アニメキャラクターの中には「死」を迎えるキャラクターがたくさんいます。

「救いのある最後」「絶望の淵の最後」「何かを守るための最後」。

死を迎えるのはそれぞれの理由がありますが、今回はその中でも「ドラゴンボールがあったら復活をさせたいかどうか」に着目して紹介したいと思います。

 

 

フィクションであろうと現実であろうと、いつか来る終わりは避けられません。

しかし、どうせなら少しでも救いのある、後悔の少ない最後を迎えたいもの。

今回は数ある、最後を迎えたキャラクターを紹介したいと思います。

 

 

「ジャングルの王者 ターちゃん」ニド・ソドム

徳弘正也/集英社・グループ・タック・テレビ東京、読売広告社、アミューズ
アニメ「ジャングルの王者ターちゃん」より引用

 

星の数ほど素晴らしい作品があるので、まだまだ私が知らない、素晴らしい最後を迎えたキャラクターがいるとは思いますが・・・。

まず僕が思い出すのは、子供の頃に見ていた「ジャングルの王者 ターちゃん」のニド・ソドム。

 

アメリカ編に出て来たキャラクターであり、哀しくも、印象的な人物でした。

ターちゃんとは腹違いの兄弟という設定であり、複雑な環境によって命をかけた戦いをしなければいけなくなった関係生です。

 

アメリカ編は、ジャングルで暮らすターちゃんの元に、父親だと名乗る人物が現れたことから始まります。

 

捨て子で、チンパンジー達に育てられたターちゃん。

その父親がアメリカで成功し、彼を迎えに来たのです。

父親の元には、母違いの弟二人と、妹一人がいました。

 

しかし父親の本心は、ターちゃんを息子とは認めておらず、利用しようとしていました。

かつて所属していた裏組織を抜ける為、組織の女性との間に子供を儲けた父親。

 

その捨てた息子が、復讐の為に自分の元へ向かっていました。

 

自分にとって子供は、アメリカで生まれた三人だけ。

ターちゃんに捨てた息子を撃退させ、その後追い払おうと画策していたのです。

 

そしてターちゃんは、復讐に現れた腹違いの「弟」に対面します。

彼の名は、ロド・ソドム。

裏組織の非人道的な環境で、双子の弟ニドと励まし合って生きてきたロド。

 

しかし組織の仕組んだ試合で、弟と対戦したロドは、自分の手で弟を殺してしまいます。

自分達兄弟を捨てた父親を激しく憎むロドは、共に復讐しようと、兄のターちゃんに語りかけますが・・・。

なんと、彼を追って組織の刺客達が現れます。

 

しかもその一人は、死んだ筈の弟・ニドでした。

驚くロドはニドが手術で命を取り留めたものの、記憶を失くし、半分機械の身体になったことを知り衝撃を受けます。

兄のロドを忘れ、非情な殺人マシーンになったニド・・・。

 

組織の横やりを乗り越え、腹違いの弟妹と心を通わせたターちゃんは、格闘の試合でニドと対戦します。

死闘を経て、ニドに勝利したターちゃん。

 

組織は、ニドにターちゃんを暗殺させようとしますが・・・戦いの中で記憶と正気を取り戻したニドは、組織の刺客と闘い、差し違えて倒れます。

兄・ロドの前で、ようやく元の「ニド」に戻った彼。

最後は兄の腕に抱かれ、彼に看取られて最後を迎えました。

 

ニドの「これからは、ずっと兄ちゃんと一緒だ」という言葉が、哀しくも幸せで・・・視聴者も、ロドと一緒に涙ぐみました。

 

ターちゃんのおかげで、本来の自分に戻れたニド。

ほんの数分間でも、ロドの弟に戻れたニド。

 

哀しくも救いのある、名場面だと思います。

ちなみにその後、ロドは父親や異母弟妹と和解し、家族として迎えられました。それも皆、ターちゃんのおかげです。

 

 

