語るなら絶対に出てくる名シーンですね。

 

第13位:キマリが母親に南極行きを告白する攻防戦(第4話)

続いてはキマリが母親に南極に行くことを告げるシーン。

第1話、第2話では漠然と南極に行くことを画策していたため親には一切言ってなかったのでしょう。

 

そんな中、第3話で急に南極行きが決まりました。

きっとキマリ自身も追いつかないスピードだったんでしょう。

しかも裏ではブラックめぐっちゃんが動いていたのでお母さんは既に「南極行き」を知っていましたね。笑

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

妹と共に注意深く母親の機嫌を伺い、絶妙なタイミングで仕掛けたものの・・・

買い物袋の中にある「南極入浴剤」の存在を機に一気に戦況が厳しくなります。

 

その瞬間、「ピシッ!」と扉を閉める妹。

 

逃げまどうキマリ。

 

タイミング良く帰ってきたお父さん。

しかしドアを閉めるお父さん。

 

何ともテンポの良い笑い。

そして仲の良さそうな玉木家が垣間見える素敵なシーンですね。

 

第12位:キマリが新幹線に乗る瞬間の報瀬の笑顔(第1話)

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

続いては第1話で見せた報瀬の笑顔。

 

覚えているでしょうか。

キマリは最初、周りに何て言われようとも絶対に南極に行こうとする報瀬を応援しようとします。

その思いを、報瀬の母親が書いた本「宇宙よりも遠い場所」を見せながら報瀬に告げます。

 

しかし、報瀬はそれに舞い上がることもなくキマリに対して冷静にこう言います。

 

「じゃあ、一緒に行く?
前にも何人かそういうことを言ってくれた人がいた。でも、皆すぐいなくなるの。
やっぱり無理だとか、友達に止められたとか、怖くなったとか。
それが普通なんだと思う。だって高校生なんだし。学校行ってるんだし。友達もいるんだし。
船の下見。次の土曜ココに来て。そしたら本気だって信じる。」

 

高校に入って何かに挑戦をしようとしたけど、結局怖くなって辞めたキマリ。

周囲の人間に何度も何度も裏切りに似たような行動をされ、ちょっとたそっとの上手い話は信じられなくなった報瀬。

 

この2人が本当の意味で心を通わせた瞬間。

それが、船の下見に向かう新幹線で会った瞬間です。

 

このシーンは、1歩を踏み出したキマリと、やっと信頼できる仲間を作れた報瀬という・・・2人が前に進んだ瞬間なんですよね。

物語が進むにつれて日向と報瀬のコンビが印象的になっていきますが、

やっぱりキマリと報瀬は固い信頼関係があるなあ・・・としみじみ感じる瞬間が多数見受けられます。

 

その信頼関係が構築された瞬間の報瀬の笑顔。

それがこのシーンです。

 

第11位:壮行会でひっそりと握り拳をぶつけたシーン(第5話)

続いては第5話にてひっそりと拳をぶつけたシーン。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

第5話はめぐっちゃんとのストーリーに目がいきがちなんですが、冒頭では南極に行くキマリと報瀬を送り出す会が催されていました。

 

そこでキマリはこう言います。

「まさか、こんなことになるなんてまだ信じられないんですけど、頑張って行ってきます。」

 

キマリに続いて報瀬は一言だけこう言います。

「行ってきます。」

 

そしてコツンと拳を付き合わせるんです。

今まで南極に行くなんて絶対に無理だと笑ってきた同級生達に「ざまあみろ」というちょっとしたやり返し。

それを表現したこのシーンが僕はすきです。

 

してやったぜ・・・的なね。

報瀬の性格を良く表現した素晴らしいシーンだと思います。

 

第10位:絶好宣言(第5話)

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

第10位は、めぐっちゃんの「絶好宣言」です。

これは「宇宙よりも遠い場所」らしくなくて、同時にめちゃくちゃ「宇宙よりも遠い場所」っぽい絶妙なシーン。

 

