「萌え」。
この言葉には厳密な定義は無い。
しかし、人々は萌えを求め、萌え続ける・・・。
そんな「萌え」うぃ提供する作品を10個集めました。
あなたを萌えさせる珠玉の10選をご紹介します。
目次
萌えとは
そもそも「萌え」とはどんな意味なのか。
コトバンクにはこのような説明書きがあります。
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もえ【×萌え】 ある物や人に対してもつ、一方的で強い愛着心・情熱・欲望などの気持ちをいう俗語。
必ずしも恋愛感情を意味するものではない。
意味についての確かな定義はなく、対象に対して抱くさまざまな好意の感情を表す。
そもそも「萌え」という漢字は「萌えいずる」という言葉に使用される言葉。
「萌えいずる」とは、春に草や芽が芽吹く様子を指します。
さて、そのような季節・瞬間にあなたはどのような感情を抱くでしょうか。
そこから想像するに「萌え」とは例え些細な出来事でも感情が大きく動かされる、感情が震える様子を示しているんだと個人的には思っています。
萌えアニメとは
つまり・・・「萌えアニメ」とは、小さな芽や草木のように弱々しい存在や些細なシーン・様子に対して、心が動かされるアニメってことだと僕は定義します。
まあ、何が言いたいかって・・・女の子達が可愛い様子、頑張っている様子に、癒やしや感動、頑張れって感情が生まれるアニメって事ですね。
ということで、この記事では「女の子」が中心で、その姿に「可愛い」「感動」「癒やし」などの感情を抱き、心が動かされる作品を紹介していきます。
そのため、一般的に「萌え作品」として名前が挙がるものや、一般的に名前が挙がらないものまで僕の独断と偏見で取り上げています。
だから「萌えアニメ」が苦手なんだよなあ・・・と感じている人でも十分楽しめる作品も・・・。
是非とも最後までご覧下さい。
僕がおすすめする萌えアニメ
さて、では一気に紹介していきます。
ココでは僕が厳選した10作品をご紹介!
ゆるキャン△
あfろ/芳文社・野外活動サークル
アニメ「ゆるキャン△」より引用
萌え度 | ★★★★★ |
可愛い度 | ★★★★☆ |
「ゆるキャン△」は女子校生の女の子がキャンプをする作品。
作画のキレイさ、セリフのチョイス、可愛さ・・・全てが整っている素晴らしき作品。
放送されるやいなや高い評価を獲得し、一気に2018年の代表作として名を上げた作品。
「ゆるキャン△」を見た人は、絶対にキャンプをしたくなるので要注意。笑
最初はキャラが弱いと思ったんですが、徐々にそれぞれのキャラクターが良い味を出してきますのでゆーっくり楽しんで見て下さい。
ブレンド・S
中山幸/芳文社・ブレンド・S製作委員会
アニメ「ブレンド・S」より引用
萌え度 | ★★★★☆ |
可愛い度 | ★★★★☆ |
アルバイトを探していた「桜ノ宮苺香」。
悩みは目つきが悪いこと。
そのせいかアルバイトの面接はことごとく落ちていました。
そんなとき、喫茶店の店長という外人「ディーノ」に出会い、自分の店で働かないかと勧誘され、半ば拉致されるようにお店に行ってみると・・・
彼の店はなんとお姉さんキャラや妹キャラ、ツンデレキャラという所謂「属性」を演じるメイド喫茶でした。
「桜ノ宮苺香」はドSキャラとして働くこととなり、そこでの従業員との交流を描いた物語。
これまでに数多くの可愛い少女だらけの作品を世に排出してきた芳文社。
特徴は女の子だらけ、ということです。
しかし本作は違いました。
男キャラを登場させたのです。
それによって、個人的には「ご注文はうさぎですか?」と「WORKING!!」を足して2で割ったような作品だなという印象を抱きました。
アルバイト、恋愛、可愛い女の子、喫茶店、ギャグ要素、考えれば考えるほど当てはまりませんか?
