2018年1月から放送が開始された「宇宙よりも遠い場所」・・・通称「よりもい」。

第6話が放送されたのでその感想を書き綴っていきます。

特に僕が注目している日向の闇を露呈した回なので思いもひとしお。

情熱を込めてその感想を書いていきますのでお覚悟を・・・。

壮大なネタバレを含みますので、まだ視聴していない方は急いで視聴することをお知らせします。

 

 
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アニメ「宇宙よりも遠い場所」とは

「宇宙よりも遠い場所」とは女子高生が南極に行く物語。

「南極」と「女子高生」という普通では想像が付かない2つの要素をうまく組み合わせて視聴者の興味を引くのは上手いな・・・という印象があります。

南極に向かおうとする女子高生は4人。

 

南極観測隊だった母親が南極で行方不明になり、南極に強い憧れと執着がある綾瀨報瀬。

良い意味で全ての無頓着で、知らず知らずのうちに周りを巻き込む玉木マリ。

周囲となじめずに高校に通うことを辞めてバイトに明け暮れている日向。

子供の頃から子役の仕事をしていたために本当の友達が一人もいない結月。

 

この決して交わらない4人が「南極」をキーワードにして交錯していき、それを果たします。

キャラもなかなか良いバランスで、見ているだけでほっこりしてしまいます。

と言うと・・・

「あーはいはい、良くある系の青春物語ね・・・。(;´Д`)」

と思う人がたくさんいるでしょう。

 

んー、正直この作品に関しては良くある系の青春物語ではあるのですが、演出と作りが本当に素晴らしいと思います。

ウォーターボーイズ → 学園祭でシンクロをやるのが目的
ハイキュー!! → バレーボールで勝ち上がるのが目的

普通はこのように青春系の物語には終着地点が存在します。

 

その点、「宇宙よりも遠い場所」は、南極に行くために四苦八苦して南極に行って終わりではありません。

って言っても、この記事執筆中ではまだ第6話放送中なのでそんな断定できないじゃん!っていう意見が聞こえてきそうです。

 

でもね。

6話にして南極に既に向かっています。

そして、第5話で紹介した「めぐっちゃん」が日本で待っています。

>【神回】宇宙よりも遠い場所(よりもい)第5話めぐっちゃん回の感想

 

つまり、南極に行ってそこで濃いストーリーが展開されるってこと。

そして、日本に帰国してキマリとめぐっちゃんは会わなければいけない。

どうやって関係を再構築するのかを視聴者に見せなければいけない。

 

だからこそ、ただ女子高生が南極に行く物語では無いんですよ。

僕はそこにドはまりし、この作品は2018年冬クールでNO.1になるんじゃないか・・・と思っております。

 

あ、ちなみに「ノーゲームノーライフ」を手がけたスタッフが結集した完全オリジナル作品。

クオリティの保証はそれだけで十分ですね?笑

 

では、第6話「サクッとまとめ」に入っていきます。


「宇宙よりも遠い場所」第6話サクッとまとめ

第6話では4人が空港に集まり、シンガポール行きの飛行機に乗るところから始まりました。

第6話の冒頭では日向が空港にいる女子高生がキャッキャウフフしているのを横目で見ているのが印象的でした。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

日向の闇を露呈する回として、しっかりと伏線を張っていることがわかります。

その後は飛行機を見つけたキマリがこう言います。

 

「私ね、よく夢で見るの。私が飛行機で。私が飛行機で。」

 

そして、キマリが滑走路を突っ走り飛び立ちます。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

「ドゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

 

↑意味不明。笑

そのままオープニングへ。

さすがキマリさん。

 

オープニングが終了すると飛行機に乗っている4人のシーン。

飛行機の過ごし方はそれぞれのキャラクターを象徴するかのようで面白かったです。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

キマリ 飛行機に乗るのが初めて → はしゃぐ。
「セロリと卵焼き交換しよう?」と報瀬に提案して断られる
飛行機に付いているゲームに食いつく → やりこむ → 報瀬にうざがられる
爆睡する → デザートを逃す → 後悔する → でもまた寝る
到着しても起きない
報瀬 飛行機に乗るのが初めて → おどおどする
立って歩いても良いという「ポン」の合図でビビる
ペンギンの映画を見て号泣する

 

