嫌なことがあった、落ち込むことがあった……そんな時に見たくなるアニメ、ありませんか。

それは憂さを忘れられる、楽しい内容だったり。

はたまた細かいことがどうでも良くなるような、バカバカしい内容だったり。

今回はそんな、元気をくれるアニメ作品をご紹介させて頂きます。

ただし、あくまで個人的なチョイスなので、ご了承ください。

 

 
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元気が出るアニメ日本代表

辛い時に、あえてシリアスでダークな物語をチョイスする方も居るかもしれませんが・・・

僕は元気がない時、頭をカラッポにして見られる作品が欲しくなります。

 

ただ、頭を空っぽに出来るアニメというのはそんなに多くはありません。

まあ頭空っぽってことは、特に内容が無いものな訳ですが・・・そんな賭けに出てわざわざアニメを制作したりはしないわけ。

そうなんですが・・・存在するんです。笑

今回はその中から元気が出るアニメ日本代表をご紹介します。

 

 

ポプテピピック


ⓒ大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード
アニメ「ポプテピピック」より引用

 

落ち込んだら見たくなる作品の筆頭は、「ポプテピピック」。

説明不要の人気作品ですが、あえて説明しようとすると、これほど難しい物はありません。

 

なにせストーリーに整合性が無いし、一貫したテーマがある訳でもないし、ハチャメチャだし。

 

でも見ている最中、細かい憂さを忘れて笑える……そんな貴重なアニメです。

テイストの異なるショートストーリーの集まりなので、これというあらすじは存在しないのですが……

あえて言うならば、女子中学生の「ポプ子」と「ピピ美」が大暴れするお話、かな。

 

可愛いポップな絵柄とクオリティの高い映像、実験的内容の数々。

 

そして可愛いキャラクターが過激な台詞を吐きまくり、画面の中を所狭しと暴れまくる……

スケルトンレースでは飛行機になって飛び去り、気に喰わない相手を爆破しようと爆弾を用意し。

RPG風の世界では、魔王をビーズクッションの虜にして封印。

 

はたまた、勇者に召喚された先では、魔王を舐めくさって挑発……。

 


ⓒ大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード
アニメ「ポプテピピック」より引用

 

時にはフェルト人形になって、可愛く歌い踊ったり。

 


ⓒ大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード
アニメ「ポプテピピック」より引用

 

懐かしのギャルゲー風になってみたり、教育番組(リトル・チャロ?)風になってみたり……。

 

そうそう、話題になっているのは、豪華な声優さんも。

同じ話を、キャストを変更して二回流すという、変則的な当作品。

基本的に、前半は若手声優さん・後半は大御所声優さんというパターンが多いです。

 

同じ内容でも、若い女性と初老男性が演じるのでは、こんなに違うのか……!と、新鮮な楽しみ方が出来るのも、この作品の凄いところです。

神谷明さんや千葉繁さん、中尾隆聖さんに女子中学生を演じさせた番組なんて、他にはありません。

 

 

こうして振り返ってみても、やっぱりワケが分かりません(笑)。

でも、ハチャメチャな世界に浸って大笑いしているうちに、気付けばひととき、悩みを忘れていることに気付くのです。

毒も笑いもパロディも、たっぷり入ったポプテピピックの世界……。

それは大人向けの、「毒を以って毒を制す」時間なのかもしれません。

 

 

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クレヨンしんちゃん

「ポプテピピック」に出会う前、落ち込んだ時は何を見ていたかな……と考えると。

かの有名な、「クレヨンしんちゃん」を見ていたのを思い出しました。

 

それも一話完結のテレビシリーズではなく、長編の映画シリーズを。

 

ギャグ色の濃い日常話がメインのテレビ版とは違い、映画版では笑いあり・涙あり・時にシリアスありの、大冒険が展開します。

息の長いシリーズなので、劇場版だけでもかなりの本数が作られていますが……(2018年2月時点で25本公開済み)。

 

中でも、私が特に好きなのは「爆睡!ユメミーワールド大突撃」。

 


© 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK
劇場アニメ「爆睡!ユメミーワールド大突撃」より引用

 

2016年公開の本作、比較的最近の作品なのですが、個人的にはギャグとシリアスのバランスがよく、ホロっと泣ける部分もあり、特にお気に入りです。

ゲストヒロインのツンデレ幼女・サキちゃんも可愛いですし。

 

物語は、春日部市民達が不思議な夢の世界に迷い込むところから始まります。

なぜか夢の世界「ユメミーワールド」で、思う通りの楽しい夢を見る春日部市民達。

 

しかし大人たちの夢は悪夢に変わり、悪夢の影響で疲労困憊した大人たちは、日常生活にまで支障を来たすほどに……。

やがて子供達も楽しい夢から、少しずつ悪夢の世界に囚われていきます。

恐ろしい夢を見る原因は、引っ越してきた科学者と、その娘・サキにあるのか?

