今回は強い女性をご紹介させて頂きます。

強いと言っても、それは腕っぷしだったり、はたまた、心の強さだったり……。

あなたの推しキャラクターは、果たして誰でしょうか?

 

 

 

「ドラゴンボール」人造人間18号


鳥山明/集英社・東映動画・フジテレビ、東映
アニメ「ドラゴンボール」より引用

 

国民的バトルアニメ、『ドラゴンボール』に登場する18号。作中では途中からクリリンの奥さんになるキャラクターです。

人造人間とは言ってもほぼ有機質だけで改造を施されたため、人間の女性と同様、クリリンとの間に娘も生まれました。

 

実力的にはスーパーサイヤ人のベジータを簡単に凌駕する程の力を持っており、恐らく様々なアニメに登場する女性キャラの中では、肉弾戦の戦闘力は№1かと推察されます。

永久式エネルギー炉を備えているため、どれほど戦って気を消費しても消耗がないため、スタミナは無限。

 

そんな圧倒的な戦闘能力を誇る18号も、クリリンと結婚した後は、姉御肌の良い奥さん。

クリリンに対してはなかなか素直に気持ちを表現しないものの、非常に幸せな結婚生活を送る姿が非常に微笑ましいです。

現在放送中の『ドラゴンボール超』でも18号は大活躍しているので、是非『ドラゴンボール超』で、18号の魅力を味わってみて下さい!

 

「Fateシリーズ」遠坂凛


奈須きのこ / TYPE-MOON・ ufotable・アニプレックス、ノーツ
アニメ「Fate/stay night」より引用

 

『Fate』シリーズに登場する、黒髪ツインテールの正統派美少女「遠坂凛」。

作中に登場する「遠坂家」の6代目当主で、魔術師としての資質は超一級品。

 

魔術だけでなく、肉弾戦も得意としており、中国拳法を駆使して戦うことも出来ます。

その上表向きでは容姿端麗、頭脳明晰と才色兼備で非の打ち所がないようにも見えます・・・。

が、肝心なところでミスをしたり(英霊召喚の際など)、DVDプレーヤーや携帯電話など初歩的な電子機器すら、まともに扱うことすら出来ないなどの重度の機械音痴な面もあり、非常にそのギャップが魅力的であると言えます。

 

そんな凛の魅力にまだ触れたことのないという方は、是非『Fate』シリーズを視聴して、凛の魅力に触れてみましょう!!

 

 

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「CLANNAD」坂上智代


©VisualArt’s/Key/光坂高校演劇部
アニメ「CLANNAD」より引用

 

『CLANNAD』シリーズに登場する、やや男っぽい喋り方と独特な銀髪ロングの髪型が特徴の智代。

ロングヘアーにカチューシャという組み合わせもますます可愛さを助長しています。

 

昔、荒れて喧嘩を繰り返していたため、他校の男子生徒からも恐れられる程の強さを持ったキャラクター。

一方で、料理が得意といった一面もあり、そのギャップが非常に魅力的。

 

よく春原が一方的にボコボコにされているシーンが作中にありますが、○○○HIT!!と言った格闘ゲームのような演出も面白いですよね。

スポーツも運動神経は抜群のため、何をやらせても凄く、さらに頭脳明晰・成績優秀とハイスペックなところも智代の魅力の一つです。

 

そんな可愛いだけではなく、かっこいい智代の魅力を味わってみたいという方は、『CLANNAD』シリーズを視聴してみましょう。

 

 

「魔法少女まどか☆マギカ」巴マミ


© Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS
アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」より引用

 

『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する、まどか達の先輩魔法少女のマミ。

TVアニメでは、壮絶な最後を遂げてしまいますが、元来は非常に強いキャラクターです。

 

劇場版でのほむらとの戦闘では、時間停止能力を持つほむらを最終的には凌駕する強さを発揮しました。

強さだけでなく、まどか達への先輩としての優しさが非常に魅力的ですよね。

 

マスケット銃で戦う戦闘も非常に火力があり、華やかな戦闘シーンが作中で描かれています。

基本的にマスケット銃は単式銃のため、一回使ったら使い捨てなので、次々とマスケット銃を生み出し戦う姿は非常にかっこいいと言えます。

優しくて頼れる先輩で、非常に強いマミの姿が見たい方は、是非「魔法少女まどか☆マギカ」を視聴してみて下さいね。

 

 

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「風の谷のナウシカ」クシャナ

宮崎駿/スタジオジブリ・徳間書店
劇場アニメ「魔女の宅急便」より引用

 

まず挙げたいのはスタジオジブリの傑作映画「風の谷のナウシカ」の、あの方。

そう、軍事国トルメキアの王女・クシャナ殿下です!!