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

日向 立って歩いても良いという「ポン」の合図で即効立つ
食事の蕎麦が日本のものと違うから結月に聞く
他の3人が完全に自由な時間を過ごす横で大学入試の本に目を通す
到着して起きないキマリに「起こせー」と突っ込みを入れる
結月 立って歩いても良いという「ポン」の合図でビビる報瀬に説明する
アイマスクをして寝る
キマリが寝ててデザートを逃したことを説明する
パソコンをいじる
到着して起きないキマリを起こす

 

 

シンガポール到着後は買い物にいそしむ3人に呆れる結月の図。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

「まったく・・・ホテルに到着するのにどんだけかかってるんですか・・・。
フリーマントルへの乗り換えで降りただけだから1日しか無いんですよ?
効率的に動かないと・・・。」

 

結月に諭されながら入った部屋。

入った瞬間キマリはダブルベッドに歓喜。

しかし、他の3人は「キマリの隣で寝る人ジャンケン」を始めます。

なぜならキマリさんは合宿中も寝相がひどくて大変だったのです。

「宇宙よりも遠い場所」という作品の始まりはキマリがベッドから落ちそうなシーンからでしたよね。笑

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

日向 → 勝って歓喜
報瀬 → 勝って心の底から安堵
結月 → 負ける、キマリのとなり確定

 

結月「キマリさん、最初から床で寝ません?
どうせ最後は落ちると思いますし。」

 

その後、日向は貴重品を金庫に入れておくように皆に言い伝えます。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

しかし、ここでなにやら日向が何かを無くしたことをうかがわせる描写が・・・。

これが第6話で日向が闇を露呈する元凶となります。

 

その後はシンガポール観光。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

結月「何ですかコレ・・・」

 

一通り観光した4人は夜を迎えます・・・。

そこで結月と2人きりになった日向はこう言います。

「ゆづさー、入国審査の時パスポート出したよね?今持ってるよなあ?」

このセリフで視聴者は感づきました。

 

日向、パスポートなくしてるぅぅぅぅ!

 

いやいやそれはお約束だけど、キマリの役割でしょ!というそう突っ込み状態。

日向は何だかんだしっかりもので4人をまとめている位置づけですからね。(;´Д`)

しかし、誰にも言わないままやり過ごそうとします。

その気持ち、わかる。笑

黙ってても何にもならないのになぜか黙っちゃいますよね。笑

 

しかし、勘の良い結月に気付かれます。

 

「日向さん、何か隠してますよね?」

 

日向は冷や汗だらけ・・・。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

さーてココから作戦会議だぁぁぁぁぁ。

とりあえず全てのものを出す → 結果、パスポートは無い

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

そこでパスポートの再発行を見当し始めます。

  1. 日本大使館でパスポートを再発行出来る
  2. 半日あれば再発行出来る
  3. 日本大使館は日曜・祝日は休み
  4. 出発日にならなければ日本大使館は開かない
  5. 出発を遅らせなければいけない
  6. 出発日を遅らせると到着日は遅れる
  7. しかし船の出発自体には間に合う

このような流れで次の日空港の窓口に行って便を変える手配をすること・・・。

 

しかし、誰よりも南極へ行きたいビビりの報瀬はフリーマントル到着が遅れることにより南極観測隊から外されるのでは無いかという心配を抱きます。

つまり・・・

報瀬:出発日を遅らせたくはないけど日向に気を遣って言いたいことを言わない
日向:空気を誰よりも察知するので報瀬の気持ちが重々分かる・・・気を遣わせて大変申し訳ない

という図になります。

 

そしてそれぞれの部屋に・・・。

ジャンケンで負けた結月は案の定・・・寝ているキマリに殺意を抱きます・・・。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

結月「殺意です。」

 

 

報瀬と日向が部屋に戻ると、日向が切り出します。

「とりあえずさ、3人だけで明後日オーストラリア向かえよ。
私一人でも何とかなると思うから、間に合ったら追いかけるし。」

「間に合わなかったら?」

 

「日本に戻るだけだろう?飛行機代はあるし。
キマリ達には私から話しておくからさ。」

「ごめん。私が変更するの嫌がったからだよね。
自分でも分かってる。予定通りにいかないとすぐイライラしちゃうところがあって。」

 

