アニメBLEACH(ブリーチ)の朽木白哉と石田竜弦。

クールなイケメンとして超有名な2人ですが、実はでれでれなところを見せる事を知っているでしょうか。

婦女子達は悲鳴を上げていることでしょう。

その格好の的となっているこの2人のツンデレ具合を紹介します。

 

 

魅力的なキャラクターがたくさん登場する作品「BLEACH」。

今回はその中でも、群を抜いた「ツンデレ」キャラをテーマにお話させて頂きます。

 

ツンデレとは、今さら説明不要ですが・・・

「最初は冷たいのに、最後はデレッデレに豹変する」という、ギャップがある人を指します。

 

本作には、まさにそのギャップが魅力なキャラクターが2人登場します。

 

 

BLEACH(ブリーチ)のツンデレ王子キャラ

それは、朽木白哉(くちきびゃくや)と、石田竜弦(いしだりゅうけん)。

2人とも、立場は違えどクールなイケメン同士。

 

 

石田竜玄

久保帯人/集英社・テレビ東京・電通・studioぴえろ
アニメ「BLEACH」より引用

 

まずは、竜弦。

竜玄は、一護の級友にしてライバル的存在、石田雨竜(いしだうりゅう)くんの父親。

 

しかし、とても高校生の息子がいるとは思えない、若々しい男性です。

こちらは白っぽい髪に切れ長の目、眼鏡に高級そうなスーツ。

髪の色以外は、息子にそっくりです。

 

しかし、息子との仲は複雑。

石田家は、代々続く「滅却師」(クインシー)という一族。

死神とは違うやり方で悪霊を倒し、人知れずこの世界の平和を守ってきました。

しかし、現代のクインシーは滅亡寸前。

 

また「金にならない」という理由で、竜弦はクインシーの職務に否定的でした。

亡き祖父を尊敬し、クインシーの職務に誇りを持っている息子の雨竜は、そんな父親に素直に接することが出来ません。

対する竜弦も、たまに息子に会っても、冷たい態度をとってばかり・・・。

 

しかし、雨竜がクインシーの能力を失った時、条件付きで彼の力を回復させる協力をしました。

否定的なことを言う割に、竜弦のクインシーとしての実力は、かなりのもの。

自分とは桁違いの強さを見せつけられて、ますます複雑な雨竜。

 

しかし、なんだかんだ言って、実は内心で一人息子を心配している竜弦。

回復した彼が戦いに行くのを、気付かないふりで行かせてやったり。

また父子の戦いの中でも、息子が怪我をしないよう絶妙な力加減をしています。

実は、隠れ過保護な父親の竜弦。

若さゆえか、息子はそんな父の本心に、気付いていない様子ですが・・・。

男同士の難しさか、なかなか素直に接することが出来ない父子です。

 

また、アニメオリジナルの「死神図鑑」というおまけコーナーでは、さらに過保護な面を見せてくれました。

 

大病院の院長である、竜弦。

怪我をした雨竜は、その病院の一室に入院していました。

そんな彼を見て、浮き足立つ女性看護師たち。

「あの子、院長の一人息子なんだって~」

「モノにすれば、玉の輿よ!」

そんな彼女達に、苦い顔をする竜弦。

 

結局、院長の彼が、手ずから息子の食事を運ぶことに。

「なんでアンタが運ぶんだよ!」

「うるさい。さっさと食え」

まだ高校生の息子に、悪い女を近付ける訳にはいかない!と言わんばかり。

 

当の雨竜の前では、ツンツンしているのに・・・分かりやすい態度に、ニヤニヤしてしまいました。

また死神図鑑では、禁煙な院内で、うっかり喫煙するお茶目な姿も見せてくれます。

昔馴染みの一心(いっしん・一護の父親)に、八つ当たりする姿も。

成田剣さんの声もハマっており、好きなキャラクターの一人です。

 

 

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朽木白哉

対して、ツンデレの双璧を為す朽木白哉。

 

朽木白哉。

彼は、副主人公の朽木ルキアの義兄です。

最初は身内の情より掟を優先する、血も涙も無い男、という印象でした。

処刑されるルキアを救おうとする、主人公の一護(いちご)の前に立ち塞がります。

ちなみに、黒髪に切れ長の目の美男子です。

護挺隊の黒い衣に、隊首羽織を重ねた和服が基本。

大貴族の当主として、また死神の隊長として、他人にも自分にも厳しい性格です。

 

久保帯人/集英社・テレビ東京・電通・studioぴえろ
アニメ「BLEACH」より引用

 

彼も冷徹な態度ながら、実は情のある人物。

口や顔には出さないものの、内心では義妹を救いたいと考えていました。

一度は掟に従って、処刑しようとしますが……一護と戦い敗れた後、ルキアのピンチに駆けつけ、体を張って彼女を守りました。

 

その時から、少しずつ兄妹らしくなり始めた2人。

不器用ながらルキアの身を案じ、何かと手助けします。

また、亡き妻の願い通り、ルキアの危機には駆け付けて守るように。

 

それどころか、ルキアが危険な目に遭わないよう、席官にしないでくれと、同僚に根回ししていたことが判明しました。

まさに過保護。

 

後半からは天然さも見せるようになり、大真面目に自作のゆるキャラを妹に披露する一幕も。

竜弦とは反対に、分かりやすく優しくなっていきます。

部下である恋次(れんじ)にも、少し気さくな顔を見せるようになりました。

置鮎龍太郎さんの美声もあり、白哉もまた、魅力あるツンデレキャラクターです。

 

 

そして2人は、共に「隠れた愛妻家」でもあります。

白哉には、ルキアの姉である緋真(ひさな)という亡き妻がいます。

しかも、意外にも恋愛結婚。

 

回想の中の白哉は、在りし日の緋真に、別人のような優しい口調で話しかけていました。

最終回のエンドロールでは、妻の遺影を見つめる場面も。

 

また竜弦にも、片桐叶絵という妻がいました。

彼女も既に、この世の人ではありません。

まだアニメでは描かれていませんが、院長室に妻の遺影を飾っています。

 

 

クールなイケメン、そして隠れ過保護なツンデレ。

2人とも、甲乙つけがたい魅力的なツンデレ王です。笑