「ふしぎの海のナディア」ネオ皇帝

そして、ニドとよく似た境遇のキャラクターが「ふしぎの海のナディア」に出てくる、ネオ皇帝です。

 

ジュール・ヴェルヌ/東宝・KORAD・NHK
アニメ「ふしぎの海のナディア」より引用

 

主人公のナディアの、生き別れの兄であるネオ。

かつての大事故で死にかけ、体の殆どを機械にされました。

 

悪の首領であるガーゴイルの許で、意のままに動かされるだけの傀儡となったネオ。

しかし、父親と妹の危機を前に、爆発のショックもあり、元の正気を取り戻します。

動力源を絶たれても、動かせないハズの手を動かして、妹の呪縛を解きます。

 

最後は、初めて会う妹と最初で最後の言葉を交わし、爆発で命を落としました。

『最後の最後で、ほんの少しだけ、本来の自分に戻れた』

切ないけれど、とても救われるシチュエーションだと思います。最後まで、操り人形のままで終わるよりは・・・。

 

 

「バジリスク」蛍火

そしてもう一人。

「バジリスク」に登場する伊賀の女忍者・蛍火(ほたるび)です。

彼女は甲賀との闘いで恋人・夜叉丸を殺され、復讐を誓います。

その憎い仇である、如月左衛門と対峙した蛍火。

 

間一髪で彼の変装を見破りますが、反撃しようと構えた腕を、二本まとめて斬り飛ばされます。

次の瞬間、刀で胸を突かれ、倒れる蛍火。

 


(C)山田風太郎・せがわまさき・講談社/GONZO
アニメ「バジリスク~甲賀忍法帖~」より引用

 

雨の中、瀕死の彼女の目には恋人の幻が・・・。

微笑み、こちらに手を差し伸べる、幻の夜叉丸。

 

蛍火は手を伸ばしますが、その手は切断されていて・・・「夜叉丸・・・どの・・・?」と敵である、如月左衛門に問いかける蛍火。

もう意識が混濁していて、現実と幻が混ざっているのでしょう。

一瞬ためらったものの、黙って頷いてやる左衛門。

 

心ならずも敵となり、殺したものの、本来の彼は優しい性格。

殺めた蛍火への、せめてもの優しさだったのでしょうか。

 

その言葉を聞いた蛍火は、微笑んだまま崖下へと転落していきます。

雨の中、それを見届ける左衛門。

暗い雨の中、陰鬱で、でも少しの救いのある場面です。

 

敵に思いやりをみせる左衛門の優しさが、救いの無い戦いに、ほんの少しの明るさを添えています。

 

 

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「コードギアス」ルルーシュ・ランペルージ


大河内一楼、谷口悟朗/毎日放送、サンライズ、コードギアス製作委員会
アニメ「コードギアス」より引用

 

死ぬアニメキャラクターとして超絶有名なキャラクターと言えば、「コードギアス」のルルーシュの名は絶対に登場してきます。

妹のために一国にたった1人でガチに反乱を挑み、物語中盤以降にはその行動原理になっていた妹と対立関係になってしまいます。

 

ただ、それはルルーシュが自分の真意を語ることが出来なかったため。

兄としての優しさや、自分の信念から真意を全て説明することが出来なかったわけですが・・・

物語の最後、本当に最後の最後で妹はその全てを悟ります。

 

しかし、それは兄のルルーシュが既に死んでしまった後。

ルルーシュの覚悟と、最後の最後に妹に全てを悟ってもらえた安堵感で涙を流さずにはいられない壮絶なラストです。

 

ただ、このキャラクターに関しては「死んでいない説」があります。笑

現在、続編版である「コードギアス 復活のルルーシュ」が制作中であることから「死んでいない説」はほぼ確定的。

 

でもね。

僕はあそこで死んだからこそ「コードギアス」という作品が歴史に名を刻む素晴らしい作品になったと思っています。

だから、ここでは「死んだ説」でよろしくおなしゃす!