原因を探ろうと、しんのすけ達「カスカベ防衛隊」は科学者の家に潜入を試みる……というお話です。

 

「夢」「悪夢」という、誰にも覚えがあるテーマを扱った本作。

夢の中では自分の思う通りに動けず、恐ろしい怪物に追いかけられ、うなされる……そんな必死で逃げた時の怖さを、思い出します。

無防備になってしまう夢の世界では、大人も子供も同じように無力です。

そんな中、悪夢を止め、楽しい夢を取り戻そうと奮闘するしんのすけと家族・仲間たち。

 

やがて一行は、皆の悪夢の原因がサキの父親であり、彼が皆の夢を奪って、娘のサキに与えていることを突き止めます。

どうしてそんなことをするのか……それは幼いサキが、母の死後に悪夢しか見られなくなったから。

 

母親の小百合が事故死したのは、自分のせい……そんな風に自分を責めるサキは毎夜、怪物になった母親に追われる夢を見るようになります。

そんな娘を悪夢から守る為、父親の夢彦は他人の夢を集めて、サキに与える毎日を繰り返すようになります。

奪う夢がなくなったら、また別の街に……そうやって、転々としてきたサキと夢彦。

 

そんな父娘を止める為、またサキを悪夢から救う為に、彼女の悪夢を「獏」に食べさせることを決意するしんのすけ達。

サキも彼らに影響され、悪夢に立ち向かうことを決意します。

 

それにしても広大な夢の世界で、獏はどこにいるのか……

「はい、獏です」と現れるのが、ゲスト俳優の大和田獏だったり、ボーちゃんが彼のファンで感激したり。

また「とにかく明るい安村」が大勢現れたり、不覚にも笑ってしまう場面が多くありました。

 

しかし、悪夢の世界で襲ってくる、怪物になった母親(小百合)の恐ろしさときたら!!

サキの後悔・自己嫌悪・悲しみが造り出した怪物なので、どこまでも恐ろしく大きく、いくら攻撃しても再生します。

大好きな母親が怪物になって、それに追われるなんて……幼いサキにとって、どれほど恐ろしく悲しかったでしょう。

眠れなくなるのも、それを父親の夢彦が解決したいと思うのも、やむを得ない気がします。

 

しかし、無関係な人を巻き込んで良いかというと、それは別問題。

娘の為、手を汚すことも構わない夢彦でしたが、サキ自身の説得によって目を覚まし、しんのすけ達に全てを託します。

 

そしてみさえの言葉により、サキが悪夢を受け入れた時、全ての騒動は終わりました。

眠っている時に見る夢だけではなく、「母への後ろめたさ・後悔」という悪夢からも解放されたサキ。

本当の母は、サキのことを恨んでなんかいなかった……そのことに気付けたから、彼女は救われたのだと思います。

 

エンディングでサキと夢彦は外国へ行き、元気で過ごしている模様。

そしてまた元通り、楽しく夢の世界で過ごす子供達。

やはり夢は、楽しいモノであって欲しい。

そんな風に思わされました。

 

「クレヨンしんちゃん」らしい怒涛のギャグと、はっとするほどの胸突かれる辛さ・切なさが両方入った本作。

夢中で見ている間は、現実の辛さを気付けば忘れている……さすが「夢」をテーマにした映画だな、と感じます。

まだ見たことがない方は、ぜひ一度視聴してみて下さいね。

「オトナ帝国の逆襲」や「アッパレ!戦国大作戦」に負けない感動が、得られると思います。

 

 

 

以上が元気が出るアニメ日本代表。

かなりカオスな作品とと歴史の古い作品を同時に紹介しました。

まだまだあるので随時更新してきます。

 
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