今回は僕の好きなアニメランキングを紹介します。

数多ある作品の中から上位のみを選抜するのはなかなか難しいですが、一度整理してみると自分はこのような作品が好きなんだなあ・・・という傾向を知ることができます。

自分でも知らない自分を発見、みたいな。

機会があればぜひやってみることをおすすめしますよ!

 

 

 

 

目次

アニメおすすめランキング36位~6位

アニメと言うと、よく毛嫌いされてしまうこともよくあるのですが・・・

最近では映画界にも多きな影響を与えていて、深夜アニメで放送されていた作品が映画決定なんてのはよくある話になってきています。

「魔法少女まどかマギカ」はその題名からか、幼い子供を引き連れたおばあちゃんおじいちゃんがてっきり子供向けアニメ化と勘違いして映画館に足を運んだなど、とんでもない事件も起こっています。笑

 

きっと、全く楽しめなかったろう・・・。

 

アニメ作品をきちんと理解したうえで見たら面白いのですが。汗

そんな社会にも多大な影響を与え始めてきているアニメ。

それゆえに、興味を持つ入口も多く、これからアニメを見始めようとかアニメ見始めたばっかり、などという人も多くいるのではないでしょうか。

 

そんな方々に、是非とも見てほしい作品をおすすめしたい。

と、いうかたくさん作品があり、どれから見たらいいか迷ってしまうかと思います。

そこで、見てみて失敗が少ないであろう、そして、アニメをこれからも見たいと思わせてくれるような作品を自分なりに厳選し、紹介したいと思います。

 

 

第36位:ゲンジ通信あげだま


富田祐弘・さくまあきら/スタジオぎゃろっぷ
アニメ「ゲンジ通信あげだま」より引用

 

宇宙から夏休みを利用して地球にやって来た源氏あげだまとワープ郎。

そこに現れる世界征服を企むノットリダマス一味。

あげだまはワープ郎を見にまとう形であげだマン変身し、ノットリダマスの悪巧みに立ち向かって行きます。

 

しかし悪巧みと言ってもその内容は面白いものばかり。

毎週あげだマンに成敗されるお決まりのパターンですが、飽きの来ない内容です。

また女の子のキャラクターがとても可愛く、小学生とは思えないようなナイスバディ。

少しエッチなシーンもあり、小学生の僕は鼻血が出るほど興奮していたのを覚えています。

 

その他、ゲンジ通信あげだまで忘れてはいけないの音楽。

テーマ曲や劇中BGMなど神曲揃い。

それほどメジャーな作品ではありませんが、個人的には多くの人に是非観て欲しいと思っています。

 

 

第35位:DYNAMIC CHORD

©ASGARD/DYNAMIC CHORD
アニメ「DYNAMIC CHORD」より引用

 

ここへきてかなり異色のものがランクインということで驚かれた方も多いでしょう。

2017年冬に放送され、伝説となったアニメです。

 

これを観れば、自分の中の今までのアニメの常識がすべて覆ります。

作画、演出、独特の間…すべてがダイナミックコードにしかできないものでした。

もう2度とこのようなアニメは現れないのでしょう。

 

現れてはいけないとも思います。

 

それでも、だからこそ、アニメ技術が発達した日本という国で、2017年という時代に、このようなアニメが生まれたことに、意味があったのではないでしょうか。

 

 

第34位:がっこうぐらし!

© Nitroplus/海法紀光・千葉サドル・芳文社/がっこうぐらし!製作委員会
アニメ「がっこうぐらし!」より引用

 

いまだに第一話のあの衝撃のラストが忘れられないという人も多いのではないでしょうか。

かわいらしい絵柄とキャラクター、明るいオープニング、そしてきらら枠という安心感。

 

かわいい女の子たちのほのぼのとした日常アニメが始まるのだろう…誰もがそう思っていましたよね。

どんな状況でも、強く、たくましく、明るく助け合って生きる少女たちに、希望をもらえるようなアニメです。

 

 

第33位:神々の悪戯

©BROCCOLI/神あそ製作委員会
アニメ「神々の悪戯」より引用

 

乙女ゲーム原作のアニメ。

人間について神々に教えるために、神々の世界へ召還される話です。

 

乙女ゲーム原作ということで、お察しの方も多いとは思いますが、わりとシュールギャグなアニメです。

ツッコミどころ満載のただただ笑えるアニメかと思いきや、最終回を観終わった後の喪失感たるや…。

 

 

第32位:ラブライブ!サンシャイン!!


©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」より引用

 

熱狂的なファンがいることでも有名なラブライブ!の2作目。

爆発的人気となった前作ですが、今作は前作に比べキャラの心理描写が細かく、思わず涙してしまうようなシーンが多いです。

 

前作はカリスマ集団が奇跡の連続を起こすお話というイメージでしたが、今作は本当に普通の女の子たちが頑張るお話なのです。

諦めない強さを教えてもらえるアニメです。

 

 

第31位:境界のRINNE

©高橋留美子・小学館/NHK・NEP・ShoPro
アニメ「境界のRINNE」より引用

 

高橋留美子作品。

主人公は死神(みたいな)です。

 

シリアスなしで、基本的にずっと日常パートなので、難しいことを考えずに笑いながら観られる癒し系アニメです。

あとはキャラが本当に全員魅力的。自分のことしか考えていないようなキャラが多いですが、みんななぜか憎めませんし、愛してしまいます笑。

 

 

第30位:スタミュ

(C)ひなた凛/スタミュ製作委員会
アニメ「スタミュ」より引用

 

ミュージカル学科に所属そ、夢を追いかける男子高校生たちのお話です。

よくある女性向けの急に歌いだす系アニメ…と侮ることなかれです。

 

周りに比べて才能もない、それでも夢を諦めない主人公、星谷悠太のキラキラした底なしの明るさに心が浄化されます。

そんな星谷を見て、最初は才能のない星谷に冷たく当たっていた周囲もどんどん変わっていきます。

自分にも叶えたい夢があっただろう、でもいつの間にかそれを諦めてしまっていたのかもしれない、そんなことを思い出させてくれるアニメです。

 

 

第29位:クレヨンしんちゃん

 

埼玉県春日部市に住む野原ひろしとみさえの息子「野原しんのすけ 5歳児」の日常を描くアニメ。

もう説明なんて必要ないくらい国民的なアニメです。

小さいころから家族でクレヨンしんちゃんは大好きで、熱が出たりするといつもDVDを借りて家で見ていた記憶がありす。

 

ちょっとおバカでおませな、つかみどころのないしんちゃんですが、不意に見せる5歳児らしいところがすごく愛くるしいです。

「こんな息子だったら大変そうだな。」と思う反面「毎日面白そうだな」とすこし羨ましく思ってしまいます。

 