 

そのため、僕としてはドラゴンボールがあれば生き返らせてあげて妹とゆっくり余生を暮らして欲しい・・・。

まあ、でもこの人トラブルメーカーだからなあ・・・生きてたら絶対何らかのトラブルに巻き込まれて、結局また国に喧嘩売っちゃうレベルの事やっちゃうんだろうなあ・・・。笑

 

 

「進撃の巨人」ミケ

©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
アニメ「進撃の巨人」第1期より引用

 

「進撃の巨人」はマジで色んな人が死にすぎる作品です。

僕はアニメ派なので、現在は「座標」がエレンに移るところで終わっています。

 

おそらくその先を描いている原作ではもっともっとたくさんのキャラクター達が命を賭しているんだと思います。

しかし、現在僕が知っている限りの「進撃の巨人」ではミケ分隊長の死に際が一番衝撃的でした。

っていうかリヴァイ兵長に次ぐ実力者とか言われていたのに、その実力の差が半端ない。笑

 

だって、リヴァイ兵長・・・コレですよ?

 


©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
アニメ「進撃の巨人」第1期より引用

 

正直、ミケ分隊長の戦闘シーンにココまでの迫力を感じなかった・・・。笑

ただ、調査兵団内であそこまで信頼を獲得しているミケ。

絶対生きてた方が良いでしょ・・・っていうか生きててよ・・・って言うことでドラゴンボールがあったら生き返らせたいキャラクターに上げました。

 

そういえば、ミケの死に際は衝撃的でしたね。

どんなに実力者でも「喰われて死ぬ」ということが100%確定してしまったら、やっぱりあんな風に泣き叫ぶのかな・・・。

死に際で言うとナナバさんの「お父さんやめて-!」も壮絶な育てられ方をされたのか・・・と推察してしまう死に際でしたね。

このような人間の本性というか・・・ありのままの姿を描いている点は、まさに「進撃の巨人」という作品の魅力の1つですね。

 

 

「ソードアートオンライン」サチ

(C)川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project
アニメ「ソードアートオンライン」より引用

 

死んだキャラとして僕の中で印象深いのが「ソードアートオンライン」のサチ。

1話分しか登場していないのに、かなり記憶に残っているキャラクターなんですよね。

 

早見沙織さんが声優を務めていたので、今後キリトの救いとなるキャラクターになると思いきや・・・かなりあっけなく死んでしまいました。

サチの死が印象に残ってるのは、その後にギルドのリーダーがクソみたいな意見でキリトを責め立て、クソ繊細マインドのキリトはそれによってふさぎ込んでしまうからですね・・・。

その全ての元凶はギルドの中の調子に乗った低レベルプレーヤーのせいな訳ですが・・・。

 

まあ、その後キリトはアスナによって救われるので丸く収まると言えば収まるので・・・

ドラゴンボールで復活をさせてしまったら少々ややこしくなるし、キリトのハーレムワールドがさらに拡大するだけなのでこのままで良いような感じもします。笑

 

ただ、作中でキリトがクリスマスの時期だけ出現する特殊キャラが落とすレアアイテムによってサチを復活させようとしたように、あの壮絶なシーンの直後だったら迷わず復活させたいキャラクター。

 

 

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「ジョジョの奇妙な冒険第2部」シーザー・ツェペリ

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズは死に方が印象的なキャラクターが多いですよね。

第3部「ヴァニラアイス戦」では、アヴドゥルとイギーがポルナレフを庇い命を落としました。

2人の死があったからこそ、ポルナレフは最後まで生き残る事が出来ましたね。

 

第5部ではアバッキオがディアボロの故郷によって死を迎えます。

しかし、しっかりとデスマスクを残しその後の仲間達の道しるべを残しました。

また、ナランチャが死んだ際はあっけなさ過ぎて驚きましたね。

マジで故郷に帰って欲しかったなあ・・・と思ったことを覚えています。

 

その中でも今回上げたキャラクターは第2部のシーザー・ツェペリ。

 


荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」より引用

 