めぐっちゃんが闇を抱えていることは全視聴者が気付いていた点。

中には、急に「絶好宣言」をしためぐっちゃんが意味不明であるという意見もあるでしょう。

 

でもね。

 

よく見れば、めぐっちゃんがどんな思いをキマリに抱いているのかは良く分かる。

そこらへんの心情が描き切れていないという主張もあるでしょうが、僕としては13話でよくやった!という感じです。

それに、細かい伏線はたくさんあるし、めぐっちゃんのことに関して言えば第10話、第13話でも触れる部分があるので、十分に補完していると思います。

 

「このシーンに意味があったのか」という意見も見ましたが、大いに意味はあると思います。

  • 動き出して成長をしたキマリと、口だけ出して常に優位に立ちたいだけの変わらないめぐっちゃんの対比
  • めぐっちゃんの中の「淀んだ水」が第13話で流れ出すという演出
  • 友達という概念が分からない結月に対する、キマリとめぐっちゃんの関係生

などなど。

 

こんなに上手くまとまるのか・・・というくらい、めぐっちゃんは地味にキーパーソンです。

先ほども言ったように、めぐっちゃんが闇を抱えていることは全視聴者が気付いていた点なので、何かを仕掛けてくる事は僕も分かっていました。

 

しかし。

あんな綺麗な背景、朝の空気の中で「絶交しに来た」と宣言しに来るとは思いもよりませんでした。

 

希望溢れるような背景」の中で、「絶望的な台詞を吐く」。

スゴく強い印象を与える演出でした。

 

南極の出発を象徴するシーン。

南極へ行くキマリと、その場に残るめぐっちゃんを対比したシーン。

 

そんなめぐっちゃんが第13話・・・最終回の最後の最後で北極にいることが判明した瞬間は・・・何かもうスゴく嬉しかったですね。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

さて、僕は先ほど「絶好宣言」のシーンを「希望溢れるような背景」の中で、「絶望的な台詞を吐く」と表現しました。

第9位に上げるシーンは「絶望溢れるような背景」の中で、「希望的な台詞を吐く」シーンです。

 

 

第9位:甲板に出たシーン(第8話)

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

第8話は荒ぶる波の洗礼を受けてとにかく酔い続けている回。

後半はとにかく逃げ場の無い船内で悶絶をしているシーンが多いのですが、その中でこんなやり取りがあります。

 

報瀬:「頑張るしかないでしょ。他に選択肢なんて無いんだから。」

キマリ:「そうじゃないよ。選択肢はずっとあったよ。でも選んだんだよ、ココを。選んだんだよ、自分で!」

 

このキマリの言葉で4人は何かを吹っ切りました。

嘔くのに慣れ、何度も食って何度も嘔いてやる宣言。

 

そして結月が外に出てみる事を提案し、激しい波が上がる中甲板への扉を開けます。

同時にかかる挿入歌の「One Step」。

 

こんなに荒ぶっている波の中、外へ出る行為は現実的ではありません。

マジで命を失いかねない危険な状況なのですが・・・でもコレ意外と現実で出来たりします。笑

危険行為には変わりないのですが、無知識、無鉄砲さが合わさって半ば勢い混じりで行けば意外とイケます。※よい子は真似しないでね。

 

まあ、現実で出来るかどうかはさておき。

僕は「荒ぶる波」「挿入歌One Step」「4人の表情」という3つの要素が見事に組み合わさっていてめちゃくちゃ好きなシーンです。

 

ここの表情はかなり力入ってますよ。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

絶望的を象徴するかのような最悪な風景の中、4人が笑っている様というのはまさに「宇宙よりも遠い場所」という作品そのものって感じがしますね。

 

第8位:めぐっちゃんの事を語るシーンからの結月が火を消さないシーン(第10話)

第10話は「友情」「友達」がテーマの回。

当然、軸となるキャラは結月。

子供の頃から芸能界の仕事をしていた結月は今に至るまで一人も友達がいませんでした。

 

「友達」と言うともう1つ大きな話題がありましたね。

それが第5話「Dear my frend」。

めぐっちゃんとキマリの友情の話。

 

