2018年1月よりファン待望の「七つの大罪」の新シリーズの放送がはじまりました。

週刊少年マガジン連載中の鈴木央原作「七つの大罪」のアニメ化は第1期「七つの大罪」全24話、テレビSP「七つの大罪 聖戦の予兆」全4話と続き、今回の第2期「七つの大罪 戒めの復活」という流れ。

 

 

原作の鈴木央先生と言えば勝手に苦労人のイメージがあります。

若い世代の方は週刊少年マガジンの「七つの大罪」のイメージが強いかもしれませんが、90年代に漫画を読んでいた世代になると週刊少年ジャンプの「ライジングインパクト」の方が名作だったなどという声も聞こえてきます。

 

「七つの大罪」のアニメを見て「あれ?この絵見たことある」と感じるアラサーも多いかもしれません。

 

鈴木央先生は打ち切りや移籍を繰り返し週刊少年漫画雑誌「ジャンプ」「サンデー」「チャンピオン」「マガジン」の4誌全てに連載を持った経験のある数少ない漫画家。

これまでの作品のファンは第1期「七つの大罪」のアニメ化を知ってどれほど喜んだかわかりません。

 

アニメ「七つの大罪」も2018年1月から第2期の放送が開始されました。

一ファンとして嬉しくて仕方ありません。

 

鈴木央先生、本当におめでとうございます。

第1期を見逃した方も是非追い付いて見てほしいので少し解説させていただきます。

 

アニメ「七つの大罪」とはどんなアニメ?


(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪」製作委員会・MBS
アニメ「七つの大罪」より引用

 

人間と人間以外の種族が共に暮らす世界。

リオネス王国には「七つの大罪」という最強の7人の大罪人によって構成された騎士団がありましたが、国を裏切りの濡れ衣を着せられ逃亡します。

 

その後の王国内は「聖戦」での戦いを望む血の気の多い騎士団が暴走。

第3王女エリザベスは荒れ果てた国を救うべく伝説の騎士団「七つの大罪」探し、団長のメリオダスに出会い、他の団員探しの旅に出ます。

 

6人まで集結した「七つの大罪」は裏切りの濡れ衣を着せた2人の聖騎士長ヘンドリクセンとドレファスとの対決に勝利しました。

ヘンドリクセンは3000年前の聖戦で封印された魔人族を復活させ「聖戦」起こすことを目論んでいたのでした。

「七つの大罪」によりリオネス王国は平和を取り戻したかと思いましたが…!

 

ここまでが第1期の内容。

 

アニメ「七つの大罪」の登場人物

「七つの大罪」の世界では王道ファンタジーらしく、人間族、妖精族、巨人族、魔人族、女神族の5種族が登場しています。

人間族以外はどの種族もかなり長生きできるようです。

 

「七つの大罪」の1人キングことハーレクインは名前の通り妖精族の王。

 


(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪」製作委員会・MBS
アニメ「七つの大罪」より引用

 

妖精らしくいつも空中に浮かんでいます。

幼い見た目ですが1300歳。

 

巨人族のディアンヌも「七つの大罪」の一人で身長約9mと大柄でタフな肉体と怪力の持ち主ですが、内面はピュアな女の子。

 


(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪」製作委員会・MBS
アニメ「七つの大罪」より引用

 

身長が大きいことを気にしてサバを読んでいます。

 

魔人族は3000年前の聖戦で他の4種族に封印されていましたが、その時のメンバーがまだ生きていて復活を待っているようです。

「七つの大罪」団長のメリオダスが時折見せるのは魔人族の力のようですが今のところハッキリしません。

 


(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪」製作委員会・MBS
アニメ「七つの大罪」より引用

 

女神族はアニメ第1期ではほとんど正体不明。

リオネス王国の地下にある巨大な角笛で交信できるますが姿は見えず謎の種族です。

 

わかりやすいストーリーですし、バトルシーンも多いので勢いで話についていけるのも助かりますます。

最近ラノベ原作のファンタジーもののノリについていけなくなって、自分の年齢を感じてしまった方もチャレンジしてみてください。

きっと久しぶりに楽しめるファンタジーアクションアニメですよ。

 

 

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そして、「七つの大罪」で忘れてはいけないのがマスコット的存在のホーク。

 


(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪」製作委員会・MBS
アニメ「七つの大罪」より引用

 

メリオダスが経営する酒場「豚の帽子亭」の「残飯処理騎士団」団長しゃべる豚のホークが可愛いく魅力的なのでついつい応援してしまいます。

ホークは気がよく仲間思いで最高の豚。

 

ホークの母親ホークママはちょっとした山くらいありそうな巨大な緑色の豚で酒場「豚の帽子亭」を頭に載せて歩いて移動しています。

ホークファンとしてはホークもいつかはあのサイズになるのかと要らぬ心配をしてしまいます。

 

第2期になるとみんなの衣装も変わってますが、ホークにも新機能追加!

