アニメの中には、時に「三角関係」という関係性が登場します。

それは、一人の女性に対する二人の男性の鞘当てだったり、二等辺三角形な関係だったり……。

はたまた、当事者の一人の勘違いだったり。

そんな関係が物語を面白く、また複雑にすることも。

今回は、そんな三角関係をテーマにお話させて頂きます。

 

 
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アニメの三角関係について

「タッチ」


あだち充/小学館・旭通信社、東宝株式会社、グループ・タック
アニメ「タッチ」より引用

まず思い浮かべるのは、「タッチ」です。

かなり昔の作品ですが、今でも褪せない名作。

三角関係のド定番的作品ですね。

 

ヒロインの南ちゃんをめぐるのは、幼なじみの上杉兄弟。

双子の達也と和也、そして南ちゃんの三角関係は実に複雑。

周りからは、優等生の南ちゃんと和也がカップルと見られていますが、実は南が好きなのは、パッとしない達也。

そして、実はやれば出来る子な達也は、弟の気持ちを知っていて、遠慮しています。

本当はお互い好きなのに、素直に出せない南と達也。

 

そんな微妙なバランスを保っていたトリオの関係は、和也が事故で急死したことで、否応なく動き出します。

焦れったい二人が、想いを通じ合わせるまでには紆余曲折がありました。

南や達也に想いを寄せるライバルが現れたりと、人間関係もなかなかにややこしいです。

実は僕は良い子タイプの南ちゃんより、気の強いライバル・新田優香ちゃんの方が好きなのですが……。笑

南は男心をくすぐる最高のヒロインとして有名ですが、反対に毛嫌いしている人も意外と多いと思います。

ともあれ、色褪せない三角関係ストーリーです。

 

 

「らんま1⁄2」

次は、「らんま1⁄2」の主人公・早乙女乱馬(さおとめらんま)と、ヒロインの天道(てんどう)あかねを取り巻く人間関係です。

実は、彼らを取り巻く三角関係は二つあります。

乱馬のライバルであり、あかねに想いを寄せる響良牙(ひびきりょうが)。

そして乱馬に想いを寄せる美少女・シャンプー。

彼らが加わることで、ただでさえ意地っ張りな乱馬とあかねの仲は、引っ掛き回されていきます。

 

もともと、乱馬とあかねは親が決めた許嫁同士。

ところが出会いが最悪だったこともあり、また二人ともつい憎まれ口を叩いてしまうので、ケンカばかりしています。

本当は好き同士なのに、なかなかそれを素直に伝えられない……周囲にはバレバレですが、そんな二人の恋はもどかしく、可愛いです。

 

そして、奥手ながらあかねに片想いする良牙は、乱馬があかねを悲しませる度に怒ったり、動揺したり。

 

また、あかねと違いストレートに好意をぶつけるシャンプーは、天真爛漫に乱馬に求愛します。

デートに誘ったり、際どい迫り方をしたり。

まんざらでもない乱馬を見て、あかねは焼き餅を焼いたり、彼に乱暴な態度をとったり……。

 

まあ、大体いつも乱馬とあかねがほんのり良い雰囲気になって終わるのですが。

結果的に、いつも許嫁達の当て馬になってしまうシャンプーと良牙。

少し気の毒な気もしますが……意地っ張りな乱馬とあかねには、それぐらいの刺激がないと駄目なのかもしれませんね。

何はともあれ「ケンカカップル」の王道は、文句なしに乱馬とあかねペアだと思います。

 

 

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「魔術士オーフェン」

そして、「魔術士オーフェン」に登場する主人公のオーフェン、アザリー、チャイルドマンも。

彼らの場合は恋愛というよりは、姉弟、師弟関係に近いのですが……。

そもそも原作小説に比べて、アニメのオーフェンはシスコン度が150%増しですし。

血の繋がらない姉・アザリーへの想いは、原作の家族愛より、恋愛寄りに描かれています。

 

怪物に変貌した姉・アザリーを探し求めるオーフェン。

そんな弟子の前に現れ、妨害するかのような言動をとる師のチャイルドマン。

そして、そんな師に複雑な愛憎を抱くアザリー。

なんというか、夕方の番組とは思えないドロドロさがありました……。

絵柄もかなりお耽美で、ついでになぜか、チャイルドマン氏(屈強な三十代)はやたらと裸体を披露する脱ぎキャラクターでした。なぜ……?