第5話以降キマリとめぐっちゃんの仲がどうなったのか気になっていた人もたくさんいたと思いますが、第10話にてLINEのやり取りは続いている事が判明。

そのLINEを結月にみせながら、キマリはこう語りました。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

「幼稚園からの幼なじみで1番の親友。出発直前に絶好だって言われたんだけど、私は友達だと思ってて。
返事はあんまり無いけど何となく分かる。画面を見てるとね、ピって読んだよってサインが付いたり、何か返ってきたり。
すぐだったり、ちょっと時間が空いたり、半日後だったり、それを見る度に何となく分かるんだ。
ああ、今学校なんだなあ、とか。寝てたんだなあ、とか。返事しようとちょっと迷ったのかなあ、とか。
分かるんだよ。どんな顔してるか。変だよね。私にとって友達って多分そんな感じ。
全然ハッキリしてないんだけどさ。でも多分そんな感じ。」

 

このシーンは、

  • キマリが「友達」について結月に説明したいのに上手く説明できないキマリの不器用さ
  • 上手く説明できていないけど、何となく思いを受け取れた結月
  • そしてキマリとめぐっちゃんの友情の深さ

が分かります。

 

それだけでも十分なのに。

ココで日向と報瀬がケーキを持って突入してきます。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

そして結月は初めて友達に誕生日を祝われました。

嬉しすぎて、ロウソクの火を消したくない結月。

結局くしゃみで火を消しちゃうのですが、何かもう涙でよく見えない。笑

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

すごく素敵なシーン。

 

 

 

第7位:南極にまた4人で行くことを約束するシーン(第13話)

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

第7位は13話から。

日本へ戻る直前・・・キマリは他の3人に南極で越冬することを提案します。

しかし、3人はあっさりと却下。

 

そこでキマリは再度、4人で越冬隊として参加をすることを提案。

 

結月「え?良いですよ。」

キマリ「越冬だよ!?この4人でだよ!」

日向「分かってる。」

キマリ「絶対だからね!断るの無しだからね!」

 

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アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 「はいはい。」

 

 

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アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

「本気で聞いてる。」

 

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

「本気で答えてる。」

 

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

「なら良し!」

 

「はいはい」と一見受け流しているような報瀬に対し、キマリはほっぺをツネりながらわざわざ目を合わせて「本気かどうか」を問いただします。

このシーンは流しちゃいそうな一瞬で、しかもそこまで名シーンとして取り上げる必要も無いように見えます。

 

だけどね。

 

よくよく見ると、キマリ達4人は物語が進行して行くにつれて目を合わせて話をすることが少なくなっていきます。

これは監督のいしづかさんが強く意識をしていた部分。

いしづか監督はインタビューでこのように語っています。

 

今回、女の子4人組を描くにあたって、私が常に重ねているのは、自分の高校の頃の友達なんです。

キマリが誰で、報瀬が誰でとか、この4人に良い感じに当てはまるグループで。その4人でいた時に自分が取っていた距離感みたいなものを再現したいと思っています。

すごく細かいところなんですけれど、彼女たちって後半になればなるほど、お互いに向き合って目を見つめあって話さなくなるんです。

実際、私も友達と話す時、カフェで向き合って座っていても、相手の目をまっすぐ見て微動だにせず喋るなんてことは絶対になくて。お互いに目も見ないで喋っていました。相手がそこにいるのが当たり前で。わざわざ目を見て届けなくても言葉が届くし、ずっと黙ってそっぽを向いていても、そこにいるだけでお互いに感じられる安心感みたいなものがある。

そういう関係性をこの4人の女子高生の間で描きたいと思っているので、空気感や距離感は、常にすごく意識しています。

https://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20180313/E1520867904647.html?_p=2

 

 

制作側がこう語っているのに。

先ほどのシーンではキマリがわざわざ報瀬と目を合わせて「本気かどうか」を問いただします。

 

なぜこのような演出が施されたのか。

それは、キマリにとってそれほど重要な話だったからに他なりません。

 