「何で報瀬が誤るんだよ。パスポートをなくしたのは私だろ。
誤るのは私の方だよ。ごめん。」

「そういう話じゃ無くて!」

 

「そういう話だろ。
皆にさ、迷惑かけたくないんだよ。これで報瀬がゆうとおり南極に行けなくなったらどうする?立ち直れないって。
別に行かないなんて言ってないだろう?まず3人で行けって。追いかけるから。な?」

「4人で行こう?明日かなえさんに事情を説明すれば良いんだし・・・」

 

ココで日向は風呂に入って報瀬の話を遮ります。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

それにしても日向さん・・・脱ぐシーンにセクシーさのかけらもございませんわ・・・。

 

 

風呂上がり後・・・何とも嫌な沈黙が・・・。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

「はああ・・・ごめん。
報瀬、気遣ってくれてるのにさ。
私・・・こういうの、ダメでね。
それが普通だって事は分かるんだけど、誰かに気遣われるとさ、居心地悪くなるっていうか・・・本心が分からなくなるっていうか・・・だから、高校も無理ってなって、なるべく1人でいようと思って・・・結局、私が誰かと一緒にいるとこういう感じになっちゃうんだよなあ。
だから気にしなくて良い。全部、私の問題だから・・・。」

 

過去の回想と共に、自分の闇を打ち明ける日向。

 

「そんな事無い。私だって問題ある。
高校は行ってずーっと近づくなオーラ全開だったし、人付き合いとかもともと・・・」

 

「だからそういうの。
気遣われるのが嫌だって言っただろう。
報瀬はさ、誰よりも南極に行きたいって思ってるんだろう?
ずっと思ってきたんだろう?
それ最優先で良いんだよ!
そっちの方が気持ちが良い、私が。な?」

 

すげえ良く分かるし日向さぁぁぁぁぁぁん!

 

しかし、それを聞いた瞬間そっぽを向き「おやすみ」と寝る報瀬。

え、最優先で良いって言ってんだから解決するところじゃないの・・・?!ってなる視聴者。

 

 

そして次の日・・・。

報瀬はわざと日向の目覚ましを止め、日向を残して3人で空港へ。

便の変更の手配をするために・・・。

 

結月が窓口で変更を要請。

そこへ猛ダッシュで駆けつける日向。

「それならもう大丈夫だよ。3人だけ先に行くって話になったから。

「そんな話聞いてない。」

 

「したんだよ。あの後。」

「でたらめ言わないで。
何でそんなに意地になってるの?」

 

「意地になってるのはどっちだよ!」

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

間で戸惑うキマリ。笑

 

そこへ戻ってくる交渉人結月。

先は予約で一杯とのこと。

変更するなら1ヶ月先になってしまうと窓口で回答されてしまいます。

 

「ほら。結局こうなるんだよ。だから3人でとりあえず明日行けって。
パスポートの再発行私一人で・・・」

 

そこで動く報瀬。

結月が持っているチケットを握りしめ窓口へ再び赴きます。

 

「チェンジ!レイトツーデイズ!エアー!」

「ノー」と言われて取り出したのは・・・

 

あの「しゃくまんえん」。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

「しゃくまんえんキター!」とネットが騒然。

僕は正直鳥肌が立ちました。

その報瀬の行動を止める日向。

「やめろよ。だから何でそんな意地になってるんだよ!」

 

 

報瀬はこう答えます。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

「意地になって何が悪いの!?私はそうやって生きてきた!
意地張って、バカにされて、嫌な思いして。
それでも意地張ってきた!間違ってないから!
気を遣うなって言うならハッキリ言う!
気にするなって言われて気にしないバカにはなりたくない!
先に行けって言われて先に行くような薄情にはなりたくない!
4人で行くって言ったのに、あっさりあきらめるような根性無しにはなりたくない!
4人で行くの!この4人で!それが最優先だから!」

 

掴んでいた報瀬の腕を放す日向。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

「何だよ・・・何だよ・・・」

 

そして、報瀬嬢の力業でビジネスクラスを獲得して便を変更。

100万円を使い切ったそう・・・。

 

しかし、報瀬は自分のカバンに日向のパスポートを見つけます。

 

©YORIMOI PARTNERS
アニメ「宇宙よりも遠い場所」より引用

 