テレビ放送されているアニメの中にも、所謂「神回」と言われるような話も多数あって、妹のひまわり誕生の話などは個人的にすごく好きです。

映画も毎年やっていて、映画ではテレビで見るクレヨンしんちゃんとはまた違ったしんちゃんが見れます。

 

クレヨンしんちゃんの映画で個人的に好きな映画を何本か上げると、

  • 親としんちゃんだと「嵐を呼ぶモーレツ!大人帝国の逆襲」
  • ひまわりとしんちゃんだと「暗黒タマタマ大追跡」
  • シロとしんちゃんだと「嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾」
  • カスカベ防衛隊だと「嵐を呼ぶ!夕日のカスカベボーイズ」

がお勧めです。

 

しんちゃんの映画はどれも家族愛や兄妹愛、ペット愛や友情などがテーマに組み込まれていて、そのテーマに向かってしんちゃんが一生懸命に向かっていく姿がすごくかっこよく見えます。

普段はおバカなことばっかりしているしんちゃんが、持ち前のまっすぐな心を相手にまっすぐ伝える姿に感動してしまうこと間違いありません。

絶対に相手を見捨てない、強い心を持ったしんちゃんが見れる映画もアニメと同様おすすめです。

 

 

第28位:ドラゴンボール


© バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
アニメ「ドラゴンボール超」より引用

 

言わずと知れた国民的アニメ、ドラゴンボール。

少年期から老年期?(一応孫がいるので)までの孫悟空やその仲間達の人生を描いた作品。

 

ドラゴンボールと言えばやはりライバルとのバトル。

強くなる為に修行に修行を重ね、ライバル達を倒して行きます。

時には自分よりも遥かに実力が上の場合もありますが、カリン塔やあの世での修行、スーパーサイヤ人など、様々な奇跡を通して乗り越えて行きます。

 

小学校時代はみんなでドラゴンボールごっこで、かめはめ波や元気玉を打つ練習なんかもしていました。

一度は放送終了しましたが、現在も鳥山明先生監修のもと「ドラゴンボール超」として復活。

 

悟空やベジータがさらなる変身、スーパーサイヤ人ブルーになるなど見応え十分。

毎週日曜日、子供以上に親の方が白熱して観ており、子供に呆れられています。

 

 

第27位:聖闘士星矢

(C)車田正美/集英社・東映アニメーション
アニメ「聖闘士星矢」より引用

 

子供の頃、何気に買ったガチャガチャ。

当たったキャラクターを使ってその外で遊んでいると、近所の友達が「あっ!それ聖闘士星矢で昨日出てきた紫龍やん。」と言われました。

 

それを聞いた僕の頭の上にはクエスチョンマークで聖闘士星矢って何?紫龍って?」と質問しました。

友人は驚いたような顔で「そんなんも知らんでガチャガチャ買ったん!?土曜日の夜7時から6チャンでやってるから1回見て見たら?滅茶苦茶面白いで。」と教えてもらいました。

 

そして土曜日の7時。

オープニングのペガサス幻想が始まり、その時点で「何これ!めっちゃカッコイイ!」と興奮しました。

最初に見た回は、星矢と紫龍がギャラクシアンウォーズで闘っている場面でした。

ペガサス流星拳や廬山昇龍波など大迫力の必殺技の数々。

放送が終了すると「何でもっと早く見ておかなかったんだ。」と後悔しました。

 

その後も最終回まで手に汗握る攻防の連続。

話が進んでいくと、最初の内は同等くらいの戦力で戦えていた敵も、ゴールド聖闘士という強大な力を持った戦士や神々とも戦う展開になって行きます。

その戦いは、まるでアリと象が戦うくらいの差があり、観ていて「こんなの勝てるわけない!」と思うほどでした。

 

しかしセブンセンシズという超人的パワーに目覚めたり、過去のライバルに助けられたりなど奇跡的な力でその危機を乗り越えて行きます。

僕は聖闘士星矢を観て育ったおかげで、たとえ無理だと思えるような困難に遭遇しても決して諦めない勇気を持てるようになった・・・気がしている。笑

 

 

第26位:未来少年コナン


アレグザンダー・ケイ/本橋浩一(日本アニメーション)
アニメ「未来少年コナン」より引用

 

子供の頃、夏休みになると毎年放送されていたコナン。

今では映画で有名な宮崎駿が手がけた連続アニメです。

内容はさすが宮崎駿と言った感じ。

 

映画では2時間という時間の制約がありますが、長編アニメなので、監督の描きたい事が全て描かれているような印象です。

残され島で出会うコナンとラナ。

コナンは子供なのに信じられないようなパワーを持ち、不思議な力を持つラナを守って行きます。

 

一時は敵に捕らえられてしまいますが、コナンやジムシー、船長などと力を合わせて困難を乗り切って行きます。

最後は感動の大団円。

僕は宮崎作品の中でどの作品が1番いいかと質問された時は迷わず「未来少年コナン」と言うようにしています。

 

 

第25位:MAJOR(メジャー)


満田拓也/小学館・スタジオ雲雀・SynergySP
アニメ「MAJOR」より引用

 

国民的野球マンガのTV版。

NHKで放送され、主人公「茂野吾郎」のリトルリーグ~中学野球・高校野球・メジャーリーグ・NPB(日本のプロ野球)までを描いた、まさに一人の野球人の人生に密着したアニメと言えます。

 

実の父を試合中の不運なデッドボールで亡くしながらも野球を愛し、偉大な義理の父をも超えたステージまで上り詰めた、「茂野吾郎」の魅力たるや・・・。

簡単な言葉では表せない、凄まじさを持ったキャラクターとも言えます。

 

非常に魅力的なのが、ストーリーを通じて、「茂野」がどんな困難にもそのメンタリティで乗り越え、自分の力で次のステージへ這い上がっていく点です。

リトルリーグ時代に利き腕である右肩を壊し、努力と類まれなる才能でそれを克服、左投げに転向し、中学で復活するというエピソードは非常にインパクトがありました。

 

また、高校野球では、名門「海堂高校」に入学も、途中で退部し野球部のない「聖秀高校」へ転入し、野球部を作って「打倒・海堂高校」へ燃えるという、常人では考えられないチャレンジ精神を持つ「茂野」。

アニメを観た方は、きっと「茂野」のそんな魅力に憑りつかれてしまうことでしょう。

 

「茂野」以外に脇を固めるキャラクターたちも非常に魅力的で、幼少の頃の親友でワールドシリーズ最終戦でも「茂野」のキャッチャーを務めた「佐藤寿也」、「海堂高校」時代からの宿敵でワールドシリーズでも敵として立ちはだかる、「眉村健」など、登場するキャラクターの多くが個性的で、他の作品にはない圧倒的な魅力があります。

 

かなり長編の作品ではありますが、心が熱くなるアニメですので、是非最後までご覧になって頂くことをオススメします!!

