空を飛ぶ、目に見えない速さで動く、特殊な力を使うetc…アニメの中でキャラクターたちは、しばしば人間離れした技の数々を使います。
「その必殺技、自分も使いたい!」皆さんもそう思ったことがあるでしょう。しかし、現実は厳しいもので、人間は魔法や超能力を使うことができません。
ですが、彼らの使う必殺技の中には「練習したらもしかしたら自分もできるんじゃないか」そう思って思わずまねしたくなる技も存在します。
今回は、アニメのキャラクターたちが使う技の中で、思わず練習したくなる技を難易度順で5つ紹介します。
目次
アニメの真似したくなる必殺技5選
難易度1…北斗百裂拳(北斗の拳 ケンシロウ)
(C)武論尊・原哲夫/NSP・東映アニメーション 1987, 版権許諾証TH-116
アニメ「北斗の拳」より引用
くらえば身体が内部から爆散してしまう一撃必殺の北斗神拳。
その北斗神拳を目にもとまらぬ速さで打ち込んでゆく連打の必殺技が「北斗百裂拳」。
素人目にはすさまじい威力の連続パンチに見えるため、「あたたたー」と叫びながらひたすらパンチを繰り出せば北斗百裂拳に見えなくもない。笑
ポイントは同じところにパンチを繰り出すのではなく、相手の全身にまんべんなくパンチを繰り出すことです。
北斗神拳でなくても、それだけ殴られれば相当ダメージを追うに違いありません。
最後に「お前はもう死んでいる」と一言添えればあなたも立派な北斗神拳伝承者です。
難易度2…三刀流(ワンピース ロロノア・ゾロ)
(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
アニメ「ワンピース」より引用
日本では宮本武蔵が使ったことで有名な二刀流。
両手に刀を持つ二刀流からさらに口に一本刀を加えることで三刀流の完成です。
両手の刀はともかく、口にくわえた刀は支えるだけでもかなり苦労することでしょう。
相手を切るとなると、相当強い顎の力が必要になってきます。
気を付けないと歯が折れてしまう可能性があるので、顎の力と歯の丈夫さに相当自信のあることのみ試してみてください。
ゾロいわく、「刀を三本使うことと三刀流は違う」とのことなので、まずは三本を自在に扱えるようにするところから練習をするといいでしょう。
ある程度扱える段階まで来たら、どの流派でも構いません。
本格的に剣術を学んでみましょう。
そうすれば三刀流剣士への道が見えてくるはずです。
難易度3…制空圏(史上最強の弟子ケンイチ 朝宮龍斗)
(C)松江名 俊・小学館/ケンイチ製作委員会・テレビ東京
アニメ「史上最強の弟子ケンイチ」より引用
自分のリーチ内に入った攻撃を確実に弾き無効化する絶対防御の技。
制空圏内に入ったものに身体が無意識で反応するため、死角はない。
発展形として、相手の動きから思考を読み取り攻撃を無力化する流水制空圏というものも存在するが、まずは手の届く範囲の攻撃を全て叩き落とすイメージを持つと良いでしょう。
手始めに2人ペアとなって片方がピンポン玉をひたすら投げ続ける練習がオススメ。
「自分にあたるもののみを叩き落とし、関係ないものは無視をする」これができれば制空圏を使えると言ってOK。笑
実践で使えるレベルまで成長したら達人の世界の第一歩です。
難易度4…二重の極み(るろうに剣心 相良左之助)
©和月伸宏/集英社・フジテレビ・アニプレックス
アニメ「るろうに剣心 ‐明治剣客浪漫譚‐」より引用
背中に悪一文字を背負う喧嘩や左之助が敵である明王の安慈から学んだ必殺技「二重の極み」。
簡単に説明すると超高速の二連撃。
この世に存在する全てのものは、それぞれ衝撃を緩和する力をもっており、ダメージというのは攻撃力からその防御力を差し引いたもの。
これはカードゲームをしたことがある人にはとても分かりやすい理屈ですね。
二重の極みは、一撃目でその防御力を相殺し、防御力が元に戻ってしまう前にすかさず二撃目を当てることで相手を確実に粉砕する攻めの極意なんです。
今回紹介する技の中で最も理論的であるため、かつて練習したことがある人が最も多いのではないしょうか。
極めれば全身のいたるところから二重の極みを放つことができるようですが、まずは拳で放てるように練習しましょう。
イメージとしては指の第二関節で一撃目を当て、すかさず指の付け根(拳部分)を当てるようにすると良いです。
小石を粉砕できるようになれば合格。
難易度5…螺旋丸(NARUTO うずまきナルト)
©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
アニメ「NARUTO‐ナルト‐」より引用
主人公のナルトが自来也から教わった必殺技の螺旋丸。
全身を流れるチャクラを圧縮し、乱回転させて相手にぶつけることでとんでもない破壊力を発揮する。
その後シリーズを通してナルトの必殺技となるほどの技ですね。
全身を流れるチャクラについては、イメージで補うとして難しいのは乱回転。
様々な方向に回転の力を加え、勢いがついたところで今度はそれを一点に留めなければいけません。
イメージとしては、車で急ブレーキをかけたらとんでもない勢いで外に放りだされるような感じ。
練習の第一段階は縁日でもらえる水風船に乱回転を加えて割ること。
猫が毛糸でじゃれるように片手で横の回転を加えつつもう片方の手で様々な方向の回転を加えるとやりやすいかもしれません。
水風船が割れるようになったら第二段階はソフトテニスボール。
それが割れたら最後は自分の体を流れるチャクラ。
今はチャクラを感じなくても第二段階が終わるころにはきっとチャクラを感じることができているので、安心してください。
お祭りで水風船を見かけたらぜひ一度試してみてください。
真似したくなる技には「ぱっと見で動きが分かりやすいもの」「自分がその技の理論を理解できるもの」の二種類があります。
自分の場合は後者のものをよく真似したくなります。もっともな説明がされていて、しかもそれが特殊な力ではなく現実に起こりうる物理や化学の世界で実現可能だったなら、思わず真似してみたくなりますよね。
皆さんはどんな技を修業したいですか。