憎まれ口を叩きながらジョセフと切磋琢磨し、リサリサを尊敬していた第2部の主要キャラクター。

ツィペリ家の末裔ということもまた、ジョジョファンにはたまらないキャラクターでしたよね。

シーザーが死んだことによってどんなにジョセフとリサリサの精神が揺さぶられたことか・・・。

是非とも復活をさせたいキャラクターです。

 

 

「青の祓魔師」藤本獅郎神父

©加藤和恵/集英社・「青の祓魔師」製作委員会・MBS
アニメ「青の祓魔師」より引用

 

「青の祓魔師」を見て、このキャラクターを忘れ去ってしまえる人はいないでしょう。

主人公・燐の育ての親、藤本神父です。

 

登場したのはたったの2話。笑

それでもなお、視聴者の記憶に痛烈な印象を残しました。

 

なぜなら藤本神父は超絶カッコいいから。

 

藤本神父のカッコいいところと言えば、声優が藤原啓治さんのところです。

いやいや。笑

彼のホントにカッコいいところはね、燐がサタンの息子であると知りながらも命がけで育て、最後の最後まで自分の息子だと本意気で主張を続けたところ。

自分にしか出来ない事だと感じて燐を育てたのだと思いますが、なかなか出来ないと思います。

しかも、死に際でも魅せるあの男気。

 

マジで男も惚れるレベルの格好良さを備えています。

僕の中ではドラゴンボールがあればいの一番に復活させたいキャラクターです。

 

 

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「鋼の錬金術師」マース・ヒューズ

© 荒川弘/鋼の錬金術師製作委員会・MBS
アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」より引用

 

「鋼の錬金術師」に登場する軍人、マース・ヒューズ。

重要人物ロイ・マスタングの親友である彼は、退場こそ早かったものの……今でも強い人気を誇るキャラクターです。

 

軍法会議所に勤めるヒューズ。

普段は「俺は頭脳労働」と公言しますが、実はイシュヴァール戦を生き延びた猛者です。

錬金術師ではありませんが、頭の回転が速く、暗器の扱いにも長けています。

 

しかし普段は、至って気さくな好人物。

眼鏡に顎髭、短く立てた髪。

童顔のロイとは対象的に、29歳という年齢より年上に見えます。

 

そして独身のロイとは違い、妻と一人娘がいる家庭持ちです。

 

ヒューズと言えば、妻子をこよなく愛する愛妻家。

愛娘エリシアの写真を、誰彼構わず見せて娘自慢をする姿でお馴染みです。

そんな親バカぶりに辟易しながらも、なんだかんだ言って周りに愛されているのは、彼の性格のたまもの。

 

主人公のエルリック兄弟を何かと気にかけ、初対面の少女を自宅に招いてもてなす、などなど。

お節介と言えるほど世話焼きで、押しの強いヒューズ。

 

その裏には気遣いと、遠慮させない為の配慮があります。

軽いノリとは裏腹に、実は思慮深く、聡明な一面もあります。

 

普段の彼は親切で、人間愛に溢れた人物。

妻子も優しく愛らしい人達で、彼を深く慕っています。

過酷な戦乱を体験したからこそ、家族を愛し、平和に暮らせる有り難みを、誰より知っているのがもしれません。

 

そしてイシュヴァール戦の悲惨な経験から、国や軍を改革しようと大総統を目指すロイに共感し、彼を支える役目を自任していました。

ロイにとっても信頼出来る友人であり、最大の理解者であるヒューズの存在は、大切な支え。

 

しかしヒューズは、誰よりも早い段階で軍とホムンクルスの繋がりに気付きました。

ある意味、頭の良さ・勘の良さが命取りになってしまった彼。

ロイに自分の得た情報を伝えようと、一般回線から電話をかけますが……ホムンクルス・エンヴィーの銃に打たれて、ロイと言葉を交わす前に命を落としました。

 

しかも、ヒューズは愛妻の姿に化けたエンヴィーに虚を突かれ、殺されました

別人だと理解していても、妻の外見をした敵を攻撃出来なかった……まさに、家族想いの彼にピッタリの策と言えます。

そんな点が、また悲しく……いかにもヒューズらしいのです。

 