 

 

第24位:東京喰種

©石田スイ/集英社・東京喰種製作委員会
 アニメ「東京喰種」より引用

 

僕が好きなアニメ第24位は「東京喰種」。

このアニメは、人を主食にする見た目は人間そっくりな喰種と呼ばれる化け物と人との抗争を描いたもの。

 

僕は当初、喰種が悪で人類が善という設定で話が進むのかと思っていました。

しかし、実際は喰種サイドと人類サイドの両方の視点で描かれている作品で、人間と喰種の間のカネキが喰種と人類の板挟みになって苦しんでいるところが共感できました。

 

喰種の中にも人を狩れない弱い者がいて、その喰種たちが「あんていく」というコーヒーショップを経営していることや、それを普通の人間が利用しているという設定も画期的。

作者は喰種の中にも心の優しい者が居ることを描くことによって、人の中にも悪い奴がいるように、どんな国のどんな人種や宗教の人にも偏見の目を持たず、正しく人を見る力をつけてほしいと・・・いうことが言いたかったのではないかと思いました。

 

少々血なまぐさいシーンが多いですが、カネキを中心に進んでいく喰種と人間の争いは「世の中善と悪というように杓子定規にはいかないんだ」ということも学んだ気がします。

人と喰種のそれそれの人生や思いがあまりにも沢山描かれていたので、アニメを見終わった後でもしばらく考えさせられました。

 

アニメ作品は原作にはないオリジナルストーリーが展開され、賛否両論あるようですが僕個人としてはアニメ作品は大好きな作品の1つ。

是非見てみてください。

 

 

第23位:鋼の錬金術師


© 荒川弘/鋼の錬金術師製作委員会・MBS
アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」より引用

 

これは説明不要なほど大人気の作品です。

母親を生き返らせるために人体錬成を行った結果失敗し、兄のエドワードは右腕と左足アニメを、弟のアルフォンスは体全てを持っていかれてしまいました。

兄弟たちは自分たちの体を元に戻すため旅に出るというあらすじのアニメです。

 

このアニメは2回放映されてあり2003年版と2009年版の2つがあり、ラストがそれぞれ異なります。

2003年版は原作が完結していないのでラストや一部の設定が原作と異なります。

 

しかし伏線を回収し、矛盾のない展開は非常に見事。

またラストのエドワードの選択も切ないながらも幸せなエンドで印象に残ります。

 

2009年版も今までエドワード達が出会った人々達の集大成のラストも非常に興奮します。

時間があるのなら両方見ることをおすすめします。

 

 

第22位:寄生獣

 

僕が好きなアニメ第22位は「寄生獣」。

これは、人や動物に寄生して生きる寄生虫のような寄生獣と呼ばれる化け物のミギーが、主人公のシンイチの右手に寄生してしまった話です。

 

話の中で市長のヒロカワが、「人間こそが地球上の中で最も環境を荒し、生物を食い物にする寄生虫だ」という発言・・・これは名言でしたね。

なぜなら、人は尊い存在であると日ごろから教わってきた僕たちですが、確かに植物や動物にとってみれば人は無制限に他の動植物を殺し環境を破壊する生き物だから。

 

僕はミギーに寄生されたシンイチが、当初は憎んでいた寄生獣たちを「彼らも一生懸命生きている一つの生命体なんだ」と認識し、徐々に彼らを受け入れていく過程がすきでした。

人類だけでなく全ての生き物に敬意を払い共存共栄していける世界が実現してほしいものですね。

それと同時に、人間はあくまでも自然界に身を置かせていただいているんだという感謝の気持ちを忘れてはいけないんだと思いました。

 

 

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第21位:蒼穹のファフナーEXODUS


XEBEC/FAFNER EXODUS PROJECT、MBS
アニメ「蒼穹のファフナー」より引用

 

「蒼穹のファフナーEXODUS」は2004年に放送された「蒼穹のファフナー」、2010年に公開した映画「蒼穹のファフナーHEAVEN AND EARTH」の続編に当たる作品。

人の心を読み地球に侵略しに来た金色のシリコン型生命体「フェストゥム」に対抗し開発された有人型戦闘機「ファフナー」に乗って戦う少年少女たちの生き様を描いた作品。

 

2004年に放送された「蒼穹のファフナー」では主人公真壁一騎は視力、親友の皆城総士をはじめ多くの仲間を失ってしまいました。

「蒼穹のファフナーHEAVEN AND EARTH」は残された主人公たちが敵との交流により敵の感情、悲しみを知り、思いをぶつけることで真壁一騎の視力、皆城総士を取り戻すことができました。

 

そして「蒼穹のファフナーEXODUS」。

 

今作品は皆城総士を取り戻してから2年後の話になります。

平穏な日々を過ごしていた一騎達ですが、新たな希望及び脅威を知り、再びファフナーに乗り、その希望を手に入れるというのが今作品の話です。

今作品の魅力はなんといってもファフナーですがファフナーは搭乗している人の寿命を削るため、ロボットアニメでありながら乗ってほしくないと思うアニメです。

 

特に一騎は非常に強力でありながら命を大きく削るファフナー・マークザインに載っていたためEXODUS開始時点では19歳でありながら残っている時間は3年と非常に短くなってしまいました。

一騎はその3年をどう使うか及びいなくなる覚悟をしていました。それを知っている前提で見ると一騎の日頃の穏やかな表情も悲しく見えてしまいます。

 

戦闘シーンも歴代ロボットアニメでもトップといってもいいほどの大迫力。

またファフナーのオープニング、エンディングを歌っているangelaさんの歌も非常にファフナーの雰囲気にマッチしており、内容、絵、歌すべてが最高といっても過言ではないアニメです。

 

 

第20位:ひぐらしのなく頃に


(C)2006竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通
アニメ「ひぐらしのなく頃に」より引用

 

東京から雛見沢という村に引っ越してきた主人公前原圭一が、恐ろしい怪奇事件に巻き込まれていく、というのが大まかな話ですが、本筋はそこではありません。

惨劇が起こる運命は決まっている、しかしそれを回避するために仲間と協力して運命にあらがうという熱いお話です。

 

こちらも今でも根強い人気を誇っているアニメです。

日常がゆっくり恐怖に侵食されていく様が非常に恐ろしいです。

 

第19位:NARUTO

©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
アニメ「NARUTO」より引用

 