だから、ここに上げさせて頂きました。

彼女たちにとって、とても意味があるシーン。

 

 

第6位:百万円を置いたシーン(第6話)

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アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

このシーンは良かったですね・・・。

あの「しゃくまん」を、ココで出すのか・・・って感じましたね。

どこかで使うだろうとは思っていましたが、まさかのビジネスクラスご購入でしたね。

 

日向が抱える過去の闇は物語が進むにつれてどんどん判明していきますが・・・そこを土足でどんどん踏み勧めていくのが報瀬。

ホントこの2人は良いコンビですね。

 

しゃくまんを叩きつけた瞬間にかかるBGMも良いんですよねえ・・・。

ピアノの優しいBGM。

僕はこのシーン全身鳥肌がスゴかったです。

 

当然100万円もの大金ですから日向は止めにかかります。

そこで報瀬はこう言いました。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

「意地になって何が悪いの!?私はそうやって生きてきた!
意地張って、バカにされて、嫌な思いして。
それでも意地張ってきた!間違ってないから!
気を遣うなって言うならハッキリ言う!
気にするなって言われて気にしないバカにはなりたくない!
先に行けって言われて先に行くような薄情にはなりたくない!
4人で行くって言ったのに、あっさりあきらめるような根性無しにはなりたくない!
4人で行くの!この4人で!それが最優先だから!」

 

ココまで意地っ張りで、自分の意見最優先だと逆に清々しいですよね。

止めにかかっていた日向もさすがにもう止めなくなりました。

殻に閉じこもろうとしていた日向を無理矢理引っ張り出した瞬間・・・まさに名シーン。

 

アニメ「宇宙よりも遠い場所」名シーンランキング 5位~1位

さて、ココまで見てきていかがでしたでしょうか。

いやあ、文章を書いているだけで思いだし泣きをしちゃいそうになりました。笑

 

でも、まだあと5つあります。

ではBEST5を見ていきましょう。



第5位:報瀬の最高の笑顔(第13話)

第5位は全てを吹っ切れた報瀬嬢のお姿。

 

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アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

「どう?!似合います?!」

 

ただの笑顔だけど、この笑顔は忘れられない。

報瀬がここまで満面の笑みを浮かべたシーンは他にはありません。

 

第1位に上げた「母の死」を受け入れたシーン。

そのシーンを経て、全てを吹っ切ったからこ出来るこの笑顔。

 

吟隊長は「やっぱり親子ね!笑ったところがそっくり!」と言われていました。笑

 

自由奔放な母・貴子さんのような・・・それでいて高校2年生という年相応な素敵な笑顔。

ホント、良い顔で笑うようになりましたね。

全てを乗り越えた4人の象徴として、このシーンを第5位に上げたいと思います。

 

第4位:隊長が泣いているシーン(第9話)

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

第9話は報瀬の母親「小淵沢 貴子」に焦点が当てられた回でした。

民間の南極観測隊が発足され、いの一番に手を上げたのが貴子。

それに釣られるように吟も参加。

 

吟はその当時から隊長を務める訳ですが・・・自分の判断の甘さのせいで貴子を南極に置いてきてしまった・・・と誰よりもずーっと後悔しています。

だからこそ展望台を建設するために再び南極へ行くことを決意。

南極観測隊の全員が同じ思いを抱いて居ますが、ひときわ強い思いを抱いて居るのが吟隊長。

 

後悔と自責の念が強いため貴子の娘である報瀬とは少々距離を置いていましたが、9話にしてやっと少しずつ本音を出して話をし始めます。

そして、貴子を南極に置き去りにしたあの日の事を思い出し・・・一人で肩をふるわせるシーンに繋がります。

貴子の最後の言葉は「きれいだよ・・・とても・・・」。

 

「宇宙よりも遠い場所」は主要キャラの4人に焦点が当てられがちですが、南極観測隊の隊員達も各々の思いを船に乗せて南極を目指しています。

それを再確認させてくれたのが第9話。

 

この吟隊長の迷い、不安、後悔を払拭していく起点となったのが第3位のシーン、第2位のシーン。

吟隊長の心を動かしたのはどちらも報瀬が大きく関わっています。

 

