表情豊かなキャラクターも良いけれど、あまり感情を表に出さないミステリアスなキャラクターも、魅力的だと思います。

何を考えているか読めない、だからこそ気になってしまう……。

今回はそんな「無口、無表情キャラクター」「クールビューティー」をご紹介させて頂きます。

ぜひ視聴して、その魅力に触れてみて下さい。

 

 
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無口無表情・クールなアニメのヒロインキャラまとめ

「無口、無表情キャラクター」、「クールビューティー」。

それは字の通り、無口なのが逆に魅力的で、クールで美しい人。

 

滅多に感情を見せず、動じず、常に冷静。

 

そんな魅力を持つ、素敵なキャラクター達をご紹介します。

 

 

「新世紀エヴァンゲリオン」綾波レイ

無口無表情キャラクターと言えば、外せないのがこの方です。

説明不要の有名作品「新世紀エヴァンゲリオン」の象徴的キャラクターであり、物語の重要な鍵でもある彼女。

 

大災害「セカンドインパクト」を乗り越えた近未来。

謎の生き物「使徒」の襲撃を受ける人類は、「人造人間エヴァンゲリオン」で使徒に対抗します。

巨大な兵器・エヴァを操縦出来るのは、なぜか14歳の少年少女だけ。

 

組織「NERV(ネルフ)」の重役を父に持つ主人公・碇シンジも14歳の少年。

父に反発しながらも、エヴァンゲリオン初号機のパイロットとして使徒と戦い始めます。

 

エヴァシリーズには零号機、弐号機などがあり、零号機の専属パイロットが綾波レイちゃん。

どこか病的な白い肌に、赤い目。

スレンダーな身体つきと水色のショートヘア。

 


GAINAX/タツノコプロ・角川書店
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」より引用

 

外見も魅力的ですが、何より特徴的なのが彼女の感情に乏しい口調や、表情。

喜怒哀楽を表に出さないというよりは、自分自身に感情があることを知らない、という様子に思えます。

 

しかし、レイは決して何も感じていない訳ではありません。

時に「人形」と揶揄されるほど感情を出さず、命令に従順なレイ。

 

しかしシンジが、彼の父親である碇ゲンドウを非難した時は、珍しく怒りを見せてシンジを平手打ちします。

レイが危険な時、大火傷を負いながらも彼女を救出してくれた司令。

レイにとって彼は、特別な存在でした。

 

そして実の息子には冷淡な碇ゲンドウも、レイには特別な優しさを見せます。(※これより、物語の重要なネタバレを含みますので、ご了承下さい)

 

その理由は、レイがゲンドウの亡き妻……つまりシンジの母親であるユイの、複製とも言える存在だから。

かつて実験中に、エヴァ初号機に取り込まれてしまったユイ。

取りだそうとしたものの、回収出来た肉体は一部だけ……その肉体にリリスの魂を移して生まれたのが、レイでした。

 

つまり、レイの身体はユイのコピーなのです。

 

なぜ初号機がシンジ以外を乗せないのか、その疑問が氷解した瞬間でした。

そして、なぜ冷酷なゲンドウがレイを特別気にかけるのか。

彼にとってレイは、最愛の妻を取り戻す為の大切な鍵であり、彼女の忘れ形見だったのです。

 

しかしゲンドウ以外に「特別なもの」を持たなかったレイはシンジと触れ合い、同じパイロットのアスカや上司のミサトと接するうちに、少しずつ新たな感情を芽生えさせていきます。

初めての笑顔を見せ、シンジの何気ない言葉に赤面し、そして死を覚悟した瞬間、初めて流した涙……。

レイの魅力は感情を見せないことではなく、人形のようだった彼女が、少しずつ人間らしく変わっていく、その変化(成長?)なのだと感じました。

 

テレビシリーズと劇場版、そしてセルフリメイクである新劇場版で少しずつ異なる、レイの設定。

もちろんシンジやアスカ、ミサトなど皆魅力的ですが……

作品を代表する存在は、やっぱりレイだよなあ、と個人的には思っています。

 

 

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「物語シリーズ」斧乃木余接

そして、もう一人。

綾波レイが「感情の表し方を知らない」キャラクターなら、物語シリーズの式神童女・斧乃木ちゃんは、「感情を持たない」キャラクター。

しかし、それでも可愛いのが彼女の凄いところ。

 

斧乃木ちゃんは、百年生きた人間の死体から作り出された式神。

つまり、動く死体です。

 


©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
アニメ「化物語」より引用

 

そして彼女自身には、生前の記憶はありません。

主人公の敵として登場し、いつからか良き友人となった斧乃木ちゃん。

見た目は可愛らしい童女ですが、高く飛び、早く走り、身体の一部を巨大化させて叩きつけ、対象を粉々に破壊する。

紛れもなく、恐ろしい「怪物」「化け物」として描かれます。

 