木ノ葉隠れの里の独りぼっちの下忍「うずまきナルト」が忍び里の頂点「火影」を目指して仲間と共に成長する話。

最初は少しうるさい男の子という印象がすごく強かったNARUTOですが、どんどん大人になっていくにつれて話に引き込まれて行きました。
テレビで始まった時、私は小学生くらいで放送時間が変わったりと続けてみていなかったのですが、大人になってからきちんと見返すと、「ナルトが大人になって火影になるまでの話」と思っていましたが、独りぼっちだったナルトが自分の忍道をまっすぐにもって突き進みます。

 

敵と戦うシーンもたくさんあり、登場キャラクターの死などもあって涙することも多々。

登場キャラクターすべてに個性があって、辛い過去もあって、どんなに悪な的にも憎めないところがあります。

「こいつが悪い!!嫌い!」となり切れないキャラ設定も見どころの一つ。

 

仲間を絶対に見捨てないナルトの強い心と人の温もりを心から喜び期待に応えようと頑張る姿が見ている私をどんどん引き込んでいきました。

最初は里の人全員にある事件のことで嫌われ邪魔者扱いされ、「必要ない、いなくなればいいのに」と冷たい態度をとられていたナルトが、がむしゃらに忍者として頑張る事でどんどん周りの人に認められ、英雄になっていく姿がかなり感動できました。

小さいころに見ていたナルトと、大人になってから見返したナルトはかなり印象が違く、大人になってからのほうが登場人物の心の動きがよくわかります。

 

原作は漫画でもう完結していて、アニメも完結しました。

漫画にはない話もアニメであったり、漫画完結後に発売された主要キャラの「○○伝」という小説なども何本かアニメ化されていたりして、見ごたえのあるアニメでした。

頭から最後まで見てる間に「だからこうなのか」「こんなことがあったからあのキャラはこういう風になったのか」などわかることがたくさん出てくるので見逃し厳禁なアニメ。

 

 

第18位:喰霊-零-


(C)2008瀬川はじめ/[喰霊-零-]製作委員会
アニメ「喰霊-零-」より引用

2008年に放送された作品で、キャッチコピーは「愛するものを、愛を信じて殺せるか」。

 

退魔師の家系に生まれ、悪霊と戦う運命を背負った、「土宮神楽」と「諌山黄泉」を主人公とした物語です。

放送前には全く違う登場人物達が告知画像に登場しましたが、ふたを開けてみると彼らは1話で全員死亡し、実は主人公ではなかった、という衝撃的なスタートが話題となりました。

 

何よりも『喰霊-零-』の魅力と言えるのが、最後は救われないだろうという結末が見えているにも関わらず、目を離すことの出来ないストーリー。

具体的なネタバレは避けますが、第1話、第2話はフラッシュフォワード(未来を先に見せて、そこから過去のストーリーを見せる手法)が取られ、結末がどことなく見えている中でストーリーが展開されていきます。

そのため、視聴者はある程度の覚悟をしながら見ていく、という独特の楽しみ方が出来るのも『喰霊-零-』の魅力の一つです。

 

主人公二人の・・・どちらかというと「黄泉」が非常に魅力的に描かれており過酷な運命に囚われながらも、最後まで黄泉を想い続けるその姿には涙が止まりませんでした。

ストーリーも非常に魅力的ですが、美少女2人が剣を振るうシーンも非常に魅力的な『喰霊-零-』。

見たことがないという人も多いと思うので、是非DVDやブルーレイ等でご覧になってみて下さいね!!

 

 

第17位:夏目友人帳


緑川ゆき/白泉社・「夏目友人帳」製作委員会
アニメ「夏目友人帳」より引用

 

この作品は、
第1期が2008年7月から9月まで、
第2期が2009年1月から3月まで、
第3期が2011年7月から9月まで、
第4期が2012年1月から3月まで、
第5期が2016年10月から12月まで、
第6期が2017年4月から6月21日まで、

放送されていました。

 

深夜アニメで6期まで放映される作品というのは、聞いたことがありません・・・笑

 

それぞれ13話ありますので、全部見るとなると非常に長いため最後の紹介にしました。

しかし、基本的に1話完結の構成になっていますので「見たい時に見る」というスタイルでだらだらと見てもいいかと思います。

それでも飽きさせない魅力のある登場人物がたくさんいますし、なによりこの作品は見てて気持ちががほっこりとする数少ない作品かと思います。

 

世界観は、「普通の人」とは違い妖怪が見えることから、周囲からは気味悪がられいじめられた経験があり、

また親がいないことから親戚にあずけられるのですが、そこでも気味悪がられ、たらい回しにされてしまいます。

そんな経験から妖怪を毛嫌いしてしまっている主人公、夏目は祖母から受け継いだ「友人帳」の意味を知り、そこに名前を預けている妖怪たちに名前を返そうとしていきます。

その中での様々な妖怪たちとの出会い、そして人との触れ合いによって、少しずつ妖怪に対する目が変わっていく物語。

 

その妖怪とのストーリーが非常に心温まるもので、また、登場してくる妖怪がとても愛嬌があり可愛らしいです。

ファンが非常に多く、愛されている作品ですね。

見やすい作品ですので、是非見て下さい。

 

 

第16位:天元突破グレンラガン

(C)GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・電通
アニメ「天元突破グレンラガン」より引用

このアニメは「少年のための義務教育」です。

仲間とは何か、信念とは何か。

 

全ての生きとし生ける少年にとって、最も重要ともいえるものを教えてくれます。

初めは頼りない少年だった主人公が、アニキという存在にあこがれ、守りたいものを見つけ、大きく成長していきます。

 

分かりやすく熱い展開が多く、今もなお愛され続けている作品です。

 

 

第15位:交響詩篇エウレカセブン

© 2005 BONES/Project EUREKA・MBS
アニメ「交響詩篇エウレカセブン」より引用

 

最近のアニメは「ボーイ・ミーツ・ガールズ」なアニメ(少年一人に対し複数の美少女)が多いですが、こちらは正真正銘の「ボーイ・ミーツ・ガール」。

守りたいものを見つけた少年レントンがどのように成長していくのか。

 

周囲の人間も最初は未熟で、人間らしさのあるキャラばかり。

敵対するキャラすらも非常に魅力的なアニメです。

放送は2005年と、10年以上前にもかかわらずいまだに人気が衰えません。

 

10年以上たった2017年から3部作で新作映画が公開されるほどでした。

 

 

第14位:ジョジョの奇妙な冒険

©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SC製作委員会
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」より引用

 

数々のアニメ化されたジャンプ作品の中で人気の割に一番アニメ化が遅かったんじゃないかと思う作品。

2012年、最新の技術を使ってついにアニメ化になり、その瞬間は鳥肌が立ちました。

いやあ待ちましたね。

原作ファンとしては本当に待ち望みました。

 

ただアニメ化に際して心配だったのがその作り。

実写映画化も同時期に進行して見事に失敗していたので、アニメは大切に作って欲しい・・・とファンの誰もが思ったのではないでしょうか。

 

しかし、放送後に驚愕。

見事にその心配を打ち返してくれましたね。

 

ゴゴゴゴ、ドドドドなどの擬音の再現が完璧。

キャラクターの声も相性良く、難しい台詞回しも完璧に再現出来ています。

 

個人的に特にお気に入りなのがDio。

 


©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SC製作委員会
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」より引用

 

声優さんの「ウィリィィィィ!」が完璧で、この声優さん以外では絶対に再現出来ないだろうなと感じています。

 

第3部のスタンドバトルも漫画の雰囲気を損なわないスピード感がうまく出ており、感動的でした。

現在第4部まで放送が完了していますが、まだまだ放送されていない作品が沢山あります。

 

第5部はアニメ化決定!