しかし男キャラを登場させることにより、より女の子を引き立たせることに成功していたと思います。
さらに登場人物によっては恋愛要素も含まれていて、恋愛場面ならではの可愛い表情やエピソードも見ることができました。
これは女の子だけではできない演出。
さらに、「神崎ひでり」という実は男のキャラをメイドとして登場させたことも新しいですね。
これまでだったら考えられません。
一味違ったテイストをお好みの方は、是非。
ヤマノススメ
しろ/アース・スター エンターテイメント、ヤマノススメ製作委員会
アニメ「ヤマノススメ」より引用
萌え度 | ★★★★★ |
可愛い度 | ★★★★☆ |
人見知りで高所恐怖症の「雪村あおい」。
幼馴染の「倉上ひなた」と再開し、登山に挑戦することになりました。
幼い頃に一緒に見た山頂からの朝日を、また一緒に見ようと2人は約束したのです。
後に登山を通じて「斎藤楓」や「青羽ここな」と出会い、4人は登山仲間として様々な山に挑んでいきます。
所謂「山ガール」を生んだ作品。
5分枠での放送だったので、誰でも気軽に見られることが反響のポイントだったのでしょう。
そしてメインの4人が可愛く、それまで登山に対して「男っぽい」といったイメージや「大変そう」といったようなイメージを持っていた女性を見事山に引き込むことに成功しました。
なにより、作中では女の子たちの戯れだけでなく、登山に関する知識も豊富に出てくるので勉強になります。
また、自然と簡単な山なら自分にも登れるのではないか、という錯覚を与えられます。
実際はキツいんですけどね。笑
メインの2人も小さな山から富士山まで、徐々に成長していっていました。
個人的に見てほしいのがOPとED。
絵柄や作風に絶妙にマッチしたふわふわしたような感じのテーマ曲です。
それがなんとも可愛い。
これは第1期でも第2期でも変わりません。
これだけでも見てほしいものです。
といっても1クール1時間もあれば見られるので、ちょっとした隙間時間に是非見てほしいです。
ふわっとした可愛さをお望みならば、この作品。
きんいろモザイク
©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク製作委員会
アニメ「きんいろモザイク」より引用
萌え度 | ★★★★★ |
可愛い度 | ★★★★★ |
タイトル通り、金色もとい金髪美少女がメインとなる物語。
金髪少女をこよなく愛する主人公「大宮忍」は中学生の頃、イギリスの「アリス・カータレット」の家にホームステイをしていました。
帰国後ほどなく、「大宮忍」の元には一通の手紙が届きますが、その内容はなんと、「アリス・カータレット」が「大宮忍」の家にホームステイに来るというものだったのです。
友達の「小路綾」と「猪熊陽子」、そしてもう1人のイギリス少女「九条カレン」合わせて5人の、金色に染まった日常生活物語。
可愛い女の子が5人登場するだけでなく、なんとそのうちの2人は金髪の外国人という要素を含んでいるのが特徴。
その2人もタイプが全然違うので、多角的に金髪美少女を楽しめます。
しかし日本人メンバーも負けじと個性を発揮。
日本人らしい見た目の子、恥ずかしがり屋な子、元気満点な子、とよりどりみどりです。
小さな金髪天使、弾けるような天真爛漫な金髪少女…5人の中でどの子を愛でるかが悩ましくなってしまいます。
個人的には「九条カレン」がお気に入りでした。
よく分からないキメポーズ、語尾の「デース」、周囲を巻き込む明るさ、どれをとっても満点のような子だと思っています。
ゆるゆり
©2015 なもり/一迅社・七森中ごらく部
アニメ「ゆるゆり」より引用
萌え度 | ★★★★☆ |
可愛い度 | ★★★★★ |
アニメ放送は第3期までされた、大人気百合アニメ。笑
タイトルは「ゆるいゆり」のことを指しているのですね。
ごらく部という何をするわけでもない部活に所属している女子中学生4人の、ときに笑える、のんびりとした日常を描いています。
その中でゆるい百合展開が入っており、可愛い女の子たちが抱き合ったりするシーンも見られます。
と言ってもイチャこらチュッチュではないですよ、キャッキャうふふ程度。笑
ゆるい展開がよりそう思わせるのでしょうか・・・目の保養に良いなぁとほのぼの見られるアニメ。
ごらく部以外の女の子たちも多数登場します。
主人公なのに影が薄いと言われる「赤座あかり」や元気玉のようなお調子者の「歳納京子」、冷静なツッコミキャラの「船見結衣」、「船見結衣」大好き「吉川ちなつ」。
主にこの4人を中心として物語が展開されていますが、生徒会のメンバーや同級生との交流も描かれています。
関わる人物ごとに話の印象が変わるため、何気ない日常アニメがどこまでも楽しめるのが魅力的。
他にも主人公の扱いが割と酷かったり、くだらないギャグのような話があったり、本当の百合に近いような展開があったりと、そのバリエーションは豊富であり、本当に飽きません。
2期では最後に主人公の「赤座あかり」が過去に行ってしまう話にて、感動要素も入れていました。
基本全てがゆるいのですが、締めるときには締めておりしっかり楽しめます。
頭をからっぽにして楽しみながら女の子たちを愛でたい人にお勧めの一作。
WORKING!!