第3位:ざけんなよ(第11話)

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アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

第3位は「ざけんなよ」。

11話にて日向の過去のエピソードの全貌がついに明らかになりましたね。

 

その過去の事情に大きく関わっている同じ部活だったメンバーが、日向とコンタクトを取ろうとしてきたのが第11話。

女子校生が南極に行く・・・というニュースは日本でも報道されていたのでしょう。

ブランドを手に入れたい感覚で日向ともう1度友人関係を構築しようとする都合の良い過去の友人達。

 

その人達に対して日向がどう感じているのか・・・報瀬は問いただします。

日向「許したらさ・・・楽になれると思うか?」

報瀬「許したい?」

日向「それで私が楽になるならな。けど、それでホッとしてるあいつらの顔を想像すると腹は立つな。」

報瀬「ざけんな?」

日向「だな。ちっちゃいな私も。」

 

このやり取りの後、報瀬は日本と中継されているカメラの前でこう宣言します。

 

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アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

報瀬「始まる前に1つだけ良いですか。
悪いけど、三宅日向にもう関わらないでくれませんか?
あなた達は日向が学校を辞めて、ずっと辛くて、苦しくて、あなた達のことを恨んでいると思っていたかもしれない。
毎日部活のことを思い出して、泣いてると思っていたかもしれない。
けど・・・けど・・・」

 

キマリ「けど、そんなことないから!
日向ちゃんは今、最高に楽しくて超充実した、ソコにいたら絶対に経験できないような旅をしてるの!」

 

報瀬「日向はもうとっくに前を向いて、もうとっくに歩き出しているから!
私たちと一緒に踏み出しているから!
私は日向と違って性格悪いからハッキリ言う!
あなた達はそのままモヤモヤした気持ちを引きずって生きていきなよ!
人を傷つけて苦しめたんだよ!
そのくらい抱えて生きていきなよ!
それが人を傷つけた代償だよ!
私の友達を傷つけた代償だよ!

今さら何よ・・・ざけんなよ。」

 

日向、号泣。

僕も号泣。

そしてひっそりと迷いを断ち切る吟隊長。

 

いやあ・・・このシーンは良かった。

ココまで人の事を思えるだろうか。

思える報瀬は幸せで、思われる日向も幸せで。

 

僕も嫌いな友達がいるので、無理して付き合わないでおこう・・・と思いました。笑

 

第2位:ざまあみろ(第9話)

第4話の冒頭のシーンでバカにされていました。

 

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アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

「本当に南極って言った・・・www」

 

バカにされ続け、誰も信じてくれず、止められ続けた報瀬。

しかし、報瀬達は本当に南極の地に立ちました。

このシーンこそ「宇宙よりも遠い場所」の絶対的な名シーンですね。

 

そして同時に、同じ思いを南極観測隊全員が抱いていました。

お金が無い、本当に行けるのか、安全性は大丈夫なのか。

しかし、南極観測隊はそれでも南極に向かい南極の地に立ちました。

 

だからこそ。

馬鹿にした全ての人に。

ざまあみろ。

 

南極の地に降り立った報瀬はこう叫びました。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

「ざまあみろ。

ざまあみろ、ざまあみろ、ざまあみろ!

あんたたちが馬鹿にして鼻で笑っても私は信じた!

絶対に無理だって裏切られても私はあきらめなかった!

その結果がコレよ!

どう!?私は南極に着いた!