今後のどのようなスケジュールで放送されて行くのか目が離せません。

 

 

第13位:バジリスク 甲賀忍法帖


(C)山田風太郎・せがわまさき・講談社/GONZO
アニメ「バジリスク 甲賀忍法帖」より引用

 

バジリスク甲賀忍法帖は1958年の小説を原作としたアニメです。

1958年の話とは思えない程、能力バトルとしての設定が完成しており、現代の能力バトルアニメの元素といわれています。

 

あらすじは甲賀と伊賀の忍達が互いの繁栄をかけて、それぞれ選ばれた20人の忍達が殺し合いを行います。

その20人の中には交際し間もなく祝言が行われる予定だった甲賀首相の甲賀弦之助と朧の名前もありました。

このアニメの見どころはなんといっても能力を使った戦い及び騙し合いです。

どんな剣の達人でも相性やタイミング次第であっさりと敗北してしまうため、誰が生き残るかがわからなく常に緊張感をもって見ることが出来ます。

 

なかなか救いが無い作品なのですが、1つ1つの物語には深いストーリー性があり見応えたっぷりの作品です。

 

 

第12位:ノーゲームノーライフ

© 2014 榎宮祐・株式会社KADOKAWA メディアファクトリー刊/ノーゲーム・ノーライフ全権代理委員会
アニメ「ノーゲームノーライフ」より引用

2014年4月から6月まで放送された作品です。

この記事を書いている段階では、1期と劇場版しか放送されていないですが・・・人気もあるし続きが気になる作品ですので、おそらく続編が登場するはず。

 

ある天才ニートゲーマー兄妹がゲームがすべての決定権を握っている世界に飛ばされ、そこで遊戯の神に挑戦すべく、魔法を使う種族や、相手の心が読める種族などを含めた16の種族とゲームで争い、その統一を図ろうとしていく作品です。

この世界観だけ聞くと、主人公が異世界に飛ばされそこで適応しながら前へ進むという、一見出し尽くされたような印象を受けますが、この作品の一味違ったところは主人公たちが、元の世界へ戻ろうとしないことと、ゲームで相手を負かす戦略。

普通、異世界に飛ばされた主人公たちは、元の世界へ戻ろうと必死にもがき、それは作品の最終目標に位置づけられる場合もあります。

 

しかし、この作品では、異世界の環境を楽しみ「自分たちは生まれる場所を間違えたのだ」と言うくらい生き生きとした姿が描かれています。笑

そして、ゲーム中を問わず、戦いを吹っ掛ける過程などにも心理戦の攻防が細かくちりばめられており、そのような中でニートの主人公たちが相手をねじ伏せていく姿は見ていて魅了されます。

 

主人公の男に、女性が多数好意をよせるというハーレム要素も少々含みます。

近年、そのような作品が多く見られるアニメ業界ですからそこへの耐性・・・のようなものも得られるのかな、と思います。笑

 

個人的にはハーレム状態でも、きちんとした魅力、きちんとしたストーリーがあればまったく気にしない、というか女の子で可愛いキャラがいたらウハウハなのですが、そういった作品を毛嫌いする人もいるでしょう。笑

ですので、ハーレム要素がそこまで際立った作品ではないこの作品を最初に見ておくのが良いのかなと思います。

 

っていうか、まじ面白いです。

止まらくなりますよ!

そして、声優が豪華すぎる件。笑

 

 

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第11位:サムライチャンプルー


マングローブ
アニメ「サムライチャンプルー」より引用

 

僕が好きなアニメ第11位は、「サムライチャンプルー」です。

これは、2004年に公開されたアニメで、巷ではそれほど知られていないようです。

「カウボーイビバップ」(Cowboy Bebop)を手掛けた渡辺信一郎監督が制作した作品であるため、「カウボーイビバップ」のファンの間ではよく知られています。

 

サムライチャンプルーは江戸時代を舞台とした、フーとムゲンとジンの異色のトリオが各地を巡り歩くアニメです。

おそらく・・・ムゲンとジンは宮本武蔵と佐々木小次郎をモチーフにしたかのような風貌で、対立している構造も、それそのものです。

 

僕がこのアニメで好きな所は、音楽のかっこよさです。

これは「カウボーイビバップ」にも共通していますよね。

「サムライチャンプルー」では一見江戸時代の雰囲気に合わないと思われるヒップホップ系のBGMが、戦闘シーンや別れのシーン、ラブシーンなどのそれぞれの場面に見事にマッチしているのです。

 

それだけでなく、正統派の武士のジンと琉球出身の破天荒なムゲンと茶屋の少女フーという、性格も身分も出身も違う三人が旅をするという設定も斬新で、個人的には非常に好きです。

 

この作品は10年以上前に作られたとは思えないほど高画質で、当時は大きな衝撃を受けました。

アニメを見る前は、真面目な侍たちの抗争を描く、お堅いストーリーなのかと思って思っていましたが、実際は、三人の主人公たちそれぞれが人間らしさや素の表情が観察でき、ギャグを交えてコミカルに話が進んでいく印象。

 

僕はこの作品の中ではジンが好き。

 

マングローブ
アニメ「サムライチャンプルー」より引用

 

ジンは寡黙な男ですが、意外と人情味あふれるキャラで男の僕でも惚れてしまいそうなほどです。

 

時代劇でありながら現代の言葉や音楽を見事に組み合わせているのが見た人に「斬新さ」を与え、かなりの窮地に陥った状況でもポップに描くことでテンポの良さを演出しています。

なぜかその名は知れ渡っていませんが、知る人ぞ知る名作。

一見の価値がある作品だと思いますので、是非ご覧ください。

 

第10位:灼眼のシャナ

(C)高橋弥七郎/アスキー・メディアワークス/『灼眼のシャナ』製作委員会
アニメ「灼眼のシャナ」より引用

 