高津カリノ/スクウェア・エニックス、「WORKING!!」製作委員会
アニメ「WORKING!!」より引用
萌え度 | ★★★★☆ |
可愛い度 | ★★★★☆ |
「WORKING!!」はファミレスを舞台にした日常系アニメ。
そのため、登場する女の子達の年齢は女の子と呼べない人もいますが・・・(笑)、それでも色んなタイプの女性達が登場して良い味を出しています。
- 常に日本刀を腰に差しているフロアチーフ
- 常に仕事にやる気が無く、ファミレスの食糧を食い尽くす店長
- 男性恐怖症で男が近寄ってくるだけで殴ってしまう女子高生
- 家でしてきてファミレスに住み着く女子校生
・・・などなど。
実に個性に富んだ女性達がそれぞれのストーリーを持ち、悩みや恋が叶っていく物語。
2期までは徹底的に日常系のストーリーなんですが、3期で物語が大きく動きます。
それが賛否両論。笑
個人的には一歩踏み出す登場人物達の思いが素敵だと感じますが・・・いつまでも日常的なゆるい展開を期待する視聴者もいたって事ですね。
僕はこの作品の舞台となっている場所に住んでいるので、そのような背景からもお勧めしたい作品。笑
ご注文はうさぎですか?
©Koi・芳文社/ご注文は製作委員会ですか??
アニメ「ご注文はうさぎですか?」より引用
萌え度 | ★★★★★ |
可愛い度 | ★★★★★ |
これが本当に女の子がとびきり可愛いアニメ、と胸を張って言えるでしょう。
「萌えアニメ」と言われて多くの人がその名を上げる作品。
まさに可愛いの全て詰め込んだようなアニメです。
だってあの「あざと可愛い」日本代表の声優である佐倉綾音さん、水瀬いのりさんが主人公の二人を務めているのだから!笑
第1期のOPが話題となりましたね。
多くの人が「ぴょんぴょんするんじゃ~」と口に出したのではないでしょうか。
僕は言いました。キリ
ラビットハウスという喫茶店に下宿することになった「保登心愛」。
そこには「香風智乃」というなんとも可愛らしい青髪の少女がいました。
ラビットハウスを中心とした、幾人もの可愛い女の子たちとの、のんびりとした日常を映しだした物語。
なんといっても登場人物全てが非常に可愛いことが特徴の作品。
メインの5人はそれぞれ見た目も性格も、イメージカラーも異なっていましたね。
好みの子を見つけるのだけでも困ってしまうほどに、メインの5人は可愛く個性豊かでした。
他にも「香風智乃」の友達の小学生2人組や「保登心愛」の姉など、サブキャラまでもが可愛いので、どこまでいっても可愛いを心行くまで楽しめる作品。
ほんの少しだけ男の人も登場しますが、そんな存在忘れてしまいますよ。
飾りのような感じになります。
とことん可愛いアニメを楽しみたい人はこの作品がおすすめ。
最初はこの子、とお気に入りを見つけていても、見終わる頃には全員いいなぁと思ってしまうような作品でした。
ちなみに僕は「チノ」押しでしたが「シャロ」に転向しました。
のんのんびより
©2015 あっと・KADOKAWA刊/旭丘分校管理組合二期
アニメ「のんのんびより」より引用
萌え度 | ★★★★☆ |
可愛い度 | ★★★★★ |
田舎系萌えアニメと言えば、この「のんのんびより」の名前が必ず上がります。