あまりに早い退場は、視聴者にもショックでした。

親友を失ったロイは、仇を密かに探し続け、ヒューズの死を知ったエルリック兄弟は大きな衝撃を受けました。

終盤で仇にたどり着くまで、ロイと仲間達にとって、大きな悲願だった犯人探し……。

 

葬儀でたくさんの人が悲しんでいたことも、記憶に残っています。

 

残された妻と娘も、癒されない悲しみを抱え続けることに……。

知人が自宅を訪れた際、幼い娘は「パパ!?」と言いながら、慌ててドアを開けました。

 

いつか父親が、ひょっこり帰ってくるかもしれない……今もそんな風に思っているのでしょう。

全てが終わった時に、ヒューズにも、ここにいて欲しかった。

最後までそんな風に思わせる彼は、やっぱり魅力的な人物です。

 

 

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「BLEACH」市丸ギン

久保帯人/集英社・テレビ東京、電通、studioぴえろ
アニメ「BLEACH」より引用

 

「BLEACH」では、市丸ギンを推します。

初登場の時から、主人公に敵対する行動をとっていたギン。

怪しげな言動が多く、同じ死神の隊長達にも、陰謀の黒幕ではないかと疑う者がいました。

 

その正体は、真の黒幕・藍染惣右助の片腕。

藍染と共に死神達から離反し、破面に加わったギン。

常に本音を見せず、蛇のような笑みで相手を煙に巻く彼。

 

徹底的に藍染に忠実に、残忍に振る舞い続けました。

彼の真意が分からず、幼なじみの乱菊や、部下のイヅルは苦悩し続けることに……。

 

しかし、誰より藍染に忠実な存在と思われたギンは、実は誰より近くで藍染の命を狙う獅子身中の虫でした。

長年本音を隠し、裏切り者として行動し続けたのは、全て大切な乱菊の為。

幼い頃に彼女を傷つけた者達の親玉が、藍染だと知ったギンは彼を殺す為、死神になることを決意しました。

 

もう二度と、乱菊が傷つけられないように。

例えそれが、乱菊当人と距離を置くことになろうとも。

 

戦いの最中、ギンはとうとう藍染に刃を向けます。

絶対の好機に放たれた、必殺の刃。

 

しかし崩玉と融合した藍染には通じず、ギンは致命傷を受けて倒れます。

死にゆく彼の目に映ったのは、自分を呼ぶ乱菊の顔と藍染に挑む黒崎一護の姿でした。

一護の目に、「跡を託せる」と感じたギンは安堵し、乱菊の傍で息を引き取ります。

 

自分の望みより、乱菊の為だけに生きて来たギン。

たくさんの人に誤解され、憎まれ、乱菊自身にさえ分かって貰えなくても、構わないと……。

 

そんな徹底した自己犠牲の生き方は、高潔だけど悲し過ぎます。

 

それほど大切な乱菊とも、彼女を巻き込まない為に、距離を置いたギン。

生き延びて、今度こそ乱菊と共に生きて欲しかった……そんな風に、今でも強く感じます。

ギンは間違いなく、ブリーチ世界でも屈指の、一途なキャラクターです!

 

死なないで欲しかったと思うのは、それだけその人の生き様や、人物が魅力的だから。

そんな風に思わせてくれる素敵なキャラクターには、やっぱり生きていて欲しいと、返す返すも思います。

まあ、その「散り際」も含めて魅力的、という部分はありますけれど……。

 

 

以上が死を迎えてもなおドラゴンボールで復活させたいキャラクター。

皆さんはどのようなキャラクターを復活させたいですか?

物語の中では、時に命をかけたやり取りがあります。

中には命を落としてしまう者も……。

 

今回はそんな死を迎えたキャラクターの中でも、特に「生きていて欲しかった!」という人をピックアップしました。

今でも退場が惜しまれるほど魅力があり、愛されている・・・その魅力の一端を堪能して頂けたでしょうか。