ファンタジーやアクションの要素が入った、よくある生徒の日常とはちょっと違う部分も含まれた作品で、フレイムヘイズであるシャナと紅世の従(ぐぜのともがら)との戦いをめぐり、その中で奮闘する主人公の坂井悠二の日常を描いたアニメ。

シャナや坂井悠二らが通う高校での日常が中心ですが、それとは対照的なバトルシーンなども多くて非日常的な描写も多数あり、場面の移り変わりが激しい作品です。

 

ストーリーの軸としては敵を倒すという部分ではあるものの、それとは無縁の日常回も多くあり、例えば主要キャラが遊園地に行くだけ、クラスメイトの家でテスト対策をするだけなどの回もあって、学園モノの青春ストーリー的な要素も含まれているのです。

そして、キャラ同士の恋愛模様も描かれ、坂井悠二に好意を寄せるシャナとクラスメイトの吉田一美の動向も注目ポイントとなっていますが、この坂井と吉田、さらには同じクラスメイトである佐藤啓作と田中栄太もシャナとともに紅世の従を倒すために立ち向かうようになっていきます。

 

灼眼のシャナは個性的なキャラが多く、それぞれがそれぞれの魅力を持っており、そういった部分がストーリーをより面白くしているという評価ができると思います。

学園モノとしてキャラの青春を楽しめるという反面、ファンタジーやアクション要素の部分もあり、そこを楽しむということもできます。

 

この灼眼のシャナという作品は世界観が独特で、理解するのが難しい用語などもあるため、初見の人はしばらく見ていかないとよく分からない部分も多数ある可能性があります。

それでも当初は坂井のことをなんとも思っていなかったシャナが好意を寄せるようになるなど、人間的な変化や成長も見いだせる、見ていてニンマリしやすい作品なので、楽しめる人は多いはず。

 

 

第9位:スクールランブル

©小林尽/講談社・マーベラスAQL・創通
アニメ「スクールランブル」より引用

 

これは学園モノの作品の中では王道。

主人公である塚本天満の恋模様絵を描きながら、学園内で起こるドタバタコメディを描いた作品。

ただ、この作品にはもう1人主人公とも言えるキャラがおり、それが塚本と同じクラスメイトの播磨拳児。

 

播磨は実は塚本のことが好きであり、その塚本は烏丸大路という同じクラスメイトの別の男子のことが好きなのですが、この恋愛模様も描きながら、彼らの高校生活の青春にスポットが当てられています。

ただ、塚本の思いに烏丸は全く気づいておらず、播磨は塚本に全く思いを伝えられないでいるなどのもどかしい一面もあるのです。

塚本と同様、もしくはそれ以上に播磨を中心に描くシーンも多くあり、どちらが主人公か?分からないような状況もたびたびありますが、スクールランブルはアニメに登場する主要キャラが全般的にスポットが当たるのも特徴。

 

主人公の2人以外のキャラも割とメインとなるような回があったりして、それぞれのキャラのファンがいると思うのですが、そういった人たちにとっても楽しみやすい作品なのです。

コメディ要素も強く、笑いながら楽しめるという点も特徴です。

 

第8位:らき☆すた

(C)美水かがみ/らっきー☆ぱらだいす
アニメ「らき☆すた」より引用

 

こちらは非常に有名な作品ですが、スクールランブルと同様に王道的な学園モノとなっています。

オタク趣味のある主人公の泉こなたとその友達である柊つかさ、柊かがみ、高良みゆき、そしてこなたの従妹である小早川ゆたか、こなたの父親であるそうじろうらを中心として、彼らの日常を描いた作品。

 

日常を描いた作品と言いましたが、本当にほぼ日常しか描かれておらず、女子高生の学校での過ごし方がそのまんま描かれていると言っても過言ではありません。

また、作品の主要キャラはほとんどが女であり、男のキャラはほとんど出てこないのも特徴的と言えます。

それは、本作のテーマが女子高生のほのぼのとした日常だから。

 

男キャラがほぼ出てこないため、登場キャラにおける恋愛模様のようなものは全くありません。

恋バナはちょいちょい出てきますが、アニメ内の主要キャラのうち、恋人がいるキャラは1人もいないと思われます。

 

ときたま日常を離れて、修学旅行に行ったり、コミケに行ったりする回もあるのですが、基本的には学校生活の話が中心なので、女子高生の日常の実態がよく分かる作品です。

視聴者は男性が多かったかもしれませんが、意外とこういう部分が気になっている人は多くいると思うので、学園モノのアニメとしては1度は見ておきたい作品と言えるでしょう。

 

第7位:Angel Beats!


麻枝准/Angel Beats! Project・中部日本放送
アニメ「Angel Beats!」より引用

 

2010年4月から6月まで放送されていた作品です。

ゲーム作品でもファンの多いスタジオKeyが手掛けたオリジナルアニメ作品では初となる作品。

原作・脚本はKey所属のシナリオライター・麻枝准さん、キャラクター原案はKey所属Na-Gaさんが手掛けています。

 

アニメ界にも多大な話題を生んだ作品です。

ストーリーは、志半ばにして青春時代に死んでしまった学生たちが集う死後の世界を描いており、その世界を支配していると考えられている「天使」とよばれる生徒会長と戦い、死後の世界で生き続けられるよう抗う様子を描いています。

ストーリーが展開していく中でその世界に関しての謎がとかれていき、また、人物の背景も明らかになっていきます。

 

天使は味方なのか、敵なのか・・・。

その中で迎える結末とはどういうものなのか・・・。

 

「Angel Beats!」、つまり和訳すると「天使の鼓動」。

その意味するところは何なのか・・・。

 

この作品は、いきなり主人公が死後の世界で目覚めるところから始まります。

世界観をつかむのが難しい作品も多いアニメ業界の中では、比較的理解のしやすい設定。

13話では収まりきらないような背景を持った世界観ですので、主要の登場人物全員にスポットライトが当たらない部分は少し心残りがある作品なのですが、そこが逆にアニメ初心者にとってはとっつきやすい面でもあるかもしれません。

 

この作品の中でも特筆すべきは、アニメの劇中内に出てくる「Girls dead monster」、通称「ガルデモ」という女性バンドグループのライブシーンとその楽曲。

1話目からそのライブシーンは登場。

おそらくアニメ初心者にとっては「お、なんだ、この作品は・・・」と興味を持つかと思います。

 

楽曲に関していえば、オープニングにもエンディングにも言えるのですが、非常にクオリティの高い聞きごたえのある曲が並び、ここからアニソンに興味を持ち始める人もいるのではないでしょうか。

この「ガルデモ」は訳あって途中でボーカルが交代するのですが、2人目のボーカルを務めたユイという女の子の歌っているシーンの声を務めた「LiSA」という歌手が、後に大きく成長し、今では話題作品のアニメ主題歌に引っ張りだここ。

日本武道館のライブを成功させるほどにもなったことは、この作品の大きな手柄。

 

 

めちゃくちゃいい声しています。

 

オリコントップ10は常連になっており、日本の音楽界にとっても貴重な存在に成長したのではないでしょうか。

劇中のユイの歌声を担当していた頃は、まだ本当に駆け出しの頃でそれがまた劇中のユイとシンクロしている面もあり、LiSAのファンとしてはそのような背景はぜひ知っておいてほしいです。笑

 

話数が少ない割に、きれいに収めており、見ごたえがある作品になっているかと思います。

笑えるシーンもふんだんに盛り込まれています!