いわゆる「萌えキャラ」と呼ばれるような小学1年生の少女が出てきますが・・・コレが一筋縄ではいかないような癖のある子。笑
しかも声は低め。笑
東京の街中に住んでいたら絶対出来ないような生活を送る5人の女の子が中心の物語。
だって、橋の上から川に飛び込んだり、1つ逃したら1時間待つバスに乗って登下校したり、コンビニ行くのに自転車で2時間かかったりするからね。笑
個人的には「駄菓子屋」と呼ばれる加賀山 楓と主人公の宮内 れんげの交流が心引かれます。
普段冷ためにあしらう駄菓子屋・・・だけどれんげが赤ちゃんの頃から面倒を見ているので可愛くて可愛くてしょうが無いんですよね。
れんげが本気で頼めば何でも言うことを聞いちゃう駄菓子屋の姿、その二人のやり取りにキュンキュンしてしまいます・・・。笑
けいおん
©かきふらい・芳文社/桜高軽音部
アニメ「けいおん」より引用
萌え度 | ★★★★☆ |
可愛い度 | ★★★★★ |
この作品は有名すぎるので知らない人はほぼいないでしょうね(^_^;)
ゆるーく部活をする女の子5人の物語。
ゆるすぎてほとんど内容が無いのですが・・・(笑)、それでも先輩と後輩がそれぞれを思うシーンは泣いちゃいそうになります。
あと作中で出てくる演奏シーンはカッコいいですね。
可愛かったり、癒やされたり、感動したり、格好良かったり・・・いろんな感情を抱かせてくれる、まさに名作と呼べるアニメ作品。
見ていない人は絶対に見るべき作品ですね。
SHIROBAKO
©「SHIROBAKO」製作委員会
アニメ「SHIROBAKO」より引用
萌え度 | ★★★★★ |
可愛い度 | ★★★★☆ |
一般的に「萌えアニメ」ではなく、「お仕事アニメ」として名前が挙がる作品ですが、僕は是非ともこの「SHIROBAKO」を萌えアニメに上げたい。
って言うのも、社会に出たての5人の女の子が中心に描かれているのですが・・・
- アニメの制作進行で仕事はあるけれど最終的に何がしたいのか、何が目的なのかわからない宮森あおい
- 絵が上手で作画の仕事に就いているけれど自分に自信がない安原絵麻
- 声優を目指し、事務所に所属はしているけれど仕事をなかなか獲得出来ず、バイトを掛け持ちしている坂木しずか
- 絵が上手くないので3Dクリエイターになったけれどアニメの仕事が出来ず、ひたすら車の部品製作をする藤堂美沙
- 物語が書きたいのに何から手を付ければ良いのか分からず、とりあえず大学に進学をしている今井みどり
この5人は同じ高校のアニメ同好会で活動して、将来皆でアニメを作りたいという思いを共有しているのですが、それぞれに悩みを抱えてもがいているんですね。
その悩みを抱えつつも、全員が一歩前に進む様を丁寧に描いています。
それがまさに「萌えいずる」という言葉にぴったり。
特に最後・・・声優を目指す坂木しずかがアフレコをするシーンにはめちゃくちゃ感動しましたね。
声を当てたセリフもちょうど心情とぴったりで・・・ついに歯車がかみ合ったんだな・・・と思わず拳を握ってしまいました。笑
一般的な「萌え要素」はほぼないので、萌えアニメが苦手な人でも見れます。
かなり有名な作品ですが、まだ見ていない人は是非。^^
以上が僕がお勧めする萌えアニメ10選。
全て、見て損なし!
まだ見ていない作品があったら是非とも見てみて下さい!