現在、大人気放映中のアニメ「ポプテピピック」。

残すところ、とうとうあと一話です。

人気の理由はいくつもありますが、その中の一つに「毎回、主人公達の担当声優さんが違う」という点があります。

しかも、新人からベテランまで、豪華メンバーばかり!

 

話数ごとに、担当した方をご紹介させて頂きます。

今回は十一話目。

ちなみに、Aパート(本放送)とBパート(再放送)でも、毎回担当が代わります……なんて贅沢!

 

 

アニメ「ポプテピピック」第十一話Aパートの声優

第十一話目のAパートで主人公達を演じたのは、

ポプ子=水樹奈々さん
ピピ美=能登麻美子さん

でした。

 

声優二人の共通点

「地獄少女」「NARUTO」「いちご100%」「ケロロ軍曹」など、複数の同じ作品に出演されています。

中には、あまり共演場面が無い作品もありますが……。

またお二人とも美人で、大人気の女性声優さんという点が共通していますね。

 

声優・水樹奈々さんについて

声の特徴 透明感のある、美しく可憐なお声です。
ヒナタや朧さまなど、少女や女性役の時の、高い可愛らしい声の印象が強いです。
「BLOOD-C」の小夜など、凛々しく意思の強い女性役の時は、ガラリと印象が変わりますが。
代表作 「バジリスク ~桜花忍法帖~」のヒロイン・朧や、「いちご100%」の南戸唯、「BLOOD-C」の主人公・更衣小夜(きさらぎ さや)。
他にも「鋼の錬金術師」の護衛少女ランファン、「イタズラなKiss」の主人公・相原琴子、「NARUTO」(ナルト)の日向ヒナタ、「地獄少女」の柴田つぐみ。
「ハートキャッチプリキュア!」の花咲つぼみことキュアブロッサムなど、メイン級キャラクターの役は枚挙に暇がありません。

 

声優・能登麻美子さんについて

声の特徴 役により、かなり印象が異なります。
「犬夜叉」のりんちゃんなど少女役の時は、高く可愛らしい、無邪気な声。
「有頂天家族」の弁天さまなど妖艶な女性役の時は、低く落ち着いた、色気のある声に。
最初はあまりに印象が違い過ぎて、同じ方が演じていることに気付きませんでした。
可憐な少女から妖艶な美女まで演じ分ける、本当に凄い方です。
代表作 「ケロロ軍曹」の世紀末少女アンゴル=モアや、「スクールランブル」の塚本八雲、「NARUTO」の可愛いナメクジ・カツユ。
「いちご100%」のメインヒロイン・東城綾、「地獄少女」の主人公・閻魔あい。
「無限の住人」の作中最強剣士・乙橘槙絵、「有頂天家族」シリーズの半天狗・弁天、「CLANNAD クラナド」の一ノ瀬ことみなど、こちらも出演作が多く。
まだまだ書き切れません。個人的には「犬夜叉」「犬夜叉 完結編」の逞しいプリティ幼女・りんちゃんの印象が強いのですが。
あ、「戦国BASARA」のお市さま役も、忘れてはいけませんね。

 

 

アニメ「ポプテピピック」第十一話Aパートポプ子、ピピ美の感想

冒頭から「エイサイハラマスコイ踊り」を高い歌唱力で、熱唱するポプ子……。

 

ⓒ大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード
アニメ「ポプテピピック」より引用

 

その歌声を聴いた瞬間、「これは……水樹奈々さま……!!」と、ビビッときました。

歌手としても活躍する、水樹さんならではの歌声ですよね。

そして、聴いた瞬間に誰の声か分かるのも凄いなあ、と……。

 

水樹さんのポプ子は無邪気で愛らしく、能登さんのピピ美は落ち着いてて頼もしく。

巨大化したピピ美の「サイエンス……」とか、妙な味わいがありました。

 

「ポプテピクッキング」で「オムライスに、ケチャップでハートを描いたげる☆」「やだ、やっぱり恥ずかしい~!」というポプ子も、とても可愛かったです。

 

ⓒ大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード
アニメ「ポプテピピック」より引用

 

最後の、サメと戯れる夢を見る場面も。

二人とも、とても役がハマっておられました。

 

「ポプテピ昔ばなし」では、ピピ美と離れたくないばかりに木に同化してしまったポプ子……。

 

ⓒ大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード
アニメ「ポプテピピック」より引用

 

今回も仲良しで、微笑ましいですね。

「離れとうございません~!!」と……。

なんだか毎回毎回視聴者は、二人の仲の良さを、見せつけられてきたような気も……。

 

ピピ美は、場面によっては「今のは、有頂天家族の弁天さまに近い声……!」と感じる場面もありました。

ふっと、色っぽいお声になるんですよね。

 