 

 

第6位:あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

2011年4月から6月まで放送された作品。

原作のないオリジナル作品としてはトップレベルの人気を誇る作品でアニメ史上にも、大きく名前を残した作品です。

おそらく、アニメをあまりしらないという人でも名前を聞いたことがあるのでは?

 

あらすじはこんな感じ。

幼馴染の男女6人が結成した「超平和バスターズ」があるひメンバーの一人「めんま」が不慮の事故で亡くなってしまいます。
その事故をきっかけにばらばらになってしまった5人が高校生になり、めんまの幽霊が主人公の「じんたん」の前に現れるところから、めんまを成仏させるために「超平和バスターズ」としてまた集まります。

ひとつの事故をきっかけにバラバラになってしまった超平和バスターズの5人が、
「事故は自分のせいで起きてしまったのではないか。」と心を痛め苦しんでいる姿に心が苦しくなりました。
突然現れためんまはじんたんにしか見えない、声も聞こえない。

その状況が他の4人にはより苦しい現実だし、めんまがじんたんの前に現れたのはじんたんのお母さんとの約束を果たすためでした。

 

劇場版も大人気を博し、ファンが多く、そして内容も「アニメ的」な萌え要素などを重視した感じはなく、ドラマや映画に近いストーリー構成というところが広く一般受けした作品化と思います。

しかし、コアなアニメファンにとっても、非常に丁寧な作りが話題を呼び、王道なストーリー展開にもかかわらず、愛されている作品ですね。

 

僕はこの作品で、何回泣いたかわからない。

特に、劇場版は何回見ても泣ける。

「大人が泣けるアニメ」という言葉が本当にぴったりなアニメです。

 

アニメ版を凝縮した内容が構成の大方を占めているにもかかわらず中には、アニメ版では描かれていなかったシーンや、アニメ版のその後なども含まれており、スタッフ一同の作品に対する愛を感じざるを得ない!!

しかし、劇場版の丁寧な作りというのは他の作品でも多数みられ、印象深いのは「けいおん」や「たまこマーケット」、「涼宮ハルヒの消失」などでしょうか。

映画化決定したからと言ってごり押しのような安っぽい作品を展開しないところが、非常にスタッフの愛を感じて、私は幸せを感じます。笑

 

ちょっと話題がそれましたが、この作品の世界観を簡単に紹介しましょう。

幼少期、幼馴染として育った6人の男女を中心に物語が展開していきます。

しかし、その仲良しだった6人は、メンバーの一人が死んでしまったことによってそれ以来、疎遠となってしまいます。

 

物語はいきなり高校生のところからスタート。

しかし、主人公の側には死んだはずの女の子が幽霊として存在。

 

その女の子は主人公にしか見えないのですが、その子の出現により、疎遠となっていたメンバーの結束が再び戻っていき、最後には6人全員が揃い・・・これ以上は言わないでおきましょう。笑

この世界観を聞いて、「めっちゃありきたりやん!」と感じるかと思いますが、そうなんです。ありきたりなんです。笑

それでもなおこの作品が愛されるのは、登場人物の抱える心理的な傷や思い、新庄の変化などを丁寧な描写で描き、しかし、重たすぎる印象を与えないポップな要素も大きく加えているからでしょう。

 

そして、この作品に大きな彩をくわえているのが主題歌。

  • オープニングテーマ「青い栞」/ガリレオ・ガリレイ
  • エンディングテーマ「secret base -君がくれたもの-(10 years after Ver.)」

オープニングの「青い栞」は作品の日常感を非常に感じさせてくれますし、これから「あの花」が始まるんだ、というわくわく感をかきたててくれます。

 

そして、エンディングは、最初曲がかかった時鳥肌が立ちました。

誰しもが聞いたことのある曲ですよね。

この作品用にアレンジされており、幼馴染の女性メンバー3人の声優さんが見事に歌い上げています。

 

そして、異様に作品にマッチしています。

この作品のために書き下ろされたのかというくらい。笑

アニメ史に伝説として残る作品なのは間違いないでしょう。

 

是非、見てみて下さい!

 

 

アニメおすすめランキング5位~1位

第5位:魔法少女まどか☆マギカ


© Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS
アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」より引用

 

2011年放送の作品で、非常に高い人気を誇った作品で、アニメ好きなら知らない人はいない作品です。

どんな願いも叶えることが出来る代償として、人間に様々な災厄をもたらす「魔女」と戦う運命を背負った、「魔法少女」の物語。

 

『ひだまりスケッチ』でお馴染みの「蒼樹うめ」先生がキャラクターデザインを担当していたことから、「ほんわかファンタジーが楽しめるのかな?」と思って見事に騙されてしまった人が多かったですよね。

非常に可愛いらしいキャラクターが急にどん底に突き落とされるギャップの意外性が一つ魅力とも言える作品。

 

「どんな願いも叶えてあげる」という「キュゥべえ」の甘い誘惑は実際タダではなく、「奇跡はタダじゃない」という発言の通り魔法少女たちは非常に過酷な運命を背負います。

主人公は「鹿目まどか」ではありますが、ある意味では『魔法少女ほむら☆マギカ」とも言えるこの作品。

 

10話まで見てオープニングの歌詞の意味を知った時は非常に鳥肌が立ち、最終話まで非常に濃厚なストーリーが描かれています。

TV版完結の後に続編である劇場版の「[新編]叛逆の物語」ではさらに重厚なストーリーが描かれており、「暁美ほむら」の背負う運命があまりにも過酷過ぎ、見ているのが辛くなる程のストーリーが繰り広げられます。

 

ストーリー重視の作品を楽しみたいというあなたには非常にオススメな「魔法少女まどか☆マギカ」。

是非劇場版含め、ご覧になってみてくださいね。

 

 

 

 

第4位:Fate/Zero


奈須きのこ / TYPE-MOON・ ufotable・アニプレックス、ノーツ
アニメ「Fate/Zero」より引用

 

