アニメ「十二大戦」の魅力!

西尾維新先生が原作の超絶王道バトルロワイヤル作品。

しかし、キャラクターの描き方が上手いですし、ストーリー展開は綿密。

「王道」と、西尾維新先生が描く「邪道」が上手くかみ合っている非常に面白い作品です。

今回はその魅力を余す所なくご紹介します。

 

 
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アニメ「十二大戦」とは|あらすじ

西尾維新の小説が原作で、イラストは中村光が担当しているアニメ。

2017年10月から12月の全12話完結。

 

シーズンをまたいで続くアニメが多い最近では珍しく、ワンシーズンという短期でしっかりストーリーが終結しているアニメです。

ちなみに、原作の方は続編の「十二大戦対十二大戦」があります。

 

この作品は・・・12年に1度、十二支による大戦が開催される世界の話。

誰か1人が生き残るまで殺し合いが続くというバトル・ロワイアルが繰り広げられます。

勝ち残った1人には、どうしても叶えたい願いが1つ叶えられることが約束されています。

作品化されている内容は。その大戦の12回大会という設定。

 

 

アニメ「十二大戦」の魅力

設定は、ありがちなバトル・ロワイアル的な内容ですが・・・

そこに参加するキャラクター達が十二支というところに面白さがあります。

 

十二支のキャラクター達にはそれぞれ肩書きのようなものを持っています。

例えば、子の戦士である寝住には、「うじゃうじゃ殺す」という肩書きがあります。

 


西尾維新/集英社・十二大戦製作委員会
アニメ「十二大戦」より引用

 

卯の戦士憂城は「異常に殺す」


西尾維新/集英社・十二大戦製作委員会
アニメ「十二大戦」より引用

 

寅の戦士の妬良は「酔った勢いで殺す」といった感じです。

 


西尾維新/集英社・十二大戦製作委員会
アニメ「十二大戦」より引用

 

ちなみに衝撃を受けた肩書きは、丑の戦士の失井の「ただ殺す」です。

 


西尾維新/集英社・十二大戦製作委員会
アニメ「十二大戦」より引用

 

「え・・・ただ殺すって・・・」と思ってしまいました。笑

 

通常の戦闘時にはこうした肩書きを名乗ってから戦い始めることがほとんど。

いちいち「うじゃうじゃ殺す、寝住」といった感じで名乗ってからスタートするところが、ただの殺し合いじゃない感じで面白かったです。

 

 

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アニメ「十二大戦」はキャラクターの能力が凄い

それぞれの戦士は、戦闘に役立つ能力を秘めています。

 

例えば、酉の戦士の庭取は、あらゆる鳥類と意思疎通ができるという「鵜の目鷹の目」という能力を備えています。

 


西尾維新/集英社・十二大戦製作委員会
アニメ「十二大戦」より引用

 

亥の戦士の異能肉は、「湯水のごとく(ノンリロード)」という能力により、弾切れすることなく機関銃を撃つことができます。

 


西尾維新/集英社・十二大戦製作委員会
アニメ「十二大戦」より引用

 

中でも怖いと思った能力は、卯の戦士の「死体作り(ネクロマンチスト)」。

 

殺した相手をゾンビ状態で使役できるのです。

本人が言うにはお友達になるということらしい・・・。

その発想がまた怖いと思わせました。

 

ただストーリー上、ずっと能力が伏せられていたのが子の戦士・寝住。

戦闘的にも普通な感じでしたし、どんな能力なのだろうとずっと謎。

それは最終話で明らかになり、思ってもみなかった能力だったので驚き、斬新だと思いました・・・。

 

そんな点もありがちなバトル・ロワイアル的内容を、より面白くしてくれています。

 

 

バトルロワイヤルの王道アニメ|予測がつくストーリーが面白い

テレビアニメ「十二大戦」最終回直前!! 終焉PV

西尾維新/集英社・十二大戦製作委員会
アニメ「十二大戦」より引用

 

十二対戦のストーリーの流れとしては、だいたい1話ずつで1つの戦闘が終わっていく感じ。

つまり戦闘ごとに1人ずつ死んでいくといったパターンです。

その回は死んでいくキャラクターの過去などがクローズアップされるため、だいたい予告を見れば次は誰が死ぬのか、誰が生き残っていくのかが予測できてしまいます。

 

普通、ストーリー展開がほぼ予測できてしまうとつまらなくなるもの。

しかし、この十二大戦はほぼ次は誰が死ぬとわかっても、逆に予想が当たる嬉しさ、爽快さがあり、楽しみながら見ることができました。

 

死ぬ運命であろうキャラクターの過去を掘り下げて、どういった人物なのかがある程度把握できてから戦闘に負けていくので、そのキャラクターに対して気持ちが入り込みます。

何とも言えない悲しみが押し寄せて泣くこともあり、感情移入しながら見ていました。

ただの殺し合いのアニメではなく、人情味あふれた内容もしっかり含まれていてよかったです。

 

もちろん、予想外の展開にいくこともあり、かなり衝撃を受けることができ、楽しめました。

 

 

アニメ「十二大戦」で衝撃を受けたキャラクター

とにかく衝撃を受けたキャラクターは卯の戦士の憂城。

 

見た目も上半身裸、サスペンダーにホットパンツ、ハイヒールといった異彩を放つ感じです。

他の戦士はほぼ素性が明らかにされているのですが、なぜかこの憂城は、本名、生年月日、身長体重などが謎となっています。

 

ストーリーでも過去が一切明かされず、正直その部分を楽しみにしていた視聴者としては、この点は少し残念でした。

謎のまま死んでいってしまったため、より謎が謎として残って気になるキャラクターです。

 

 

アニメ「十二大戦」はラストがかなり意外(ネタバレ含む)

おおよそストーリー展開が予測できたアニメだったのですが、ラストはかなり予想外の展開となりました。

そのため、見終わった今でも記憶に残るアニメとなったのかもしれません。

 

ネタバレになってしまいますが、最後生き残るのは寝住。

戦闘能力的には他の戦士よりも劣っているように見えた戦士だけに、意外でした。

しかもその能力が「ねずみさん(ハンドレッド・クリック)」という100通りの分岐を同時に実行できるというもの。

本当に驚きの能力でした。

 

しかも、勝利者に与えられる「必ず成就できるという願い」に対して寝住がした願いも意外なものでした。

100通りの分岐で実行した結果出た寝住の願いはなんと、「願いを叶える権利を持っていたことを忘れる」だったのです。

これまた衝撃を受けた願いが出ました。

 

正直そんな願いでいいのかと思ってしまうぐらい。(;´Д`)

ですが、これこそが100通り考えることができる寝住ならではの願いなのかもとも思いました。

意外性がラストにドーンとくるストーリーでしたので、かなり記憶に残るアニメとなりました。

 
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