ざまあみろ、ざまあみろ、ざまあみろ、ざまあみろ!」

 

最後は、この言葉に触発された南極観測隊も吟隊長の合図により全員で

 

「ざまあみろ!」

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

ただの女子校生の戯言に終わらせず、大人達も皆で「ざまあみろ!」って叫ぶのがホントに良い。

馬鹿にしてきた奴らはぐうの音も出ない。

 

「ざまあみろ!」は「宇宙よりも遠い場所」という作品の代名詞的な名言。

 

 

第1位:死を受け止めたシーン(第12話)

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

僕が上げる「よりもい」の名シーン第1位は報瀬が母親の死を受け入れるシーン。

第12話は母・貴子が消息を絶ったポイントに報瀬達4人が向かう話。

 

報瀬は南極に到着するまで「南極に行きさえすれば気持ちが変わる」と思っていました。

母が消息を絶ってから「帰ってくるのを待ち続ける気持ち」だった報瀬。

それは母の死を受け入れられていないと言うことであり、いつか帰ってくるだろう・・・という気持ちだったという事。

 

南極に行けば「母の死」を受け入れられ、やっと止まっていた時間を進める事が出来るのではないか・・・

そんな期待を抱いていましたが、実際に南極に到着をしてみるとそんな劇的な変化は無く。

それゆえに、母が消息を絶った場所に行ってもなお気持ちに変化が無ければ、報瀬はもう世界中の何処に行っても気持ちの変化は無いということになります。

 

だからその場所へ行くのが怖かったんですね。

うーん、スゴく気持ちが分かります。

 

残念ながら、報瀬の不安は的中します。

「小淵沢展望台」を建設する基地に到着しても、報瀬の気持ちに変化は無かったんです。

母の貴子がいなくなった場所で思い出に浸る吟隊長を見て、どこか他人事の報瀬・・・。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

それを見て動き出したのがキマリ達3人。

貴子さんが使っていた何かを見つけて、貴子さんがココにいた実感が湧けば、報瀬の気持ちを動かすきっかけになるかもしれない・・・。

そこで基地中を駆け回って必死に貴子さんの「想い」が詰まったものを探し出します。

 

そして見つけたのが貴子さんのパソコン。

貴子さんが南極の研究データをまとめていた、報瀬が貴子さんとメールのやり取りをしていたパソコン。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

そのパソコンを常温の状態で電源を入れ・・・パスワードの欄に報瀬の誕生日を打ち込むと・・・貴子さんが消息を絶ってからのデータが一気に更新されていきます。

 

止まっていた時間が動き出したかのように。

 

もちろん、その間に受信していたメールも。

その全ての送信者は「小淵沢報瀬」。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

母の死を受け入れられなかった報瀬は、事あるごとに「Dear お母さん」という件名で貴子さん宛てにメールを出していました。

当然、毎回返事はありませんが、それをすることによって母と繋がっていると信じていました。

 

しかし。

目の前に広がる自分が送信した未読のメール。

読み込みを開始したパソコンは「受信メールの数」をどんどん増やしていきます。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

自分が送り続けていたメールの「送信先」がまさに目の前にあり、それが全て未読状態。

積み上げてきた2年分のメールが全て「無駄」であったことを痛いほど突きつけられた瞬間。

 

パソコンが2年分の未読メールを吐き出すように・・・報瀬も2年分の思いが溢れていく。

感情があふれだし、「お母さん!お母さん!」と泣き叫びます。

 

・・・それを静かに部屋の外から見守っていた3人も、声を上げて涙します。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

この演出は本当にすごいと思いました。

 

パソコンが「止まっていた時間」を埋め合わせるようにメールを吐き出すシーンと、

報瀬が母の死を実感していくシーンを見事に掛け合わせていました。

 

報瀬が南極に行く最大の目的は母への思いに変化をもたらすため。

「母の死」を受け入れるため。

 

だから、僕ら視聴者は絶対にその瞬間が来る事を予想していました。

予想をしているんだから、そのシーンで感動させる、衝撃を与えることはかなり難しいと思います。

 

しかし、僕は涙が止まりませんでした。

きっと多くの視聴者が同じだったと思います。

こんな演出でくると思わなかったもの・・・。

 

このシーンが1位。

秀逸すぎるから1位です。

 

 


 

以上が「宇宙よりも遠い場所」の名シーン。

皆さんの心に残ったシーンはあったでしょうか。

 

いやあ、文章と画像だけでも泣けてきますね。

 

本当に素晴らしい作品です。

 

まだ未視聴の方は是非ご覧下さい。

 
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