この作品はFate/Stay night の前日譚のような話で主人公の父親衛宮切嗣が主人公。

この父親の主人公が願いをかなえるための願望器「聖杯」を手に入れるため聖杯をかけた戦いに参加していくことになるというあらすじです。

 

切嗣は過去の経験から「多くを救うために少量を犠牲にする」を信条に今まで戦い続けてきました。その結果切嗣を待っていたものは、切嗣は何になりたかったのかがこの作品の面白い注目するところだと思います。

また戦闘シーンがとてもかっこよく、「映画を見ているんではないか」と思うほど絵が綺麗です。

 

「正義」とは何だと考えさせられるほど深いテーマとなっています。

またラストシーンで続編であるFate/Stay night に流れるシーンでエンディングを迎えるシーンは前日譚として最高の終わり方だと思います。

 

Fate/Stay nightの方が見やすいため、そっちの方が好きだと流れていく人が多いですが、僕は断然「Zero」派。

 

 

第3位:STEINS;GATE

© 2011 5pb./Nitroplus 未来ガジェット研究所
アニメ「Steins;Gate」より引用

 

多くの人に「記憶を消してもう一度見たい」とまで言われているアニメ。

放送は2011年ですが未だに根強い人気。

前半の日常パートから打って変わっての急展開、からのラストのクライマックスにかけてたたみかけるような展開に鳥肌間違いなしです。

 

2018年に新作アニメが放送されています。

新作アニメ放送に当たり、第1期の再放送では第23話を差し替え、別の世界戦へ移行することを示唆するという演出を施して第2期の放送に繋げました。

こうした制作の説がこもった演出も、この作品を伝説化させた一因。

 

知らず知らずのうちに次の話を見たくなる怒濤のストーリー、そしてユーモア溢れるギャグセンスを兼ね備えた名作。

まだ見たことがない人は絶対に見なければいけない作品の1つです。

 

 

第2位:進撃の巨人

 

僕が好きなアニメ第2位は、「進撃の巨人」。

これは言わずと知れた名作です。

漫画が大人気ですのであまりランキングには入れたくはないのですが・・・それでも入れざるを得ないほどの素晴らしい作品です。

 

人を食べる巨人と、それから逃れる人類との果てしない戦いを描くアニメ。

巨人が人を食らうシーンや街を破壊していく場面が多々あり、巨人の前には人類は無力であることを思い知らされた気がします。

 

僕は作品の中で、幼い子供や女性も容赦なく殺されていくのを見て衝撃を受けるとともに、戦争や災害ではこれが現実に起こるのだろうと思うと恐ろしくなりました。

そして、このアニメを通じて、家族や友人、国を愛する気持ちが強くなりました。

 

さらに、このアニメを見ていて面白い所は巨人を相手に戦う人類の装備が意外と旧式であることです。

人類よりも強い敵と戦うアニメは、大抵人類側が高性能な武器を持っていることが多いですが、彼らの武器はライフルや刀などの武器でした。

飛行機やミサイルなどはなく、遠距離から攻撃するのは「正確さ」に欠ける砲撃のみ。

 

壮大なスケールと臨場感あふれるアニメなだけに、そのギャップが印象的でした。

 

それしかない武器をひっさげ、圧倒的な戦力差がある巨人に立ち向かうちっぽけな人類の生きざまは「カッコよさ」を強く感じさせます。

何千何万という犠牲の上に培った経験と、それに伴った戦術の発達。

それを無駄にしないためにも・・・そして人類の自由を手に入れるためにも兵士は自分の命をとして巨人に立ち向かっていきます。

 

ただ、そんな勇敢な兵士だけではありません。

巨人の恐ろしさに慄き、戦意を喪失する兵士はごまんといます。

そこがまたリアリティがあるところ。

 

そんな戦意を喪失した兵士に対して・・・アニメ第1期トロスト区奪還作戦を決行する際のドット・ピクシス司令が放った言葉はマジで名言。

 

一度巨人の恐怖に屈したものは、二度と巨人に立ち向かえん!
巨人の恐ろしさを知ったものは、ここから去るがいい!
そして、その巨人の恐ろしさを自分の親や兄妹、愛するものに味わわせたいものもここから去るがいい!

 

これを聞いた兵士たちは「それだけはダメだ・・・」と引き換えしていた体を反転させ、巨人討伐に向かいます。

皆さんは、こんな状況に陥ったらどうしますか?

 

僕は、このアニメの中では、ダントツでエルビン団長が好きです。

エルビン団長の男らしさ、行動力や判断力のすばらしさは、まさに僕の理想像で僕を一瞬でファンにさせました。

片腕を失いながらも全体に「進めー!」と指示を出していた様は鳥肌もんでした。(;´Д`)

 

 

第1位:とらドラ!


竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス、「とらドラ!」製作委員会
アニメ「とらドラ!」より引用

 

2008年10月から2009年3月まで放送された学園恋愛もの。

全25話構成です。

これは当サイト管理人が一番最初に友人にすすめられて見た作品です。

 

この作品を一番最初に見て本当に良かったと今でも思います。

学園恋愛ものということで非常には入り口としては馴染みのある雰囲気を感じることでしょう。

日常の中から恋愛が発展していくというベタなものではあります。

 

前半部分は、かなり気を抜いて見ていられます。

しかし、中盤以降からは結構大きく話が展開していき、次の話が気になってくるでしょう。

終盤の怒涛の展開は気にならずにはいられず、きっと一気に見てしまうでしょう。

 

最初のほうに、気を抜いて見ていられるシーンが続くというのもアニメ初心者にとっては大きなポイントになるかと思います。

主に5人を中心に話が進んでいきます。

その中には、二次元の特権ともいえる「ツンデレ」キャラもいます。

 

その5人の中で進む恋愛ストーリー。

2話でいきなり告白のシーンを迎えますが、その恋は成就するのか。

最終的に結びつくのは誰なのか。

 

フィナーレを迎えるにあたり、他の人物はどのような心情の変化が起きているのか。

その心の動きと、それによる行動がもたらす結果というのも非常に見ごたえのある作品で、その心情がエンディング曲の歌詞にも反映されています。

その歌詞が、なんとも深い感じがして良い!!

 

今でも評価は高い作品で、見てみても間違いはない作品ではないかと思います。

 

 


 

以上が僕の好きなアニメ。

こうしてみると、普段忘れかけている事を思い出させてくれる作品や、大事なことを教えてくれる作品が多いですね。

 

アニメというと萌えとか日常作品がフィーチャーされます。

僕ももちろんそのような作品は見ますし、好きだし、癒されています。

ただ、上位を上げろと言われたら「考えさせられる作品」が上位に上がります。

 

皆さんのランキングに入る作品はあったでしょうか?