しかし同時に、彼女の有り余る魅力も描かれているのが本作の凄いところ。

常に無口無表情な斧乃木ちゃんですが、「いえーい。ぴーすぴーす」「僕は決め顔でそう言った」など、独特な口癖を持っています。

 

それは怪物である彼女が、意図的に人間らしくあろうと発している言葉。

しかし全くの棒読みなので、妙な味わいを出しています。

 

それに「感情を持たない」と言いましたが、実はそうではないのかな?と感じる場面も。

旧知の間柄である、貝木を案じるような発言をしたり。

はたまた、「鬼ィちゃん」こと主人公の阿良々木暦くんにスカートをめくられ、無表情で「わお」と反応したり。

その際「僕にも羞恥心が無い訳じゃない」と言い、暦くんを驚愕させます。

 

もっとも暦くんのショックは「斧乃木ちゃんの羞恥心の無い感じに萌えてたのに……!いや、無いように見えて羞恥心があるというのも、それはそれで……」というズレた内容でしたが(もう何でもいいんじゃん!)。

 

実は斧乃木ちゃんは、友人である暦くんのことをけっこう気に入っているみたい。

彼と友人・真宵ちゃんの別れを演出したり、暦くんのピンチには「僕を敵に差し出せば、丸く収まるかもしれない」と、自分を取引材料にしろという助言まで。

 

かなり暦くんに肩入れし、入れ込んでいる斧乃木ちゃん。

「僕は不死身の怪異」と言いながら見せる暦くんへのデレには、思わずニヤニヤしちゃいます。

 

シリーズの中でも「憑物語」は斧乃木ちゃんがメインの物語であり、オープニングも本編の一部も、ほぼ彼女のPV状態。

あざといばかりの可愛いさです。

ちなみに主題歌「オレンジミント」も歌っているので、聴いてみて下さいね。

とても良い曲ですから。

 

 

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「緋弾のアリア」レキ


©2011 赤松中学・メディアファクトリー/東京武偵高校
アニメ「緋弾のアリア」より引用

 

「緋弾のアリア」からは、スナイパー少女・レキをご紹介します。

武力行為を許可された探偵、通称「武偵」(ぶてい)が存在する世界。

武偵を育成する「東京武偵高校」が舞台の物語です。

 

主人公は、訳あって武偵に失望した少年・遠山キンジ。

かの遠山の金さんの子孫です。

 

メインヒロインの神崎・H・アリア(名探偵ホームズの子孫)や、巫女の白雪。

ルパンの子孫・理子(りこ)など、たくさんの女子に何かともみくちゃにされる、巻き込まれ体質のキンジ。

実は彼自身にも「ヒステリアモード」という、スーパーパワーを発揮する為の、秘密があるのですが……。

 

そんな数多いヒロインの中、異色な魅力を持つのが「レキ」です。

淡いグリーンのショートヘアに、金色の目。

成績優秀で抜群の狙撃手ですが、感情を表に出さず、口数も多くありません。

その無口さ無表情さから、「ロボット・レキ」というあだ名で呼ばれています。

 

いつもヘッドホンで故郷の風の音を聴き、狼のハイマキと行動を共にし、食事は緊急事態に備えてカロリーメイト、寝る時は銃を抱えたままの座り寝。

常に、ただ純粋な狙撃手であろうとするレキ。

 

視力は抜群、射撃可能距離は、なんと驚きの2051メートル。

獲物を狙う時は「私は、一発の銃弾……」と囁く、独自の儀式を行います。

 

そんな彼女は、実はかのチンギス・ハンの子孫。

モンゴルのウルス族という、女性ばかりの少数民族の一人でもあります。

 

そんな立場もあり、当初は個人より狙撃手、部族の一員として在ろうとしていたレキ。

しかしキンジや仲間達と過ごすうちに、少しずつ感情を見せるようになっていきます。

 

死んだハズのキンジの兄・金一や、アリアの母を嵌めた犯罪組織「イ・ウー」。

そして何より、イ・ウーを率いるのは、150歳の、かの名探偵……。

魅力的なキャラクターが多数登場する、奥の深い物語です。

 

 

「あずまんが大王」榊さん


あずまきよひこ/メディアワークス・小学館(新装版)・あずまんが大王製作委員会
アニメ「あずまんが大王」より引用

 

懐かしの作品「あずまんが大王」からは長身無口、クール美人な女子高校生の、榊(さかき)さんをご紹介します。

ずいぶん前に放送されていましたが、今でも根強い人気の作品。

ピンクとえんじ色のセーラー服は、今見ても可愛いですね。

 

女子高生のゆるい学園生活を描く、日常モノの元祖です(たぶん。間違えていたらスミマセン……)。

 

中心になるのは、タイプの異なる五人の女の子。

小学校から飛び級して高校に来た、小さくて可愛い天才少女・ちよちゃん。

 

大阪からやって来た、おっとりした歩(あゆむ)。

あだ名はそのまま「大阪」です。

 


あずまきよひこ/メディアワークス・小学館(新装版)・あずまんが大王製作委員会
アニメ「あずまんが大王」より引用

 