靴紐を結ぶのに日向のパスポートを預かり、カバンに入れた事を思い出します。

それを黙る報瀬。

もうどうしようも無いなコイツら・・・。(;´Д`)

しかし勘の良い結月が気付きます。

 

「報瀬さん・・・何か隠してますよね?」

 

そして罰ゲームとしてドリアンを食べさせられる日向と報瀬なのでした・・・ちゃんちゃん。

これが第6話サクッとまとめ。

 

 

「宇宙よりも遠い場所」第6話感想

それぞれのキャラらしい飛行機内の過ごし方。

しかし、その後にキャラらしくない行動を取ってしまう日向。

それが日向の本音を引き出すトリガーだったのでしょう。

 

前々から高校に通わないのは周囲に気を遣うからだという理由を漏らしていた日向でしたが、今回その闇の深さを垣間見ましたね。

日向が報瀬に本音を打ち明けているシーンでは、中学で陸上部に所属していた頃に何かがあったことをうかがわせる回想が入っていました。

しかし、具体的にどんなことがあったのかは明確にはされていません。

 

ただ、周囲が日向に気を遣わなければ行けない何かの事情があって、その核心には触れないながらも陰でコソコソ話しているのがバレバレな他の部員の図が見えました。

んー、多分大会かなんかで日向がミスをしたのかな。

ミスをした時って本気でぶつかって、責められた方が気持ちが良いですよね。

むしろ誰一人として責めてこない方が気持ち悪いです。

 

責めてこない場合は、絶対裏で何か言われていますからね。

ただ、何があったかは明確していないのでそこは視聴者の想像にお任せなのでしょう。

コレが「宇宙よりも遠い場所」のやり方ですよね。笑

 

闇の神髄を描こうと思えばいくらでも描けるけど、あえてそこには触れず・・・。

今起こっていることに焦点を当てて物語を進めていきます。

 

僕個人の意見としては日向が周囲に気を遣われたくないから、最優先すべき事を整理して、自分が被害を被るなら全然OKという意見は完全に同意。笑

それに今回は日向自身のミスが招いた結果ですし。(まあ、実際には報瀬嬢が絡んでいましたけど。笑)

だったらなおさら、周りの人には迷惑をかけない最善のルートを辿りたいと僕は思います。

 

だから、日向にあのような事を言われたら。

僕はその気持ちを尊重して先にフリーマントルへ行くことを選択します。

その方がお互いに引きずらないから。

 

でも、それを意地張ってめちゃくちゃにしたのが報瀬・・・。

めちゃくちゃにはしたのだけれど・・・あのセリフは胸を打たれましたね。

100万円を出してまでも一緒に行くことを提案して、全身全霊で本音を口にしてくれる報瀬。

 

そりゃあ日向もあんな表情になっちゃいますわ。(゜´Д`゜)

報瀬はもの凄い勝手なことを言っているけど、それと同時にもの凄く心が温かくなりました。

不器用な報瀬だからこそ、心を打つセリフだったんでしょうね。

 

 

僕も今後は

遠慮している人を考慮してその人の意見を尊重して、空気を読んでいるつもりになっていないで、

遠慮している人をほだす程、全力でぶつかってみようかな・・・と思いました。

 

僕だって薄情にはなりたくないし。

 

それにしても、ホントに「宇宙よりも遠い場所」って作品は作りと演出がうまいなあ・・・と思います。

今回も闇をしっかり表現しながらも、そして、それをしっかり解消したような表現はないながらも、確実に日向は1歩を進んだ事を表現しています。

そして、ホントにテンポのよい笑いを入れ、作品自体をめちゃくちゃ見やすく仕上げています。

 

あと今回はsayaさんの挿入歌がかからず・・・100万円を出した瞬間に優しいピアノのBGMがかかりましたね。

あのシーンは「絶対に南極へ行く」という報瀬100%の思いから、「4人で南極へ行く」という最優先にするものをハッキリさせたシーンであり、

今まで気を遣われないために自分が気を遣っていた日向が変わり始めるというとても大切なシーン。

そこを優しいBGMで彩ったのは正解だったと思います。

 

作り手の方々にはマジで感謝いたします。

声優さんも素晴らしい演技をしています。

今後もホントに楽しみな作品ですね。

 
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