「七つの大罪」メンバーの魔術師マーリンに魔眼付きのタグ(ピアス?)をもらってデスノートの死神の目みたいな視界になり、みんな戦闘力が見えるようになります。

機能的にはドラゴンボールのスカウターみたいな感じですね。

 

武力、魔力、気力、闘級が数字になって見える豚のホーク。

何の役に立つかはわかりませんが、とりあえず強すぎる人を見かけたら無理せず逃げて生き延びてほしいです。

第1期ラストは本当に体張りすぎで死んだと思って泣くところでした。

 

第2期はあまりに強すぎる魔人族の復活からはじまります。

メリオダスと魔人の関係も気になりますし、第1期のラストで見せるエリザベスのいつも隠している右目の力。

あれは女神族と何か関係があるのでしょうか?

 

気になる伏線もいっぱいあるので次のお話がどうなるのかワクワクして、1週間が待ち遠しい日々が続きそうです。

 

 

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アニメ「七つの大罪」の注目カップル

さて、アニメ新シリーズが始まった、「七つの大罪」。

その中には、色々な人間関係が登場しますね。

原作者の鈴木央先生は、素敵な恋を描くと定評がある方なので、気になるカップルもたくさん登場します。

 

ここからは注目の主要カップルをご紹介します。

まだ知らない方は、ぜひこの機会に過去シリーズから視聴してみて下さいね。

もちろん物語やキャラクター、バトルも魅力的ですから。

 

 

メリオダスとエリザベス


(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪」製作委員会・MBS
アニメ「七つの大罪」より引用

 

主人公のメリオダスとメインヒロインのエリザベスは、一見「お姉さんと弟」に見えるペア。

 

見た目は可愛い少年のメリオダスは、実は莫大な賞金がかけられた大罪人。

かつて王国転覆を企てたと言われる、「七つの大罪」という七人組のリーダーです。

 

実はそれは、ある人物のかけた冤罪なのですが……。

今は散り散りになった、七人の仲間達。

メリオダスは巨大豚の頭の上で、酒場「豚の帽子亭」を経営しながら潜伏していました。

 

そんな彼に、「王国を救って欲しい」と依頼をしたのが、リオネス王国の第三王女・エリザベス。

二人は各地に潜伏した仲間達を探しながら、国を揺るがす陰謀に立ち向かう……というのが、基本のあらすじ。

 

個性豊かな仲間達に、国を揺るがす陰謀。

そして、命を削るバトル。

 

エリザベスは掴めない性格ながら、いつもしっかり彼女を守り、仲間達を気にかけるメリオダスに惹かれていきます。

子供の外見ながら、実は何千年も生きているメリオダス。

多くを語らず謎が多い彼ですが、不思議と人を安心させる頼もしさがあります。

 

そして実はメリオダスは、エリザベスをずっと前から知っていたようです。

仲間想いのメリオダスですが、彼が何より優先するのがエリザベス。

彼女を守る為になら、どこにでも赴き、身体を張って戦います。

 

エリザベスも意識を失った彼を抱きしめて「あなたのいない世界に意味は無い」と涙を流すほど、常にお互いを想っています。

見た目は姉弟のような二人ですが、実は熱々の恋人達。

 

そして彼らの恋を阻む、神や魔人族の影が・・・。

メリオダスが語らない過去など、まだまだ気になる点があります。

二人が「豚の帽子亭」で、穏やかに小豚のホークと過ごす日常が戻りますように。

 

 

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キングとディアンヌ


(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪」製作委員会・MBS
アニメ「七つの大罪」より引用

 

そして「七つの大罪」のメンバーである、キングとディアンヌ。

 

小柄な妖精族の王・キングと、巨体を持つ巨人族の少女・ディアンヌ。

少年にしては小さなキングと、10メートル近い身長のディアンヌ。

二人は身体の大きさが違い過ぎて、並んで立つと画面に収まりません。

 