 

平和だった風の谷に突如やって来て、あっという間に王を殺し、谷を制圧したトルメキア軍。

クシャナ様は、兵士を統率するリーダーとして登場します。

一国の姫でありながら(だからこそ?)、無慈悲で残忍な作戦を淡々と決行する……風の谷側からしてみれば、実に恐ろしい存在です。

 

危機を救ってくれたナウシカへも、平気で銃を向けて威嚇したり。

また恐ろしい生体兵器・巨神兵(腐りかけた姿)にも怯まず、逆に利用しようとする、恐るべき胆力の持ち主。

ドロドロに腐った巨神兵を戦車で率いて現れ、「焼き払え!」「どうした、化け物!」という、あの名台詞を遺したクシャナ様……。

 

あんな怪物を前にしたら、大の男でも怖気づいて逃げ出してしまいます、普通……。

流石です。

榊原良子さんのお声もハマっており、これ以上の適任は居ないと思うほど。

 

蟲に喰われたのか、体の一部が義手であり、それを淡々と見せるクシャナ様。

部下に命令するだけではなく、自らも前線で、危険な戦いを潜り抜けてきたのでしょう。

軍事国の姫らしい、勇猛さと恐ろしさ、そして冷静さを併せ持った女性です。

主人公のナウシカが慈愛と勇気の姫君ならば、クシャナ様は戦いと軍事の姫君。

 

それでも終盤は、ナウシカに影響されたのか、いくらか柔らかい表情を見せるようになりましたが。

副官クロトワの「ずいぶんとまあ、可愛くなっちまって……」という台詞は、全視聴者の心の声と言えましょう。

 

 

「有頂天家族」弁天


©森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族」製作委員会
アニメ「有頂天家族」より引用

 

そして、次に挙げたい棘を持つ美女は「有頂天家族」シリーズの弁天(べんてん)様です。

彼女は主人公・矢三郎を始めとする、男性陣の憧れの的。

 

元は人間でありながら天狗の神通力を得て、今では誰よりも天狗らしい、気紛れな美女です。

その魅力には、本物の鞍馬天狗たち(黒スーツのコワモテ)も、皆メロメロ。

率先して、弁天様の家来のように振る舞います。

 

そして彼女を天狗の道に導いた、恩師の赤玉先生(あかだませんせい)も、弟子の弁天様の虜です。

年甲斐もなくラブレターを書き、デートに誘い、貴重な物は全部貢いでしまう……そんな老師を、弁天様は軽くあしらいます。

自分のせいで彼が神通力を失い、落ちぶれても知らん顔。それでいて時々、気紛れに優しい態度を見せるからタチが悪い。

 

狸達には恐れられ、天狗たちを従え、地獄の鬼を手玉にとり、人間達をメロメロに魅了する……人間の淀川教授も、金曜倶楽部の紳士達も、主人公の矢三郎も、喜んで彼女に翻弄されています。

 

周りを振り回し、子供のように思うまま行動する、弁天様。

周りに恐れられることも、まるで気にしていない様子。

 

妖艶な美女でありながら、童女の残酷さと無邪気さを併せ持つ……それが、計り知れない彼女の魅力なのだと思います。

 

そんな弁天様も「有頂天家族2」では、自分に靡かない天狗・二代目に苛立ちを見せるのですが……。

果たして、初めての大敗を喫した彼女は、これからどうなってしまうのか?シリーズ新作が、今か今かと待ち遠しいです。

 

 

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「物語シリーズ」影縫余弦

©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
アニメ「化物語」より引用

「偽物語」ほかの「物語シリーズ」からは、迷いましたが……暴力陰陽師の影縫余弦(かげぬいよづる)さんを推します。

心身共に強い女性が多い本作ですが、その中で最も腕っぷしが強いのは文句なしに彼女です。

人間でありながら、不死身の吸血鬼にも勝てるんじゃないかと思うほどに。

 

見た目は切り揃えた短い髪に、ピッタリしたパンツスタイル(冬でもヘソ出し)。

覇気みなぎる表情に、獲物を狙う猛禽のような目。

 

ちなみに京都弁を話します。

  • 「そこの鬼畜なお兄やん」
  • 「ほな、さようなら」
  • 「なんや、うちも噂の阿良々木ハーレムに入れてくれるんか?」

など、印象的な話し方です。

 