テンション高い暴走女子・智(とも)。

 


あずまきよひこ/メディアワークス・小学館(新装版)・あずまんが大王製作委員会
アニメ「あずまんが大王」より引用

 

長身眼鏡、冷静な突っ込み担当の暦(こよみ)。

 


あずまきよひこ/メディアワークス・小学館(新装版)・あずまんが大王製作委員会
アニメ「あずまんが大王」より引用

 

そしてクールビューティーな、長身黒髪美人の榊(さかき)さん。

 


あずまきよひこ/メディアワークス・小学館(新装版)・あずまんが大王製作委員会
アニメ「あずまんが大王」より引用

 

彼女はスタイル良し、成績良し、運動神経抜群な目立つ女子です。

しかし内気で感情表現に乏しく、無口なので、なんとなく遠巻きにされる存在でした。

 

でも、実は榊さんはカッコいいイメージとは裏腹に、純情で可愛いモノ好きな性格。

猫好きだけど猫に逃げられ、いつも引っ掻き傷を作っています。

 

最初は近付き難いと思われていた榊さんですが、ちよちゃんや智と接するうちに、少しずつ友人が増えていきます。

小さくて可愛いちよちゃんは、つい構ったり、庇いたくなる存在なのかもしれません。

素直な良い子だし。

 

個人的に印象的なのは、体育祭のエピソードです。

頭は良くても、運動能力は10歳相応なちよちゃん。

リレーの時、彼女の番でグッと離されてしまいます。

落ち込み涙ぐむちよちゃんからバトンを受け取った榊さんは、一言「任せろ」と告げ、走り出します。

 

見守る皆の前で、ぐんぐん前のランナーを追い抜く榊さん。

彼女を出迎えるちよちゃんは、涙が乾いたはじける笑顔でした。

この場面は、榊さんの優しさとカッコ良さが表れた、素敵なエピソードです。

 

かと思えば、履いているパンツが可愛い猫柄だったり……。

同級生の元気な神楽(かぐら)に何かと絡まれたり、振り回され型のクールビューティー・榊さんは、今も大好きなキャラクターです。

ちなみに声を担当したのは、浅川悠さんでした。

 

 

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「犬夜叉」桔梗


©高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2000
アニメ「犬夜叉」より引用

 

名作「戦国お伽草子 犬夜叉」からは、物語の鍵を握る悲運の巫女・桔梗(ききょう)さまを。

戦国時代を舞台にした、恋と戦いの冒険物語です。

 

桔梗は主人公の犬夜叉が、初めて愛した女性でした。

あらゆる願いを叶える宝玉・四魂(しこん)の玉を守る巫女の桔梗。

犬夜叉も最初は、四魂の玉を狙う一人でした。

 

しかし強い霊力と弓の腕を持つ桔梗には敵わず、いつも敗北していました。

それでも懲りずに挑んでくる、犬夜叉。

妖怪と人間のハーフというコンプレックスを持つ犬夜叉は、玉の力で妖怪になろうとしていたのです。

 

そんな彼を見ているうちに、ふと巫女ではなく、一人の女性としての顔を見せるようになった桔梗。

一個人より、常に正しい巫女でいなければならない。

彼女には、人間にも妖怪にもなれない犬夜叉が、ふと自分に近く思えたのです。

 

同じ孤独を持つ者、二人。

彼らが心を通じ合わせたのは、当然のことだったのかもしれません。

桔梗は犬夜叉に持ち掛けます。

「玉を使って、人間にならないか」と。

 

正しく使えば、四魂の玉は消滅する。

そうすれば自分も巫女ではなく、一人の女性になる。

人間の男女として、共に生きようと……。

犬夜叉はそれを受け入れ、二人は約束を交わすのですが……それは、実は悲劇の始まりでした。

 

ネタバレになるので詳細は省きますが、二人は誤解し合ったまま戦い、桔梗は死亡。

犬夜叉は長い眠りにつきます。

 

長い長い時間を経て、犬夜叉の眠りを覚ましたのは、桔梗の生まれ変わりの少女でした。

「もう一度、犬夜叉に会いたい」

桔梗のその願いが、二人を巡り合わせたのです。

実はその後、桔梗の魂が分かれて生き返ったりと、さらに複雑かつ悲劇的な運命が彼らを襲います。

 

そんな中、悲しみ、怒りや妬みに苦しみながらも、巫女として使命を果たそうと、孤独に戦う桔梗。

悲劇の中で、彼女の凛々しさ、美しさは、更に輝きます。

白い肌に長い黒髪、巫女の緋袴。

作品中一、二を争う美貌の桔梗は、今見ても魅力的な人物です。(ちなみにクールビューティ一位を争うのは、男性の殺生丸です笑)

 


 

以上が無表情、無口なヒロイン2選。

かなり特殊なカテゴリですが、独特な魅力を持っているのもまた事実。

今後も発見したら続々追加していきますが・・・かなり限られているので難しいかもしれませんね。笑

 
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