三十代男性の入浴シーン、一体誰をターゲットにしたサービスだったのか。

違う意味で面白かったですけれど。

 

とにかく、最初から最後まで、オーフェンは姉を追い求め、彼女を元の姿に戻す為に奔走しました。

恋愛とは違うかもしれないけれど、アニメ版オーフェンは、前述の三人を核にした物語でした。

何度主人公は「アザリー!」と叫んだことか……もはや、数える気にもなりませんでしたが。

 

個人的には、もう少しライトなノリの続編「リベンジ」も好きでした。

こちらは、特別三角関係要素はありませんが。

 

 

凪のあすから

©Project-118/凪のあすから製作委員会
アニメ「凪のあすから」より引用

 

近年で有名な三角関係の作品と言えば思い出されるのが「凪のあすから」。

表情を変える海をキレイに描き、それを舞台として登場人物達の思いが交錯するさまを丁寧に描いていました。

いろんなところで恋愛感情の交通事故が起きていましたね。笑

 

僕が特に好きなシーンはさゆが要に告白をするシーン。

さゆと要とちさきの三角関係ですね。

これは報われない2人が始めて交わった瞬間・・・という感じ。

現代に戻ってきたのにその価値を見失いそうになった要を救った印象的なシーンでした。

 

報われない繋がりで言うと最終的な美海も切ないですね。

全くP.A.Worksさんはこういう女性の内面を描くのが上手いから困る。笑

数々の作品で泣かせてもらいました。

 

 

Re;ゼロから始める異世界生活

最近放送された三角関係のアニメというと「Re;ゼロから始める異世界生活」(通称:リゼロ)も外せません。

1期を見たまでの視聴者目線だと完全にレム派の人が多数だと思います。笑

あれだけ振り向いてもらえないとわかりきっている状況で想いを告白し、振られたばかりでも自分が思う相手が幸せになれるように最大の努力をする女性がこの世にいるだろうかいやいない間違いないいたら結婚する。笑

 

あんないい子は滅多にいませんよね。

あんなに1人の相手を全身全霊で支えられるものなのでしょうか。

これぞ、まさに「恋」という感じ。

まあ三角関係特有のドロドロ要素はありませんが、アニメ史に残る三角関係だと個人的には思っています。

 

 

ベルセルク

最後に挙げるのは、「ベルセルク」におけるガッツ、グリフィス、キャスカの三人です。

しかし、これは「二等辺三角形」と言うべき関係かも……?

宿命のライバルとでも言うべき、主人公ガッツと、カリスマある天才・グリフィスの関係を主軸とした本作。

 

そしてキャスカはグリフィスの部下であり、彼に心酔する女性として登場します。

最初はガッツに反発していたキャスカですが、共に過ごすうち、ガッツに好意を抱くようになります。

 

そして、ガッツも……二人は結ばれますが、魔王に転生したグリフィスは、ガッツの目の前でキャスカを凌辱。それが、ガッツのグリフィスへ向ける、激しい憎悪の始まりでした。

ある意味、二人の宿命に巻き込まれてしまった、生け贄のようなキャスカ。今もガッツはキャスカを守りながら、グリフィスに挑む為の旅を続けています。

あくまで本作は、メインは男二人の物語なのです。

 

 

以上が個人的に印象に残るアニメ作品の三角関係。

古くから親しまれる名作から、2010年代に誕生した最新作まで多岐にわたって紹介してきました。

やはり三角関係っていうのはストーリーのスパイスとして活かしやすい傾向があるのでしょうね。

それが感動を呼んだり、それが続きを気にならせる要素となったり、あるいは嫌よ嫌よも好きのうち・・・で最初は見るのが嫌だったのにいつのまにか虜になってしまったり・・・。

とにかく視聴者、情報を受け取る側に強い印象を与えるのは事実。

みなさんが印象に残る三角関係のアニメ作品は何ですか?

 
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