しかし、実は生粋の京都人ではないのだとか……。

しかも「決して地面を歩かない」という行動が怪しさ満載。

それには、ちゃんと「呪い」という理由があるのですが……。

 

その正体は、怪異を暴力でねじ伏せる現代の陰陽師。

人間とは思えないほど戦闘能力が高い人物。

不思議な存在「怪異」、その中でも人に害をなすモノを暴力で粉砕することを、使命としています。

 

「やり過ぎることがないから」という理由で、特に不死身の怪異退治を専門としています。

 

主人公・阿良々木暦(あららぎこよみ)くんとの出会いは、「偽物語」から。

その時の標的はなんと、暦くんの妹の一人「月火」(つきひ)ちゃん。

家族も、そして本人すらも知らないことでしたが、実は月火ちゃんは人間に擬態(憑依)する、不死身の怪異「しでの鳥」でした。

 

怪異退治の専門家にとっては紛れもない「悪」であり、見逃すことが出来ない存在。

妹を退治させる訳にはいかない……暦くんと相棒の忍ちゃんは、専門家の前に立ち塞がります。

 

しかし、斧乃木ちゃんをボコボコにした忍ちゃんはともかく、暦くんは影縫さんに全く歯が立ちません。

忍ちゃんの血を吸ってパワーアップ、回復力も大幅にアップしているハズなのに。

治るそばから攻撃され、反撃の糸口も掴めず……殴られ続けてコンクリートの床が抜け、下の階に落ちても、まだ攻撃は止みません。

というか、素手でこれだけの破壊行為をするとは……影縫さんは、本当に人間なのでしょうか?

 

©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
アニメ「化物語」より引用

 

結局、妹を想う暦くんに折れ、月火ちゃんの退治を諦めた影縫さん。

それからも「憑物語」(ツキモノガタリ)「終物語」(オワリモノガタリ)等で再登場し、その度に暦くんをビビらせています。

 

 

「憑物語」では、不死身化が進んだことを知らせる為とはいえ、いきなり暦くんの指を「おりゃっ」とおかしな方向に折り、彼を悶絶させました。

すぐに回復したとはいえ、酷い影縫さん……。

 

吸血鬼体質により、すぐに治ると分かっていたとは言え……その躊躇の無い暴力は、まさに嵐の如し。

暦くんでなくても、ドン引きします。

 

そしてネタバレになりますが、「終物語」で行方不明になった彼女。

式神の斧乃木ちゃん達は心配しますが……終盤で黒幕により、北極に飛ばされていたことが判明しました。

しかし当の彼女は「北極熊と修行中だから、まだ迎えに来なくて良い」とのこと。笑

 

どんな時にもブレずに肉体派なのは、さすがですねえ……。

ある意味、物語世界で最強の一人です。

 

専門家の元締・臥煙伊豆湖(がえんいずこ)さんも、扱いを慎重にせざるを得ない、台風のような存在です。

もっとも、その臥煙さん自身もけっこう、違う意味で「おっかないお姉さん」なのですが……。

 

 

「クビキリサイクル」哀川潤


© 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
アニメ「クビキリサイクル」より引用

 

最後に挙げるのはOVA「クビキリサイクル」のジョーカー的存在・哀川潤(あいかわじゅん)さんです。

物語シリーズと同じく、原作は西尾維新先生。

 

哀川さんと言えば、真っ赤な色、勇ましい口調、そして「名字で呼ぶな」という、独特の哲学。

「あたしを名字で呼ぶな、名字で呼ぶのは敵だけだ」というフレーズは、あまりにもファンの間で有名です。

 

真っ赤なスーツに身を包み、髪も目も、唇も真っ赤。常軌を逸した恵まれたプロポーションと美貌。

そして、それを台無しにする目つきの鋭さと、口の悪さ。

なんでもこなす人類最強の存在であり、「請負人」(うけおいにん)として、世界中を飛び回っています。

 

最後に出てきて、主人公のいーちゃんが解けなかった謎をサラリと解いて去っていく……まさに、存在自体が反則的。

万能過ぎて、彼女が出てくると全て解決してしまうという、哀川さん。

しかし、その言動・容姿・生き様はカッコ良く、憧れずにいられません。

人類最強である彼女こそが、一番の「恐ろしい、けど魅力的な」美女なのかもしれません。

甲斐田裕子さんのお声も、ハスキーで合っていました。ぜひまた、続編等を出して欲しいです。

 