キングが飛んで、彼女の顔の近くに行く光景は可愛いですが。

しかし二人は、切っても切れない深い縁で結ばれています。

何せ500年もの長い時間を、共に過ごして来たのですから……。

 

かつて巨人族の掟に馴染めず、一人暮らしていた幼いディアンヌ。

彼女が助けたのが、重症を負い記憶を失ったキングでした。

 

二人は500年間、森で仲睦まじく暮らしました。

ディアンヌの髪型も服も、キングがコーディネートしたもの。

 

幸せな生活の中、キングはディアンヌに「ずっと好きでいる」と約束しました。

 

ところが記憶を取り戻したキングは、妖精王の役目を果たす為に飛び出します。

しかし、時既に遅し。

 

妖精達は人間に虐殺され、その復讐の為に人間達を殺していたのはキングの親友でした。

キングは親友を止める為に殺し、仲間殺しの罪を背負いました。

そしてディアンヌから、自分と過ごした時間の記憶を全て消し去ります。

 

二人が再会した後も、ディアンヌは昔のことを思い出せないまま。

キングは心の中で、思い出と彼女への好意を大切に持ち続けています。

ディアンヌがピンチな時も、「今度こそ大切な者を守る」と、彼女の前に立ち塞がります。

「どうして、ボクの為にそこまでするの?」と不思議がり、キングが気になるディアンヌ。

 

二人はまた心を通じ合わせ、幸せになれるのか……そして、ディアンヌの記憶は戻るのか。

行く末が気になる、可愛いくて切ないペアです。

 

 

バンとエレイン


(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪」製作委員会・MBS
アニメ「七つの大罪」より引用

 

そして、個人的に特に気になるペアがバンとエレインです。

 

「七つの大罪」のメンバーであるバンと、キングの妹のエレイン。

バンはスラム出身の盗賊で、エレインは妖精族の聖なる姫君です。

 

本来なら、まるで接点のなさそうな二人。

しかし彼らは、お互いを深く深く想う、ラブラブカップルなのです。

 

ちなみに長身に逞しい体格、鋭い目付きのバンと、外見は少女のように幼く、清らかで可愛いらしいエレイン。

二人は、見た目も正反対。

身長差も約60センチと、見事なデコボコぶりです。

 

しかし、そのギャップが可愛い。

兄のキングが失踪した後、たった一人で妖精族の森を守っていたエレイン。

不老不死をもたらす「生命の泉」を賊から守り、侵入者を排除し続けた彼女は、心の醜い人間ばかりを見てきました。

 

孤独で退屈な、700年の時間。

 

そしてある日、ひょっこりと現れたのがバンでした。

例に漏れず、泉の水を狙うバンを排除しようとしますが、なぜか上手くいかず……。

 

その上、自分を傷つけず水の入った聖杯だけ奪おうとしたり、あっさりと諦めたり、それまでの賊とバンとの違いを感じます。

バンもまた、一人ぼっちのエレインを喜ばせようと、秘蔵のエール(酒瓶)のラベルコレクションを披露しました。

共に過ごすうち、不思議な居心地の良さを感じるようになる二人。

 

そして七日目、バンは提案します。

「お前の兄貴を連れ戻して、役目を交代させよう。そして、俺と一緒に旅に出よう」と。

嬉しさのあまり、バンに抱き着くエレイン。

 

しかし……。

幸せの絶頂で、泉を狙う魔人が現れます。

共に重症を負い、死にかける二人。

 

瀕死のバンは、エレインに泉の水を飲むよう言いますが……。

エレインは最後の水をバンに飲ませ、命を落としました。

不老不死になったバンは、エレインを生き返らせる術を探してさ迷います。

 

その為なら、一度は親友のメリオダスと敵対したほど。

 

そしてエレインも、死者の都からずっとバンを想い続けています。

いつか再会する日を夢見て……。

 

しかし新シリーズで、まさかのエレインの悪落ち&復活展開が。

バンに想いを寄せるジェリコが登場したり(とても良い子ですが)、まだまだ波乱続きの二人。

エレインが完全に復活して、共に暮らせる日は来るのか……彼らもまた、幸せになって欲しいペアです。

 

ちなみに新シリーズでは、お揃いの制服で、酒場で働く二人。

とても可愛いので、ぜひ見て下さいね。