それにしても今回は、冒頭から「ボブネミミッミ」まで、エイサイハラマスコイ踊りを推してましたね。

オープニングが全編、クラブミュージック風(?)のエイサイハラマスコイ踊りでしたし。

軽快に踊るポプ子が可愛く、DJとして盛り上げるピピ美と、訳が分からないながら面白かったです。

 

声優ネタではなくて恐縮ですが、ボブネミの「ぬるぬる動くエイサイハラマスコイ踊り」は本当に滑らかな動きで、お見事でした。

 

そして嘘予告「星色☆ガールドロップ」は、思いがけない内容で……。

予告はこれで終わりなので、続きは見られないのでしょうか。

 

ⓒ大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード
アニメ「ポプテピピック」より引用

 

まさか次回の最終回で、ガールドロップをやる、なんてことはしないと思いますが。

予告でもずいぶん楽しませてもらったので……これで終わりと思うと、とても寂しいです。

「もう一つの本編」と言っても良いほど、密かに楽しみにしておりました。

 

 

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アニメ「ポプテピピック」第十一話Bパートの声優

第十一話目のBパートで主人公達を演じたのは、

ポプ子=郷田ほづみさん
ピピ美=銀河万丈さん

でした。

 

声優二人の共通点

「装甲騎兵ボトムズ」に、揃って出演されています。

またお二人とも、長く活躍しておられる大御所の、男性声優さんであること。

あと洋画の吹き替えなど、アニメ以外でも活躍されていることが共通しています。

 

声優・郷田ほづみさんについて

声の特徴 低くて威厳のある、落ち着いたお声です。
レオリオなど役によってはコミカルになりますが、シリアスな役の時の印象が強いです。
代表作 「装甲騎兵ボトムズ」の主人公キリコ・キュービィや、「HUNTER×HUNTER」の人情味溢れるハンター・レオリオ。
「しおんの王」のプロ棋士・羽仁真や、「マジンボーン」のドラゴンボーンなどが有名です。

 

声優・銀河万丈さんについて

声の特徴 低く威厳のあるお声です。
どちらかと太い男性らしい声ですが、落ち着きがあり、とても聞き取り易いです。
代表作 「機動戦士ガンダム」のギレン・ザビや「サイボーグ009」の005ことジェロニモ・ジュニア。
「装甲騎兵ボトムズ」のナレーターと、ジャン・ポール・ロッチナ。
「北斗の拳」のサウザー、「血界戦線」の老執事ギルベルト・F・アルトシュタインなど、出演作が多数あります。個人的には懐かしの作品ですが、名作「タッチ」の主人公の同級生・原田正平くんが印象的です。

あとはアニメではありませんが、生活情報番組「ぴかぴかマンボ」のナレーターの印象が強いです。
長年、見続けてきましたので……。

 

 

アニメ「ポプテピピック」第十一話Bパートポプ子、ピピ美の感想

お二人とも成人男性なので、女子中学生の役をやると違和感がもの凄かったです……。

しかし、だからこそAパートとのギャップが際立って、より面白いのですが!

冒頭のテンションの低い「エイサイハラマスコイ踊り」など、妙に味があって笑ってしまいました。

 

ただし今回、メイン話の「呪館」はゲストキャラクターメインで、ポプ子とピピ美の出番がほとんどなかったので……。

もっと、郷田&銀河ペアのポプピピの声が聴きたかったなあ。

いえ、これはこれで怖くて、とても面白かったですけれど。

 

わざとなのか、キャラクターの顔がところどころでバランスが崩れるのが、アンバランスで怖いし……。

そしてゲストキャラ・ハヤトの顔が、一瞬アスキーアートっぽかったりと、今回も芸が細かくて感心しました。

ホラー映画にはあまり詳しくないのですが、元ネタを知っていれば、さらに楽しめたかもしれませんね。

 

そして声優ネタではないのですが、後半の「呪館」は画面下にワイプが切ってあり、稲川淳二風の人が解説しているのが凄く面白かったです。

 

その点があるので、個人的に「呪館」はBパートの方が笑えました。

 

ⓒ大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード
アニメ「ポプテピピック」より引用

 

「今、トイレのドア閉めてなかったでしょ。育ち悪いねー」

「女の子、居た。私見たもん」

「まずいなまずいなー」

など。

 

思わず本編より解説(?)に注視してしまい、そちらばかり聴いておりました……(笑)。

いかにもな付け髭も、気になってしまって……。

AパートとBパートの違いが声以外にも色々あり、飽きないのが良いと思います。

 

残すところあと一話ですが、ここまで毎回趣向を変え、予想の斜め上を行き、視聴者のド肝を抜き続けた……。

チャレンジャーな内容と、ハイクオリティな映像。

全力で悪ふざけするような、そんなポプテピピックが大好きです。

 

あと、たった一話で終わってしまうなんて、本当に寂しいです……。