 

「精霊の守り人」バルサ


©上橋菜穂子/偕成社/「精霊の守り人」製作委員会
アニメ「精霊の守り人」より引用 

 

強い女性で、まず浮かぶのは「精霊の守り人(もりびと)」シリーズ主人公の、バルサです。

上橋菜穂子先生の小説が原作ですが、アニメの他に、実写ドラマにもなりました。

壮大な大河ファンタジー物語です。

 

主人公バルサは、短槍使いとして名を馳せる、凄腕の女用心棒。

年は三十歳ですが、数奇な育ちのせいで肝が据わっており、滅多なことでは動じません。

 

彼女は刺客に追われる皇子・チャグムと出会い、彼の身を守りながら逃亡することになります。

チャグムは新ヨゴ皇国の第二皇子ですが、水精霊の卵を宿した為に、実の父に命を狙われています。

まだ幼いチャグムを守りながら、襲いくる刺客達と戦うバルサ。

 

実は彼女自身も、幼い頃に生国で陰謀に巻き込まれ、暗殺されかけた過去がありました。

医師だった父親を殺され、父の親友・ジグロに救われたバルサ。

親友の娘である自分を救う為に、地位も故国も捨てて、用心棒になったジグロ……。

 

彼に短槍の扱いを教わったバルサは、義父亡き後にこうしてチャグムと出会い、彼を救う為に戦っています。

不思議な奇縁……もともとの気性に加えて、そんな過去があるからこそ、チャグムを見捨てることが出来ないのでしょう。

 

腕っぷしだけではなく、心も強く、優しさも併せ持つバルサ。

幼なじみのタンダや、知人の呪術師トロガイなど、親しい人と過ごしている時は、柔らかい表情を見せることがあります。

チャグムとの間に流れる、家族のような感情も……。

そんなバルサは、スーパーヒロインと言っても過言ではありません。

 

 

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「BLEACH」四楓院 夜一

久保帯人/集英社・テレビ東京、電通、studioぴえろ
アニメ「BLEACH」より引用

 

また、強い女性がたくさん登場する作品と言えば、死神アニメ「BLEACH(ブリーチ)」も欠かせません。

腕だけではなく、心も強い。

人間、死神だけではなく、虚(ホロウ)や破面(アランカル)など、様々な種族のキャラクターが登場します。

 

まず挙げたいのは、褐色黒猫美女の四楓院 夜一(しほういん よるいち)さん。

長い黒髪に褐色の肌、金色の釣り目。

黒い猫か女豹を連想させる、しなやかな身のこなしの女性です。

 

彼女は、元は大貴族の当主であり、優れた死神の戦士でもありました。

しかし、幼なじみが冤罪を着せられ、それを助けて一緒に逃亡します。

 

潔く地位も故郷も捨て、反逆者の汚名を着せられても、あまり気にする様子の無い夜一さん。

無念はあるでしょうが、それよりも無罪の幼なじみを救うほうが、自分にはずっと大切……。

彼女の生き方からは、そんな思い切りの良さを感じます。

 

だからこそ幼なじみの喜助(きすけ)や、かつての部下、弟などから好かれているのでしょう。

今も強く、気っ風が良く、主人公の一護(いちご)にとって姉貴分のような存在です。

 

 

「BLEACH」井上織姫

久保帯人/集英社・テレビ東京、電通、studioぴえろ
アニメ「BLEACH」より引用

 

ブリーチには、多種多様なキャラクターが登場します。

夜一さんのように戦闘に秀でた女性もいれば、非戦闘員も大勢出てくるのですが……。

ヒロインの井上織姫(いのうえおりひめ)も、そのタイプです。

 

優しい性格で、争いを好まない彼女。

防御の術には秀でていますが……。

 

しかし彼女は、それでも一護や仲間の力になりたいと、防御力を磨く努力を重ねます。

自分に出来ることを探して、諦めない。

織姫に暴力を振るった敵のロリも、大怪我をしているのを見れば、助けようとします。

 

気丈で、慈悲深い性格……力ではなく、心が強いヒロインです。

 

 

「BLEACH」朽木ルキア


久保帯人/集英社・テレビ東京、電通、studioぴえろ
アニメ「BLEACH」より引用

 

その点、副主人公の朽木(くちき)ルキアは、腕と心、両方の強さを備えた女性です。

 

見た目は小柄で華奢ですが、剣や鬼道(きどう=戦いの術式)の腕前は、一流。

スラム出身でありながら、死神の隊長格に選ばれるほどの実力の持ち主です。

そして、心の強さも。

 

幼い頃からスラム街で、仲間達と生き延びてきたルキア。

やがて一念発起して死神になるものの、幼なじみとの別離、貴族の養子にされたりと、過酷な経験を重ねてきました。

 

そんな中でも腐らず、いつも凛々しい彼女。

やがて良い仲間や上司に恵まれ、生き生きとした表情を見せるようになりました。

それは、彼女自身の頑張りが招いた幸せ。

 

戦士としての心構えと、普通の女性としての優しさを持つ彼女。

ボーイッシュな外見&言動で、女の子らしい織姫とは、また異なる魅力の持ち主です。

 

 

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「進撃の巨人」ミカサ・アッカーマン


©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
アニメ「進撃の巨人」より引用

 

そして、強い女性で外せないのは「進撃の巨人」のミカサ・アッカーマン。

彼女は主人公エレンの幼なじみで、作中最強人物の一人。

 

『進撃の巨人』に登場する、エレンへの一途な想いが非常に魅力的なミカサ。

戦闘能力は作中でも圧倒的に高く、特にエレンが関わったこととなると、手が付けられない程の強さを発揮します。

 

非常に口数が少ないキャラクターでもありますが、立体機動装置を高い技術で使いこなし、巨人を倒していく姿は、非常に凛々しくかっこいいキャラクター。

そんな圧倒的強さを持つミカサの、エレンに対する気持ちはやや重々しくもありますが、そんなに愛されるエレンが少し羨ましくもなってしまいますね。

 

エレンへの強い想いは幼い頃の過酷な体験が影響しています。

から、どんな時でも冷静さを失わず、また本当に大切なモノを守ろうとする、意志の強さを備えています。

 

また、アッカーマン家の恵まれた能力と弛みない鍛練の成果で、年頃の少女とは思えない、強靭な肉体を持つミカサ。

長身な上に鍛えられており、腹筋は見事に割れています。

 

戦闘能力も、同期の中で抜きん出ている彼女は、文句ナシに最強の女性。

「人類最強」と言われる兵士長・リヴァイに匹敵する可能性があるのは、彼女だけかと思われます。

 

エレンを想うあまりたまに暴走したり、非常に怖い面もあるのもミカサらしくて良いのかな・・・。

ミカサのスタイリッシュな戦闘シーンをまだ見ていないという方は「進撃の巨人」を是非視聴してみましょう!

 

「ヘルシング」ヘルシング卿


平野耕太/少年画報社・Hellsing製作委員会
アニメ「HELLSING」より引用

 

懐かしい作品ですが、「ヘルシング」も強い女性が大勢登場します。

テレビシリーズも良いですが、個人的には原作を完全に映像化した、OVAシリーズをオススメします。

 

ヒロインのセラスも強い吸血鬼娘ですが、私が特に好きなのは「鉄の女」と呼ばれる英国貴族・ヘルシング卿です。

彼女のフルネームはインテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング。

英国王立騎士団のトップであり、女王陛下の命令で敵を殲滅する、「ヘルシング機関」トップでもある女性。

 

年齢はまだ二十代前半ですが、年経た者のような貫禄と、強靭な精神力を誇ります。

男性どころか、怪物や殺し屋とも、対等に渡り合うヘルシング卿。

見た目は長い金髪に褐色の肌、咥え葉巻がトレードマーク。

 

しかし、少女の頃からヘルシング家当主として家を背負っており、最強のチート吸血鬼・アーカードに命令出来るただ一人の主人でもあります。

 

実の叔父を返り討ちにし、怪物であるアーカードと主従の契約を交わしたヘルシング卿。

 

平野耕太/少年画報社・Hellsing製作委員会
アニメ「HELLSING」より引用

 

普通の人間ながら、剣や銃の腕、そして非常時にもブレない精神力は、怪物達にも一目置かれるほど。

腹心ウォルターの裏切りに衝撃を受けながらも、それを受け入れ、少佐率いる化け物軍団と対決しました。

最後は黒幕の少佐と向き合い、片目を失いながらも、彼に留めを刺したヘルシング卿。

 

そして三十年、セラスと共にアーカードの帰りを待ち続けました。

ようやっと帰還した彼との再会は、とても良い場面です。

「遅い!私はもう、おばあちゃんだぞ」というヘルシング卿に、「それがいい」と返すアーカード。

 

人間を辞めた彼にとって、人間は眩しく、可能性を秘めた存在。

年をとることを含め、そのままの主を気に入っているのでしょう。

「ただいま、伯爵」「おかえり、伯爵」というラストのやり取りは、シリーズ屈指の名場面です。

 

インテグラを始めとして、強く魅力的な女性は、まだまだ沢山存在します。

そんなヒロインがいるからこそ、さらに作品が面白く、魅力的になる……。

腕や心が強い女性って、本当に良いものですよね……。

 

 

「鋼の錬金術師」イズミ・カーティス

© 荒川弘/鋼の錬金術師製作委員会・MBS
アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」より引用

 

「鋼の錬金術師」からは、主人公であるエルリック兄弟の師匠である、イズミさんを推します。(オリヴィエ・ミラ・アームストロングさんとどっちにするか、かなり迷いましたが……)

イズミさんは「自称・ただの主婦」ですが、その実は凄腕の錬金術師です。

 

見た目は細身の中年女性で、白いシャツに切れ長の目、黒いドレッドヘアが特徴です。

なぜかいつも、トイレ用サンダルを履いているのが謎ですが……。

夫のシグ・カーティスさんとはいつもラブラブで、ダブリスで共に肉屋を営んでいます。

 

エルリック兄弟の故郷を旅行中に、彼女の錬金術の手腕を見た兄弟は、弟子入りを希望します。

熱意に押されて彼らを弟子にしたイズミさんですが、その鍛え方は、いきなり無人島に放り込むといった型破りなもの。

心身の強さを重視する、彼女らしいやり方ですが……。

 

兄弟はここでサバイバルの基本と、「一は全、全は一」という、錬金術の理念を学びました。

イズミさんは若い頃師匠に、熊が出没する雪山に放り込まれたので、まだあんた達は楽!ということらしいですが。

ちゃんと部下を派遣して、見守っていましたし……。

 

ところで、前述の影縫さんといい、烈女は皆、熊と素手で戦うという決まりがあるのでしょうか……?笑

 

そしてイズミさんの許で、一人前の錬金術師になった兄弟。

しかし彼らは帰郷後、禁止されてい「人体錬成」を実行に移してしまいました。

兄弟が錬金術師になったのは、亡き母を蘇えらせたい一心ですから……。

 

しかし人体錬成は失敗し、母は帰って来ず。

それどころか兄は片腕片足を、弟は肉体全部を、代償に失ってしまいます。

弟の魂を鎧に定着させたものの、あくまでその場しのぎ。

兄弟は、失った身体を取り戻すことを決意します。

 

そして、師匠と再会した兄弟。

言い付けを破った二人を叱責しながらも、彼女は「辛かったね」と兄弟を抱きしめ、労りました。

 

実はイズミさん自身もかつて、亡くした子を蘇らせようと人体錬成を実行した過去があります。

失敗し、代償に内臓をいくつか失いましたが。

同じ経験をしたからこそ、やりたい気持ちも、そして失敗した時の辛さも分かっている……。

 

あらゆる面で、彼女は兄弟にとって師匠であり、先輩だったのですね。

 

その後もなんだかんだと兄弟を気にかけ、ピンチには手助けしてきたイズミさん。

最終決戦では、夫と共に猛者どもと渡り合い、ホムンクルスさえ圧倒しました。

辛くも勝利を納めることが出来たのは、間違いなくイズミ・シグ夫婦の力が大きいです。

 

ナイフ一本で冬のブリッグズ山を生き延びる、氾濫した川の水を押し返す、グリードの部下を一人で全滅させる……

 

イズミさんの伝説は、枚挙に暇がありません。

本気を出したホムンクルス・スロウス(巨体)もブン投げました……。

 

物怖じしない主人公のエドワードが心から恐れる、数少ない人物。

それでいて慕われ、尊敬もされている、不思議な人物です。

第二の母というには少し……いや、かなり激しく、厳しいですが……そんな彼女が、エルリック兄弟も読者も、そして勿論夫のシグさんも、皆大好きです。

 


 

強い女性……気丈な、心が強い女性も魅力的ですが、物理的に腕っぷしが強い女性も、それはそれで萌えます。

今回はそんな強い女性をご紹介しました。

どのキャラクターも可愛さだけなく、かっこよさを兼ね備えたキャラクターなので、未視聴の作品は是非ご覧になってみて下さいね!

 

惚れ惚れするほどの頼もしさ(恐ろしさ?)に、圧倒されること間違いナシです。